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プロフィール |
コメント数 |
8 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
http://www.otuba.net (只今、工事中) |
年齢 |
46歳 |
自己紹介 |
レビューを読んでくれる人のために一言。
映画の好みは十人十色。 それを裏返せば、映画はいろんな楽しみ方ができるということ。 それが総合芸術と言われる所以だ。 仕事の数だけ、評価すべきことがある。 逆に考えると、一つの映画に点をつけるのは難しい。 いろんな要素を勘案しないといけないからだ。
そこで、このレビューでは脚本を基準に点をつけたいと思う。 だから、カメラワークが悪くても、編集が悪くても、音楽が悪くても、演技が悪くても、 物語が良ければ、高い得点をつけちゃいます。その辺はどうぞあしからず。
そんなわけで、特に、脚本家を目指す人に薦めたい映画を取り上げたいと思います。 あと、映画好きな人のために、マイナーな映画を取り上げたいと思います。 名作が埋もれているのはもったいない。
皆さん、良い映画を一杯観て、良い人生を送ってください。
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1. 靴をなくした天使
お手本にしたい物語の一つ。群像劇の中でもとても出来がいい。三人の物語が見事に絡み合って、一つの物語をつむぎだしている。乗りはコメディだけど、登場人物の立場に自分を置き換えてみると、難しい選択を迫られていることがわかる。そういった意味ではシリアスな要素も含まれている。マスメディア×大衆という社会問題を扱っていると思いきや、人間ドラマの中で個人的な問題が描かれている。観れば観るほど、味が出る映画だ。
初めて観たのがテレビだった。そのあと、ビデオの字幕やら、DVDの吹き替えやらを観たんだけど、出来が良かったのはテレビの吹き替えバージョンだった。どうやら、テレビで放送する前に、テレビ局で手を加えられるようだ。映画がせいぜい数万人をターゲットにしているのに対して、テレビは数百万人をターゲットにするからだ。もし今後テレビですることがあれば、是非お見逃しなく。随分、印象が違うと思う。[地上波(吹替)] 10点(2006-05-06 15:21:04)《改行有》
2. グッバイ・ジョー
《ネタバレ》 簡単に言えば、不良少年の葛藤を描いた物語。何に葛藤するかといえば、いい子でありたいという理想といい子にはなれないといった現実。この映画が素晴らしいのは、その葛藤がうまく描かれていること。少年の行動にしても、周りの大人の行動にしてもリアリティがある。だけど、少年が救われる単純な物語でもないし、少年がひたすら堕落していく単純な悲劇でもない。その中途半端な結末がさりげなく問題を提起する。それでも、残酷な現実だからこそ引き立つ人間の優しさが妙に温かかった。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-05-05 22:13:31)
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