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1. K-20 怪人二十面相・伝
劇作家の北村想氏が書いた、おそらく唯一の本格小説です。原作を読んだのはもう15年くらい前。懐かしさ半分、「なぜ今さら??」という疑念半分で鑑賞しました。
感想を一言でいえば、「大変良く創りこまれた子ども映画」です。日本映画にしてはセットなんかとても丁寧だし、ちょっとB級な匂いのする役者陣は退廃的な世界観に相応しい。こうしたベースが整っている上にお話の展開が大変わかりやすく、大人も楽しめる冒険活劇です。逆に言えば、子ども映画だと最初からわかっていればもう少し評価が高かったかもしれません。宣伝の仕方を間違えていると思う。
ところで、昔読んだ原作はもうほとんど覚えていないけれど、こんな話じゃなかったのは確かですね。原作は原作で劇作家らしい独特な世界観が魅力的でしたが、良い意味で映画向けに大胆に脚色しています。[映画館(邦画)] 6点(2008-12-23 11:53:43)《改行有》
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