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1.  幻影師アイゼンハイム 《ネタバレ》 身分違いの初恋が成就する、というおとぎ話のようなストーリーが、世紀末ウィーンという大人の時代(たとえば『アイズワイドシャット』の原作シュニッツラーの世界)を背景に、セピアがかったトーンで描かれるのが、味わい。公爵令嬢だった娘は逢引きを発見され、兵に引き離されて、「私を消して」と手品師志願の少年に訴えた。それをかなえてやった大人の時代。もっと世紀末のすえた匂いを嗅ぎたかった気もするが、あくまでおとぎ話が本作の基本。警部がもうけ役で、宮仕えにウンザリしながら忠実に王室の番人をやっていたのが、最後に駅頭で快活な高笑いをする。やられた、という悔しさではなく、見事なマジックを見て、ブラボーと叫んでいるような高笑い。上流階級が舞台の本作で、おそらく低い身分出身者は警部とアイゼンハイムだけだったわけで(マジックを降霊術と信じたがる大衆の存在も社会背景としては重要だが)、そういう階級的共感も下地にあった高笑いかもしれない。[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-23 09:05:34)(良:1票)

2.  KT アタマのほうの北朝鮮がらみのとこや女性がらみの部分を刈り込めば、もっと締まって面白くなっただろう。一個の機械と割り切って仕事を進めていくKCIAと、積極的にそのチリチリとした「戦争」の充実感を求めて加わっていく自衛隊員との対比だけで十分面白くなれたはず。匿名の町のたたずまいがいい、どことははっきりしないが、何かが進行しつつある町。スリルとしては、最初のホテルの場が一番上出来だったのでは。常に移動するカメラ。主人公は「狼は生きろ、豚は死ね」だが、原田芳雄は「豚は生きろ、狼は死ね」と言う。原田芳雄が言うと、何か深そうに聞こえる。[映画館(邦画)] 6点(2008-06-30 12:11:59)

3.  K-19 “革命の英雄”と“強制収容所で死亡”と二つある父親に関する伝説、どっちが正しいのですかと尋ねられ、両方だ、と答えるH・フォード。簡潔に時代を描いている。ただほんとに描くべき時代の像は、冷戦の狂気であったはず。放射線の怖さは出ていたが、全体がヒロイズムの物語で閉じてしまっていた。放射能の危険地帯に乗り込んでいく勇気は賞賛されるが、そういう苛酷な選択を迫られる状況を招いたものへの怒りにまでは結ばれていない。いくら生き残れたものが哀悼したって、いい気なものだ、って気持ちにもなってしまうのだ。[映画館(字幕)] 6点(2008-05-30 12:14:33)

4.  毛皮のエロス~ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト~ この映画、なぜダイアン・アーバスはフリーク写真にこだわったのか、という問いには触れていない。当然の前提となってるみたい。フリークらの不思議の国への探訪記として展開していて、そう割り切ってみれば、多毛症男と親しくなるまではけっこう面白かった。配水管がアリスの落ちるウサギ穴に見立てられているようで、アパートの迷宮感がワクワクさせる。でもフリーク世界への案内人として多毛症男が絡んでくると、三角関係ばなしみたいになり、ちょっと映画がしぼんだ。もっとも、亭主が精いっぱい顎ヒゲをはやかしても「俺は普通の男だ」と引け目を感じるあたりに、奇妙なおかしさはあるのだが。誰だって悪趣味なものへのひそやかな興味はある。でも、おおっぴらに悪趣味を誇示されると辟易させられるし、へんに芸術ぶって提示されてもどういう態度をとっていいか困惑する。映画において悪趣味ほど扱いが難しいものもない。[DVD(字幕)] 6点(2008-03-24 12:21:09)

5.  ゲゲゲの鬼太郎(2007) そう熱心なファンだったわけでもないが、ねずみ男は好きだった。卑怯と愛嬌が混ざった独特のキャラクター。と言ってそれが釣り合って安定してるわけでもなく、ときに大きく傾き、鬼太郎へのねたみが噴出したりして事件を引き起こす。一番人間臭い妖怪だ。この映画の大泉洋は好演だったんだろうが、でも三次元の俳優が実写で動くと、二次元のマンガより薄っぺらになってしまうのはなぜなんだろう。どうしても愛嬌のほうが出てしまい、裁判で鬼太郎を告発するとこなんか、周囲をもっと唖然とさせるほどのドス黒さが欲しい。まあそう真剣に見る映画じゃないんだけどね。キャスティングに払った労力の何パーセントかをシナリオづくりに回してもらいたかった。大したことやってないんだけど西田敏行のボヤキ系の語りがおかしく、踊る猫娘・田中麗奈がかわいい。[DVD(邦画)] 5点(2008-04-14 09:18:08)

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