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1. クライ・マッチョ
《ネタバレ》 ニワトリは、可愛がって育てると、本当に頭がよくなる。
家で飼ってたので、よく分かる。
さて、本作は、どこか「刑事ジョンブック」のような、異文化での
ナイスガイの優しさが描かれてて、イーストウッド作品の中では、一番好き。
毒もそんなにないし、枯れた味わいというか、口にやさしい作品。
ただ、設定が1979年。
古き良きアメリカ、と言った感じでしょうか・・
現代が舞台では、とてもこんな映画は無理と言ったとこでしょうか・・
悲しいっす、イーストウッドさん。
※最後のアランに捧ぐは、撮影担当者への追悼みたいです。[DVD(字幕)] 9点(2022-05-13 21:59:11)《改行有》
2. クリード 過去の逆襲
《ネタバレ》 自分が楽しみなシリーズ物は、イギリスの007とアメリカのロッキー・クリードシリーズ。
お国柄が出てて、楽しい。
でもスタローンは今回、もう出てない。
お話は、かつてのロッキーみたいな悪友が相手。
ムショでは敵なしだったという彼は、ウォルターヒルの「デッドロック」を思い出す。
堅気の世界でのチャンピオンがムショでボクシングで叩きのめされるというもの。←面白いです♪
さて本作だが、観終わった後、違和感が残る。
結局、今の時代は、ロッキーのような負け犬伝説はあり得ないのかもしれないなぁと・・
そこを深堀りしないのが、「今」を生きるアメリカらしいといえば、そうなのだが・・
デイムにも、彼女がいて、その辺を描いてたら良かったのかも・・[DVD(字幕)] 7点(2023-10-03 22:05:30)《改行有》
3. 空白
《ネタバレ》 古田新太が俳優というより、その辺のおっちゃんの顔してるので、
鑑賞後、まるでNHKの「ドキュメント72」を観終わった後の感じと似てて、
いい作品だなぁとしみじみ思った。
後半、古田の顔が柔らいでいくのに、ほっと安心できた。
松坂君は、邦画界の中でも傑出してるイケメン。[DVD(邦画)] 7点(2022-07-03 21:57:37)《改行有》
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