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プロフィール |
コメント数 |
15 |
性別 |
男性 |
年齢 |
43歳 |
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1. グーニーズ
《ネタバレ》 「スタンド・バイ・ミー」と並んで子供の頃何度も見た映画。これも吹き替えで見たのだが、せりふを暗記するくらい見ていた。子供の頃好きだった映画は、理屈抜きに面白い。それに比べて今は、なんとまぁ斜めに見るようになってしまったのだろう・・・・。余談なんですが、ノーカット版にはハリボテのタコが出てくるらしいですね。あとスロースが最後の場面で男の首根っこをつかんで持ち上げる場面で、なんとかかんとか世界一だかなんだかっていう文字が出てくるのは、僕が録画したものだけなんでしょうか・・・・・。子供だったので漢字が読めず、そのときデータがなにか叫んでいたので、中国語かな?と思ったのを思い出します。減点するところがなにもないので10点。10点(2004-09-04 07:48:55)
2. クレイマー、クレイマー
《ネタバレ》 Kramer vs. Kramerという題名は、この映画が親権をめぐる男女の法廷劇だという先入観を与えてしまう。そのようにみるとこの映画は、子育てと仕事の両立を迫られる境遇に奮闘する夫が、子供をおいて出て行った妻に親権を奪われてしまうという、なんとも理不尽なストーリーのように思える。そうなると、最後にエレベーターの中で夫が妻にかけた「綺麗だよ」という言葉は、ただのお人よしの言葉にしか聞こえない。
しかし、この映画はどちらが親権を勝ち取ったかというようなことは問題としていない。この映画は、夫が夫として、また父親として成長していく物語であると思う。
仕事一辺倒の夫と暮らすなかで孤独を感じ、自分の好きなこともできずに子育てに疲れてしまっている妻の描写は、妻の友人との会話で垣間見えるものの、実際映像として出てこない。すると、まるで後半の法廷での妻の主張はただのわがままに見えてしまう。しかし、妻は夫が物語の中で経験するのと同じくらいの苦悩をすでに抱えていたのである。夫は仕事と子育てを両立に奮闘する中で、妻の苦悩に気付く。エレベーターの中での言葉は、夫婦が苦悩を共有できたからこそでてきた言葉だ。
また夫は子供との生活のなかで、父親としても成長していく。前半で「お母さんがいい!お母さんに会いたい!」と泣き叫んでいた子供が、公園で父親と離れ離れになってしまうことを聞いて涙流すのは、彼らの絆が以前にくらべ強くなっているからだ。
作品中に流れるテーマ曲はときに楽しげに、ときに悲しげに聞こえ、作品の雰囲気にとても合っていて印象深い。話の展開も、フレンチトーストを作るシーンだけでその間の苦労を描写してしまうなど、分かりやすく、ひとつひとつのシーンが心に残る。未だこの映画より好きな映画がないということで10点。10点(2004-06-12 09:57:03)(良:2票) 《改行有》
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