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1. 群衆(1941)
《ネタバレ》 マスコミ、メディアによる恐ろしさというものを描いた作品として見応え十分!でっち上げによりニセ者として祭り上げられながら真実をと群衆の中で声に出して正義を貫こうとする失業中の元プロ野球選手演じるゲイリー・クーパーに対してそうはさせまいと邪魔をする男達、この戦いの緊張感、自分のミスでゲイリー・クーパーを苦しめることとなってしまった新聞記者のバーバラ・スタンウィックの愛の告白、死ぬのは簡単かもしれないけど生きることの方がどれだけ素晴らしい人生が待っているかというような台詞にこの作品の一番のメッセージが込められている。ゲイリー・クーパーが演じたこの役に関してはやはりジェームズ・スチュワートの方がぴったりな気がするが如何にもフランク・キャプラ監督らしい映画になっていて良かった。[DVD(字幕)] 8点(2011-11-07 21:28:11)
2. 黒水仙(1947)
《ネタバレ》 何ともいやはや、女って恐ろしいなあ!あの二人の美女による嫉妬、まあ、この場合はシスター・フィリッパによる勝手なまでによるシスター・クローダに対する女としての嫉妬なわけだが、あの赤い夕日、炎めらめらと浮かび上がる不気味な景色と修道院というこれまた何とも不気味なまでの空間、デボラ・カーのクローダとフローラ・ロブソンのフィリッパの二人きりのシーン、嫉妬の相手である女の前で口紅を塗り、灯りを消してスカートから足、それもちらりとだけ見せる太もも、やばいねえ!あの場面は足フェチな私にはたまらなかった。最後も嫉妬に狂い、クローダを崖から転落させて殺そうとし、自ら落ちて死んで行くフィリッパ、見ていて恐ろしい女の女による嫉妬、とにかく話そのものは面白味も無ければ、こういう今日みたいな暑い夏の日の昼間に観るような映画ではないが、二人の女優の美しさを観るという意味で見て損のない作品だと思う。[ビデオ(字幕)] 6点(2009-07-20 15:01:55)
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