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1. 劇場版 SPY×FAMILY CODE: White
賛否両論であることは知っていたので、覚悟して臨みました。私には十分満足できる作品でした。プロットには一本筋が通っていますし、十分にダイナミックな展開にだと思いました。個人的にアクションに興味がなくてアニメへの期待度が低い(許容範囲が大きいとも)せいかもしれませんが。アニメ作品にこれ以上何を望むのかという程の充実感で映画館を後にしました。
当初レビューするつもりはなかったのですが、他の方々が辛口なので急遽べた褒め路線で…。[映画館(邦画)] 9点(2024-01-19 21:56:01)《改行有》
2. 劇場版 きのう何食べた?
「みんなのシネマレビュー」平均点7.83という高さに驚きました(「映画.com」なんか267コメントで4.1ポイント!/5点満点)。コメント数が6と少ないのでランキングには乗らないのでしょうが、邦画限定だと35位に匹敵します。
TVドラマ・シーズン2開始を前にした放映で見ました。コミックで何話か読んだだけで、TV版は見たことがありませんでした。
結論的に言えば、それなりの出来ですがTVドラマを見ようとまでは思わない、という感じです。
ジェネレーションギャップと言うべきか、頭では理解しようとする親が生理的に受け入れられないという展開を見せますが、それだけではLTGBモチーフ作品としては問題の掘り下げが足りない気がします。社会的差別の深刻さはこんなものではないでしょう。自分もそうかなあと自戒の契機にはなったのだから、社会的役割を果たした作品だは言えるかもしれませんが。あくまでモチーフでありテーマではないというつもりなので作られたのであれば、日常ドラマとしての軽さを持たせることに成功はしていると思います。
ちなみに、正月は実家に来るなと言われてでは二人で過ごそうとなるわけですが、双方とも両親と仲が良いのだからそれぞれ実家で過ごしたらどうだろう?。
料理のシーンも一部参考になりました。[地上波(邦画)] 7点(2023-10-06 20:18:45)《改行有》
3. 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
登場人物同士の人間関係は見ているうちにだんだん分かるようになってくるように作られているので、そういう点では親切と言えるでしょう。しかし、前提として知っておかないと感情移入は難しいと思います。お涙頂戴の力技で押し通そうとしているとしか思えませんでした。その手法が功を奏した作品は幾つもあるでしょうが、内容がベタで平板なせいか成功していません。エピソードの数を増やすことで埋め合わせようとしてるのかもしれませんが、散漫さが増すだけです。
手紙を書くことが仕事なのに、電話による会話に代替させるシーンに唖然としました。ラスト付近ではもう早く終らないかなと...。
雰囲気は良かったですが。[地上波(邦画)] 6点(2022-12-18 20:19:54)《改行有》
4. 劇場版 鬼滅の刃 無限列車編
鬼滅が大人気ということは、劇場版公開後に知りました。TVシリーズが前提となるという評価も聞いたので、劇場鑑賞は見送りました。TVシリーズの再放送が必ずあるだろうと待っていると、映画版のTV放映に合わせた(再編?)放映を見ることが出来ました。
まあ、そこそこの出来だが、そんなに受けるほどの物かなあ、と。
本作への評価も同様なものとなります。
当然ながらTV版にも共通することですが、まず善悪の単純な対立があり、その前提が揺らがない(本作では契機があるように感じましたが十分掘り下げられなかったのが残念)というひねりのなさに物足りなさを覚えます。キャラの造形も表面的な極端さで、深みのなさを感じました。
要は、大人も楽しめる子供向け作品の域を出ていないと思います。
但し、ネタばれになるので具体的には書きませんが、自分の覚悟・信念・確信といったものが押し出されたシーンが白眉でした。
しかし、さすが「みんなのシネマレビュー」!。これだけのヒット作がたった7.02ポイントだなんて!。ますます信頼性が高まります。[地上波(邦画)] 7点(2021-10-10 12:08:41)(良:1票) 《改行有》
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