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1. グリーンブック
旅での相互理解を描いた物語は沢山ありますがこちらは絶品でした。
特にトニー・リップの粗野で腕は立つ、度胸満点で人望熱く、大食い、そんで意外に実直。奥さんには優しい、こんな魅力に溢れた
人間と孤独な天才ピアニストのちぐはぐなやりとりは楽しく、ニヤニヤしっぱなしでした。旅を終えたラストのちょっとした
サプライズ。温かい雰囲気もいいですね。
タイトルのグリーンブックについては恥ずかしながら知らず、ゲストとして最大級のもてなしをしておきながら
同じトイレを使わせないとか、日本人の感性とは違う意味の差別が存在していたんだなあと。根は深そうだ。
最近のアカデミー賞の選考基準は黒人、多様性を前面に出し過ぎて政治性が高くなって賞レース自体はつまらなくなりましたね。
個人的には世間の評価関係なしに良作として大事にしたい、そんな映画であります。気に入った映画なのでしっかり2回観ました(笑)。
後から理解出来た事も多く2回目のほうがより楽しむ事が出来ましたね。戸田なっちは今回大丈夫だったかな?
あと、最近タバコを止めた身としては、こんだけ喫煙シーンあるとついつい戻りたくなったり?映画で酒とタバコと食事って良い小道具。
それを再認識。トニーの親戚を演じた人たちは本物の親戚だそうですが、一番年長と思われる人が実際のトニーリップそっくり![映画館(字幕)] 9点(2019-03-18 13:46:41)(良:1票) 《改行有》
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