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プロフィール |
コメント数 |
109 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
2008 7/22みんなのシネマレビュー登録
ぼちぼち復活。 |
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1. K-20 怪人二十面相・伝
《ネタバレ》 原作未読。恥ずかしながら原作は存在すら知らなかった程。二十面相のデザインは気に入っていたし、アクションもパルクールやロープアクションで構成し、マントが翻る姿はなかなか決まっていたとは思います。
トレーニングシーンは一番楽しめました。しかし帝都の世界観の作り込みがまだまだ甘く、「極端な格差社会」という設定にしたいが為のものであって、変わった機械は登場しても、ちょっと使いたいから出しましたって感じで魅力が感じられませんでした。映像はそれなりに凝っていても中身が伴っていません。
そしてラストのどんでん返しも難あり。しょっちゅう会ってるわけでもない人の手を見分けらるかなぁ~とも思うし、平吉の計画もかなり無茶なものです。しかしまだこの辺りは目をつぶってもいいかな。
何より一番頂けないのは全編に漂う胡散臭さ。全てが明らかに作られたセットであり、生活感が漂っていない。セリフも口調も笑い方も無駄に芝居がかっていたし(特に金城武)、松たか子は完全にミスキャスト。それに無駄に思わせぶりな行動をとるのも気に入らなかった。助手小林くんが兵器を想像して恍惚そうな表情を浮かべたり、バベルの塔の絵画を見つめていたり、何の葛藤もなかった國村隼さんが兵器を前にしてもったいないと言い出したり・・・。とにかく会話シーンの胡散臭さ、緊張感、締まりのなさが辛かった。全て半分にカットしたい程だるくて鬱陶しい。[映画館(邦画)] 4点(2009-01-10 14:29:23)《改行有》
2. ゲット スマート
《ネタバレ》 嫌いではありませんがまだまだ狙い過ぎな点が多く見られます。やはり映画たるものコントではなくシチュエーションで笑らせるべきかと。好みの問題ではありますが、その辺りは『ホット・ファズ』と比べると脚本の出来やネタの組み込み方の上手さがよく分かります。
アクションパートはかなり力を入れて演出しているのは好感が持てるし、こういったアクションがしっかりしている程コメディパートとのギャップが楽しめるのだと思います。もう少しアクションとコメディを融合させる事が出来れば一気にレベルが上がったことでしょう。
最後のキスシーンは直前のフラッシュバックも含め、あの使い方とても好きです。
それと六本木ソルジャーさんに同じく、主役はスティーヴ・カレルではなくもっとお固い感じの俳優にすべし!
『シューテム・アップ』のクライヴ・オーウェンのように。[映画館(字幕)] 6点(2008-12-24 19:01:26)《改行有》
3. ケープ・フィアー
《ネタバレ》 やはりデ・ニーロの役づくり、演技は流石。しかし、終盤のボートシーンではただうるさいとしか感じませんでした。ニヤニヤ笑いながら、法には触れない程度に嫌がらせを繰り返す前半の方がよっぽど恐かったです。ニック・ノルティらも頑張っていましたが・・・なんだろう。描き方の問題なのかなぁ。あの家族が妙に汚く感じてしまい、あまり感情移入できませんでした。
スコッセッシにしては随分あとに残らない浅い印象です。
『執拗な嫌がらせ映画』では「不法侵入」の方が上かな。好きな映画ではないけれど。[DVD(字幕)] 5点(2008-10-18 20:47:32)《改行有》
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