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1. クリムゾン・タイド
ボタンを押せば、祖国は滅びないかもしれないが、世界が滅びるかもしれない。ボタンを押さなければ、世界は滅びないかもしれないが、祖国が滅びるかもしれない。そんな選択に迫られた、二人の人間の物語。10点(2004-01-17 03:37:11)
2. クイール
個人的には比較的よく出来た映画だと思いますが、このサイトの平均点は、現時点で5.7点。決して高くはありません。また棒グラフを見ると、かなり得点の分散が激しいのが特徴です。思うに、この映画は標準的な観客に受け入れられる内容を目指して、成功したものの、犬や盲導犬やドキュメンタリー版に思い入れのある人に、受け入れられなかったのだと思います。
ごく単純に「泣ける」映画を観たい人には、この映画は、むしろ良く出来た作品に見えたと思います。クイールの感情表現や、シンプルながら感動出来るストーリー・脚本は、基本を押さえたものでしたから。
ただ、テーマの関係上、犬好きなひと・盲導犬と関わった人も観ることになり、一般ウケを狙った「シンプルさ」や「あざとさ」が、その人たちに受け入れられなかったのだと思います。きっと彼らは「犬はこんなもんじゃない」「盲導犬の本質を描いていない」「CGで嘘臭い顔を描くなんて許せない」などと思ったのだと思います。また、ドキュメンタリーという『原作』がこの映画には存在し、小説の映画版が、小説ファンに受け入れられないのと同様に、彼らからも低評価を受けることになったのだと思います。
もちろん、この映画に批判的なこと自体を否定する気は、全くありません。私が言いたいのは、この映画は、上記のような思い入れがなく、かつ単純に泣ける映画を観たい人には、オススメできるということです。そして、映画という作品の時間&表現の制約上、どうしてもシンプルな描き方をせざるをえないという前提の上で、「犬の可愛さ」や「盲導犬という存在」を、これまで興味が無かった人にも伝えたことが、この映画の一番の功績だったということを、犬や盲導犬やドキュメンタリーに思い入れのある方にも、分かっていただければ嬉しいということです。7点(2005-03-10 05:36:38)《改行有》
3. クロコダイルの涙
ゴシックホラーの匂い漂う、幻想的な映画なのだが、それだけで終わってしまった気がする。観たのは1年以上前だが、テーマ・細かなストーリー展開・キャラクターの心情は思い出せない(印象に残っていない)。しかし全体を覆っていた、暗く静かで陰鬱で儚さを感じさせる「雰囲気」は覚えているのも確か。筋だったストーリーや躍動感の溢れる展開を望まず、そういった「雰囲気」で満足できる人には良いのかもしれない。5点(2004-01-19 05:36:13)
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2 | 10 | 4.76% |
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3 | 15 | 7.14% |
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4 | 20 | 9.52% |
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5 | 40 | 19.05% |
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6 | 45 | 21.43% |
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7 | 34 | 16.19% |
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8 | 20 | 9.52% |
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9 | 12 | 5.71% |
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10 | 12 | 5.71% |
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