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プロフィール |
コメント数 |
593 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
最近ブログ始めました。ジェレミーなる名前で、シナリオ分析を行う予定です。といっても、まだ日記みたいなものしか書いておりませんが^^;。お時間のある時にでも是非覗いてみて下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/i_jeremy_19 |
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1. g@me.(2003)
《ネタバレ》 原作は東野圭吾にしてはやや凡庸な出来。当然、映画も少々こぢんまりとした印象。しかし、原作を更に押し進め、「騙し愛」のコンゲームに仕立て直した井坂演出・尾崎脚本はなかなかの味わい。ラブ・ストーリーパートにリアリティが欠如しているのが残念だが、B・ワイルダーの傑作『サンセット大通り』を意識したオープニングから二転三転の結末まで、娯楽サスペンスとしては充分楽しめた。特に石橋凌の存在感が圧巻で、「このゲームにはいささか自信があるんです」のセリフに、背筋に電流が走った。とはいえ、藤木直人はどうにかならないのか?セリフはもちろん、主人公の心理の流れを無視したさわやかスマイルには一気に醒めてしまう。難点はあるが、作品全体としては原作を超えようという製作陣の意気込みに惚れ込み、少々甘めに8点献上。※あっ、藤木直人をくさしてばかりだと悪いので、一つだけ感心したことを。キスがよかった。最近のタレント達のキス・シーンは唇を軽く触れるだけのものだが、本作では、漢・藤木、唇かみかみしてた!……って、単に仲間由紀恵と楽しみたかっただけかもしれないけど(苦笑)。8点(2004-05-22 12:53:21)
2. ゲロッパ!
《ネタバレ》 西田が家政婦を母親と間違うシーンやそれに続く西田と山本の電話での喧嘩など、大笑いできるシーンには井筒監督らしさが出ている。しかし、3つの話を軸にした構成は未整理で観客をうまくノセてくれない。そのため、クライマックスとなるはずのコンサートシーンがあっさりとながれていってしまう。父娘の抱擁以降も間延びしている。撮影前の準備でしくじり気味の惜しい作品。6点(2003-11-26 10:02:22)(良:1票)
3. ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer
《ネタバレ》 サブタイトルにあるように本作は『うる星やつら2』を下敷きにしている。ここに注目すれば本作は至って明瞭。全ては死に際に真山の腕の中で見た柴田の夢なのだ。恋に不器用な柴田は現実の恋というものを知らない。その結果、仮想的な恋の対象として真山を選び、その邪魔となる存在を次々と消していく。エゴイスティックでいて美しく痛々しい。なかなかいい締めくくりだと思う。7点(2003-11-24 21:51:48)
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