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プロフィール |
コメント数 |
307 |
性別 |
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自己紹介 |
基本的に評価は甘め。 9点は映画としてほぼ文句の付けようの無い映画。 そして10点は多少アラが有ろうと個人的なツボに入り、人生に影響を与えた程の映画。 0点の映画は逆に怒りを通り越し尊敬の念さえ覚える映画。 |
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1. 空気人形
凄く非現実的な設定にも関わらず、引き込まれた。
人間だれもが抱える心の隙間。その虚しさを埋めるために、人は色々なものに寄りかかって生きる。空気人形はまさにその空虚さを埋めるためだけに作られるもの。
その完全に依存されるだけだった空気人形が、心を持つ。楽しさや美しさに感動したりもするけれど、人間と同じ心を持ったからには、悲しさや空虚な心も生まれる。元がからっぽだっただけに、心を持った後の空虚さがより際立つ。
そんな人形の目を通して見ることで、周囲の人間たちの大なり小なり確実に存在する空虚な心が、凄くリアルに感じられ・・・色々考えさせられる映画でした。
ラストは賛否あるかもしれないが、個人的に凄く素敵なシーンだと思った。
内容が内容なだけに、誰にでも勧められる作品ではないけれど・・・。
まぁ色々書いたが主演のぺ・ドゥナに尽きる。彼女以外誰もこの役を演じることは出来ないでしょう。[DVD(邦画)] 8点(2011-02-20 18:12:22)《改行有》
2. グエムル/漢江の怪物
ロード・オブ・ザ・リングを手掛けたチームが作り出した迫力ある映像と、キャストの迫真の演技で、モンスターパニック映画としては及第点を満たしていると思う。
しかし、中盤は色々と盛り込みすぎて、中だるみ感があった。
なんだか惜しい。[DVD(字幕)] 6点(2011-02-11 09:42:08)《改行有》
3. グラン・トリノ
クリント・イーストウッドが俳優として最後の出演になると言われる本作。
自身最後の主演作に、彼は驚くほどストレートで人間愛に満ちた物語を選んだ。
台詞ひとつひとつがユーモアに満ちていて(主人公ウォルトの口の悪さは痛快)、これまでのイーストウッド作品にはない笑える微笑ましい場面もたくさん。
エンディングの主題歌「グラン・トリノ」のあまりに優しい響きに、涙せずにはいられません。 素晴らしい映画です。[DVD(字幕)] 10点(2010-01-01 16:12:11)《改行有》
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