|
1. グラン・トリノ
《ネタバレ》 39人の平均が8.6点は高すぎにしても、評価の高い映画だとは思う。
けど、好みじゃないんだよね。
ミリオンダラーほどの辛さはないけど、やっぱイーストウッドは暴力的なことを描くのが好きなんだなぁ、って思う。
この映画の訴えどころ、感動のあたえどころ、にあれほどの暴力は必要ないと思う。
そういう思いでみてみると、つっこみどころはいろいろある。
・タオが同民族のギャングに仲間入りのテストと、そそのかされグラントリノを盗もうとして失敗するのだが、それで、ギャング達からあれほどの仕打ちを受ける必然性がない。
・ギャングによってスーが犯され、家を襲撃されるが、誰が犯人か、警察に言わない。のが「クチの固い民族」でかたづけられているが、いかにも変。
・最後に、ウォルトが一人丸腰でギャングに向かっていくが、ライターを出しただけであれほどメッタ撃ちにあうことが不自然。確率的にはギャング側から撃ってこないことが十分に考えられたハズ、もしそうなった時、ウォルトはどうしたのだろう。丸腰だから、そのままスゴスゴと帰ってくるしかなかったのでは?
この映画のテーマは理不尽な暴力が存在する、ことを訴える ものでないと思いたい。
[映画館(邦画)] 7点(2009-05-04 19:13:44)《改行有》
2. クライシス・オブ・アメリカ
《ネタバレ》 第1番で投稿できてうれしいです。JALの機内で見ました。前評判もなにも知らない白紙の状態で見た分は少しイイ点になっているかもしれません。デンゼルはいろいろな役をやっていますが、この映画も彼のイメージにピッタリの映画ですね。子離れできない母親役のメリルストリープも息子役のリーヴシュレイバーもはまり役です。最後まで、どうなってしまうのだろう?と予測できないハラハラもありますね。ただ、洗脳という操作が医学、技術的にちょっと現実的ではないのかな?と、いう気もします。8点(2005-02-18 22:19:28)
|