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1. グリーンブック
《ネタバレ》 この作品はアカデミー作品賞を獲ったが、たとえ賞を獲らなくても素晴らしい作品であることに間違いはない。コンサートツアーで南部へ進むごとに主人公の一人である黒人ピアニスト・シャーリーに対しじわじわとひどくなる差別。それに対し二人は周囲に対し声高に改善を主張することはない。ただただその場を無事にやり過ごそうとする。それがとてもリアルだ。最初はやや投げやり気味に仕事をしていた運転手のトニーはツアーが進むにつれいつしか仕事だからではなく友としてシャーリーの側に立って彼を助けるようになる。シャーリーも徐々にトニーに対し心を開いてゆく。その心境の変化の描写が上手い。最後に二人がニューヨークに戻ってきてからの展開に優しい涙を止めることはできなかった。バディもの、ロードムービーものの傑作といって間違いない。[映画館(字幕)] 9点(2019-03-11 15:43:27)(良:1票)
2. クローバーフィールド/HAKAISHA
《ネタバレ》 これはこれでありなんじゃないか?。決してA級ではないがB級映画としてはいい出来だと思う。起と結(怪物の出生と最後)が描かれないのは物足りないとも言えるが、納得しがたい設定を無理やり作るよりはこれのようにスパッと割り切るのも一つの手だと思う。ブレブレの映像はパニックの演出としてはかえってリアリティが出ていいんじゃないでしょうか。酔いやすい人は字幕を中心に見ると(字幕はブレないので)いいかも。あと、地味にすごいと思ったのはVFX。あれだけ視点が動きまくりの映像にCGを合わせていくのは実はすごいことなのでは?[映画館(字幕)] 6点(2008-04-06 00:20:18)
3. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
《ネタバレ》 ヒロシの回想シーンはいいシーンだとは思うが、泣けるほどのシーンではなかったです。自分がまだ「家庭」を持ってないせいでしょうか?それよりもラスト近くの、しんのすけが転びながらもタワーを駆け上るシーンは最高です。未来へ向かって進もうとする子供たちとそれを助ける家族のために階段を駆け上るしんのすけ。ドラマチックな音楽とも相まって、この映画最大の号泣ポイントになっています。
DVD購入直後は「戦国大合戦」のほうが「オトナ帝国」よりも確実に上と思っていましたが、現在は「オトナ帝国」も同じくらい素晴らしいと思うようになりました。[DVD(邦画)] 9点(2007-06-20 13:02:36)《改行有》
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