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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 劇場版 弱虫ペダル ほとんど映画の体を成していない。 登場人物の紹介がダラダラと中盤まで続いて、結構イライラする。 そのうえ、ほとんどの人物がその後意味なく再登場し、意味なく消える。 物語そのものも、疑問だらけで疑問のまま終わる。 なんなの、これ。 自分はかつて、この原作漫画のファンだった。 あまり個性のない主人公と、ありがちなストーリーという欠点はあるものの、「巻島」という愁眉の脇役と、実物よりもカッコ良く描かれた自転車(これは物凄い画力)に魅了された。 「かつて」と書いたのは、その巻島が漫画から退場してしまったから。 ところが世間での人気は、どういうわけかむしろその後盛り上がり、TVアニメ化されて大好評、そして今回の映画化となった。 それで自分もちょっと嬉しくなって、映画館まで足を運んだわけだけなんだけど。 「こんなの巻島じゃない。原作を愚弄している。」 これが、自分の感想です。[映画館(邦画)] 1点(2015-08-31 22:08:59)《改行有》 2. 劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~ この映画の後編に当たる部分のTVアニメを、5話ほど連続で見ている。 それだけ引き込まれる映像とお話だったってこと。 じゃあ、全編TVアニメを見るかっていったら、そこまでの時間、体力、気力はないわけで、本作の鑑賞となった。 しかし、これは、またも一見さんお断りの深夜アニメ劇場版だなあ。 物語の後半はひたすら戦闘シーンで、これはTVアニメの名場面集をやってるんじゃないかな。 常連さんはそれで満足でも、一見さんにとっては、いくら迫力ある戦闘シーンでも、同じようなシーンを延々と続けられると飽きる。 BGMさえも単調にずっと流れてるし。 ところで、ちょうど今、この漫画の実写版が公開されているけど、かなり否定的な感想を耳にする。 自分は評判悪い映画を基本、見ないことにしてるので、この実写版は未見だけど。 自分はこの漫画のファンではないけれど、ワンピースに次ぐ単巻発行部数を誇る漫画ってことは知ってるし、だからこそ目を通している。 こんな超人気漫画を安易に劇場版アニメにしたり、安易に実写版にしたりする風潮はなんとかならないものか。 超人気漫画になって日が浅いから、こんなんじゃ、漫画自体にキズがつく。 超人気漫画って、滅多に出るもんじゃないよ。もっと大事にしようよ。[DVD(邦画)] 3点(2015-08-15 01:41:45)《改行有》 3. 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語 このアニメのTV版は、あまりに凄惨な話と絵に、3話までしか見られなかった。 にも関わらず、結構話題になってることもあって、つい今回の映画版を見てしまった。 結果、見なきゃよかった。 とにかく、絵を動かさずに小難しいセリフだけで話を動かすシーンが多すぎる。 しかも、話が動く理由がほとんど意味不明。 一生懸命セリフ聞いても、見てるこっちは置いてきぼり。 自分には、とてつもなく下手な演出と脚本としか思えなかった。 映画館には結構小学生の女子も来ていたけど、なんだか申し訳ない気持ちになってしまった。 だって、タイトルは「小さなお友達向け」なんだけど、内容は「大きなお友達専用」なんだもん。 ごめんね、せっかく見に来てくれたのに。[映画館(邦画)] 1点(2013-11-05 23:32:54)《改行有》 4. 劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 このレビューを見てくれた貴方へ。 もし、この映画のTVアニメ版を見ていないなら、絶対にこの映画を見ないでほしい。 TVアニメ版は素晴らしい出来だし、この映画はクズだから。 ただ単にクズなら、まだ可愛げあるけど、この映画見ると、TVアニメ版の話がすべてわかってしまうという、許し難い内容になっているから。 TVアニメ版は、たった全11話。 お話の部分だけ見れば、4時間とかからない。 当然、DVDレンタルはどこのレンタル屋さんもやっているはず。 「それでも充分長いよ!」と言う方は、まず最初の3話を見て、以後に興味が湧かなければギブアップしていいと思う。 自分はいつもそうしてるけど、このTVアニメについては、3話まで見たら、残りを一気に見なければ気がすまなくなったことを覚えている。 それにしても、こっちの劇場版とやらは、いったい何をやりたかったんだろうか。 設定は、TVアニメ版の1年後。 つまり、全く別の話だ。 ところが、内容の6割方はTVアニメ版の使い回しで、タイトルも同じ。 意味がわからない。 そして、追加された1年後の話は、ほとんど意味がなく、つまらない。 自分は、この映画見ている間、何回も「ああ、TVアニメ版は面白かったなあ~」と思った。 つまり、この映画は退屈以外の何者でもないってことだ。 そもそも、TVアニメ版は「幽霊はなぜ現れたのか。どうしたら消えてくれるのか」というミステリー仕立てだったのに、この映画は全くそんな気がない。 これでTVアニメ版と同じタイトルって、いくらなんでもおかしいでしょ。 劇場版で製作者側がやりたかったこととは、「できるだけ手をかけずに作り、できるだけ客を集めること」。 悪いけど、そうとしか思えない。 この映画は、傑作TVアニメを侮辱したクズ映画。 日本アニメにありがちなパターンなのかもしれないけど、これは許せないレベル。 [映画館(邦画)] 2点(2013-09-16 23:35:24)(良:1票) 《改行有》
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