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1. 空気人形
《ネタバレ》 印象が「TOKYO!」の一編、ミシェル・ゴンドリー監督の「インテリア・デザイン」と酷似している。モノ化する人間とヒト化する物体。どちらも途方もなく寂しいファンタジーだ。私にとって東京という街は特別である。渇いていて、クールで、美しい街。積年憧れてはいるが、住んだところでおそらく永久に融合できないだろうと思っている。この映画は私の憧れる東京のイメージそのものだ。身体に満ちているものが空気だろうが血液だろうが関係なく、人は誰かに使われて、いらなくなれば捨てられる。その結論はあまりに寂しいが、そういうものだから生きていられるのだと思う。観たときの気分かもしれないが、顛末があまりにも現実に正直で、非常に感銘を受けた。そしてなにより、ぺ・ドゥナがこんなに綺麗だなんて知らなかった。[映画館(邦画)] 9点(2009-10-08 19:29:13)(良:1票)
2. クリミナル・ラヴァーズ
《ネタバレ》 いくつか選択肢はあったと思うが、あのラストを選んだことに何か理由はあったのかが気になるところ。しかしまあ、オゾンは自分の性癖を逐一作品に織り交ぜる人ですな。個人的に、地下室のゲ○の行く末と、長いこと歯磨きしていない相手とキスするのに抵抗はないのかなど、どうでもいいことばかりが気になった作品。
[ビデオ(字幕)] 5点(2008-03-08 04:19:47)《改行有》
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