|
プロフィール |
コメント数 |
271 |
性別 |
男性 |
年齢 |
83歳 |
自己紹介 |
定年後、以前にまして映画を観るようになりました。シニア料金制度万歳です。やや人とは異なったと自覚する死生感を持っているので、少々変わったコメントをアップするかも知れません。 宜しくお願いいたします。 |
|
1. クローバーフィールド/HAKAISHA
《ネタバレ》 激しい手ブレカメラ撮影で、臨場感は満点でした。
その分、見えないHAKAISHAへの恐怖感を募らせる手法は
斬新でした。ただ、冒頭のパーティ描写が意味無く冗長に感じてしまいました。
最後の3秒間に幸せだったデートの様子が映り、一層悲劇を強調する手法も
新鮮でした。マレーナが死ぬのは、凶悪極まりないエボラウイルスよりさらに進化した
ウイルスだったと推測しました。むしろそんな凶悪なウイルスをばら撒く小型生物の
方が恐ろしく、これでは、最後に戦術核を使用せざるを得なくなるのではとも
邪推してしまいました。[映画館(字幕)] 7点(2008-04-07 18:09:35)《改行有》
2. クィーン
《ネタバレ》 在位56年という長い間の最大の危期と言ってもよい、離婚した嫁の奔放な男遊び(原因は長男の不倫とも言われているが?)の果てのクラッシユ死を巡ってのさまざまな葛藤を、見事に描いていました。アカデミー主演女優賞獲得もむべなるかなという映画でした。
1000年も続いた英王室のトップとは、こんなにも大変であったとは「エリザベス」で多少は感じていましたが、現代でも差ほど変わらないと言う事を初めて知りました。▼唯一見せた落涙のシーンは、ロンドンから遠く離れた狩猟地でランドクルーザーが故障してしまった時に、多分孤独感と焦燥感とに突き上げられての涙でした。しかし、凛とした大鹿をみて、「挫けてなるものか」と立ち直り、その後の非難にも堪え生き抜いていく逞しさは、私なども学ばねばならないと強く印象に残りました。[DVD(字幕)] 7点(2008-03-08 15:17:21)《改行有》
3. グラディエーター
《ネタバレ》 この映画評論に投稿100編目という事で、多分20数回目にあたる
鑑賞をしました。冒頭のゲルマニア戦線の凄さは最近の映画に
まったく遜色ありません。その後の、家族の焼け爛れた屍体に触れ、
号泣するところでは、何時もの事ながら、ウルウル状態になってしまいました。
まあ、この映画を封切りでみた2000年6月19日の自分の精神状態をも
思い出し、ずいぶん時間も経ったのだな、と言う事を実感しました。
最後にジャイモン・フンスーが言う「We will see you again. But not yet」を
戸田奈津子さんが「また会えるのだから。何時か」と名訳され、それを
エッセイに書かせて頂いた事なども思い出しました。[DVD(字幕)] 10点(2008-01-19 19:56:43)《改行有》
0 | 4 | 1.48% |
|
1 | 10 | 3.69% |
|
2 | 23 | 8.49% |
|
3 | 32 | 11.81% |
|
4 | 29 | 10.70% |
|
5 | 43 | 15.87% |
|
6 | 32 | 11.81% |
|
7 | 34 | 12.55% |
|
8 | 27 | 9.96% |
|
9 | 21 | 7.75% |
|
10 | 16 | 5.90% |
|
|
|