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プロフィール |
コメント数 |
1907 |
性別 |
男性 |
年齢 |
62歳 |
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1. 群衆(1941)
娯楽映画ながらも、「スミス都へ行く」にも通ずる社会派ドラマの要素も含んだ作品。
思わぬ展開を見せるシナリオの出来はもちろん、アイデアが抜群に面白い。
多少オーバーぎみなお話の流れも、テーマが非常にいいので、あまり気にはならなかった。
主人公役の男優さんもいいが、女性記者役の女優さんがとても美しく、理屈抜きで楽しめる逸品。[DVD(字幕)] 7点(2012-06-07 11:49:27)《改行有》
2. 黒水仙(1947)
ヒマラヤの高地に派遣された、五人の尼僧たちの姿を描いたドラマ。
一応テーマは信仰心と煩悩ということになるんだろうけど、
特別核となるようなストーリーはなく、主に尼さんたちの心理を追った構成で、
慣れない環境で四苦八苦する彼女たちの心の変化が丁寧に描かれている。
主演のデボラ・カーは上品な顔立ちをしているので、尼さん達のリーダーには適役だが、
ヒロインの尼層になった経過を見ると、どうせここまでやるんなら、
もう少し彼女の人間臭いエピソードも欲しかったかな。
カラーで映像がきれい。堅苦しい内容の映画かなと思ったら、とても観やすい作品だった。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-14 11:41:16)《改行有》
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