みんなのシネマレビュー |
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1. グラディエーター 自分は高校で世界史を選択していなかったため、知識は中学レベルなのだけど、ちゃんとローマ史に興味を持たせてくれる内容である。コンモドゥスも実在の人物なのだと知り、勉強になった。ラッセル・クロウの体躯を活かした凄みと円熟の演技ともいえる渋みが効いた一大スペクタクルとしても堪能できる。教養と娯楽の両方で楽しめる作品。8点(2005-02-04 21:51:05) 2. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち ウィルは自分に似ている。あ、もちろん頭じゃなく。(すみません、言ってみたかっただけです…)。私も人と深い関わりを持つのが苦手で、友情や恋愛も上っ面なのだ。そう、他人に心を開かず、自分が傷つかないフィールドでしか生きていない。そんな所がウィルと似ている。ロビン先生の「心の核心に触れると話題を逸らすのは自己防衛の表れ」とか「一生このままでいるのか?」など、心にズキリと刺さるセリフやシーンも多かった。正に自分がセラピーを受けているようだった。ウィルは劇中で旅立ったけど、自分は…。しっかり取り残されたままである。6点(2004-07-29 23:53:18)(良:1票) 3. 紅の豚 宮崎アニメでは一番合わなかった。大人の世界を描いているからと思う。もちろん、それが悪い訳ではない。ただ自分の好みの問題。やっぱ、少年少女が主人公のがいい。ラストの素手の決闘もシラけた。3点(2004-03-18 23:56:47) 4. クリフハンガー 『ダイ・ハード』もどきだが、ステージを雪山に置き換えることによって、登山の専門性を駆使する“雪山アクション”という新境地を開拓することに成功。それが功を奏して、十分に見応えある作品となり、展開・迫力とも満足できた。特に冒頭の宙吊りシーンは圧巻の描写力で、ジワジワと迫る死の恐怖に思わず手に汗握る。7点(2004-03-14 16:57:55) 5. クイズ・ショウ 地味な作品ながら、役者さんが光っている。前チャンピオンを演じたジョン・タトゥーロはその風貌も良かったし、演技力も一級品だと思う。テレビ番組を製作する立場の人なら、盛り上げるための演出を第一に考えるのは仕方のないこと。その理論の中では、出場者や視聴者への配慮は後回しになるのだ。特に感銘を受けるということもなかったが、落ち着いた良作という印象を受けた。6点(2004-03-10 00:37:25) 6. クレイマー、クレイマー ダスティン・ホフマンの演技の上手さに感服。突然離婚を突きつけられ、家庭でのドタバタやイライラと格闘する様は涙を誘う。親権を巡っての裁判もリアルに描くことによって、法廷の残酷さをまざまざと見せつけられ心苦しい。ひとえに役者陣の演技が素晴らしく、監督から親へのメッセージに十分な説得力を持たせている。親の立場で見たら、逃げ場を失くされる映画だけど。子役もスゴイと思ったら、やっぱりアカデミー助演男優賞にノミネートされてたんだね。納得。8点(2004-03-05 00:49:58)(良:1票) 7. クール・ランニング 元ネタとなった素材がスバラシイ!まさに映画向きな、脚色しやすい実話といえる。作品全体を包む何とも言えない陽気な雰囲気がたまらなくイイ。ギャグが大袈裟に誇張された場面も目立つが、それもご愛嬌。こんな娯楽作品が出来て嬉しい。ネタを提供してくれたジャマイカチームに感謝感謝。7点(2004-02-28 22:18:39) 8. グリーン・デスティニー ワイヤーアクション以外に見所を感じなかった。それすらやり過ぎの感がある。ストーリーは連続ドラマを総集編としてつなげた感じ。BGMの二胡の音色は心地よかった。結局、伝説に入り込めなかった。最後も泣けないよぅ。 4点(2003-12-21 16:43:23)
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