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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 刑事コロンボ/ルーサン警部の犯罪<TVM> 名刑事役を演じるテレビスターとコロンボの対決。 アイデア自体は面白いと思うし、二人の掛け合いが本作の最高の見せ場になるはずなのだが、コロンボの相手としてはあまりにも物足りなさすぎた。 犯人側のキャラの魅力が薄く、トリックも稚拙。コロンボの着眼点は相変わらずいいんだけど、中盤以降の彼はやる気すら感じられないように見えてしまう。 ラストの犯人のセリフが、やけに虚しく聞こえてしまうエピソード。[DVD(吹替)] 3点(2013-06-20 18:41:17)《改行有》 2. 刑事コロンボ/さらば提督<TVM> ミステリー映画のような展開という点では、シリーズの中でも異色作のうちに入るのだろうが、トリックも終盤の見せ場も全体の出来としては今一つ。 それ以上にコロンボのキャラが本作ではかなり変わっていて、面白味をまったく感じなかったのは致命傷。 スタッフも、いろいろアイデアを考えるのは大変だとは思うけど……。[DVD(吹替)] 3点(2013-06-13 04:07:08)《改行有》 3. 刑事コロンボ/権力の墓穴<TVM> 今回のエピソードは登場人物やロケシーンが多く、時間もやや長めで、ちょっと劇場映画のような雰囲気。内容のほうもボリューム感たっぷりでした。 犯人はコロンボの上司であるロサンゼルス警察次長で、捜査しづらい状況ながらも、コロンボの推理がキレてます。 どんでん返しぎみのラストが面白く、こちらもお薦めのエピソード。[DVD(吹替)] 5点(2013-01-21 13:43:28)《改行有》 4. 刑事コロンボ/毒のある花<TVM> 今回のエピソードでは女性の突発的な殺人ということで、第二の殺人を含めてかなり粗っぽい展開。 決め手となる証拠も早い段階からわかってしまったので、ドラマとしての面白さはあまり感じず、コロンボのキャラだけを楽しむような内容だった。 あとの見所は、マーティン・シーンがゲスト役で出演しているぐらい。[DVD(吹替)] 3点(2012-10-10 09:13:46)《改行有》 5. 刑事コロンボ/死の方程式<TVM> 今回の犯人は化学エンジニアということで、爆弾を使用しての犯行だが、 私が鑑賞した版では、山田康雄さんが吹き替えをしていて懐かしかった。 コロンボらしいセオリー通りの展開で、本作も彼の仕掛けは絶妙。 ラストの犯人に向けての言葉が印象的だったが、犯人側がちょっと慌てすぎで、 作品自体の妙味はあまり感じなかった。 犯人役のロディ・マクドウォールは、いい味出してるんだけど・・・。[DVD(吹替)] 5点(2012-09-28 09:05:06)《改行有》 6. 刑事コロンボ/もう一つの鍵<TVM> 厳格な兄の殺害を計画実行した妹のエピソード。 犯人役の妹の設定が浅はかなうえに、彼女はお嬢様育ちで世間知らずのところがあり、 計画自体がもう穴だらけ。 本作のキーポイントにもなっている"鍵"も、トリックというほどのこともなかった。 内容的には今ひとつの作品だけど、コロンボのキャラだけは相変わらず面白い。[DVD(吹替)] 3点(2012-09-24 05:12:57)《改行有》 7. 刑事コロンボ/死者の身代金<TVM> いつも行動範囲の狭いコロンボだが、ヘリに乗って飛び回ったりと、 他のエピソードと違って、割と普通の刑事ドラマに近い展開。 初期の作品なれど、本作ではすでにコロンボのキャラは確立されてます。 犯人はクールな女性弁護士ということで、そのクールな物の考え方が命取りに。 犯罪者の心理を逆手に取る展開は痛快だが、コロンボのラストのセリフもよかった。 もう少し犯人との心理戦が見たかった気もするけど、十分見応えのあるエピソード。[DVD(吹替)] 5点(2012-09-18 06:43:08)《改行有》 8. 刑事コロンボ/アリバイのダイヤル<TVM> 電話のアリバイを使った完全犯罪にコロンボが挑むも、 犯人の計画には大きな落とし穴が・・・。 今回はコロンボの仕掛けらしい仕掛けはなく、 あくまで犯人側のアリバイ崩しに終始するという展開。 それでも大詰めでの発想の転換は面白かった。 たまにはこういうラストもいいかも。[DVD(吹替)] 5点(2012-09-11 01:23:38)《改行有》 9. 刑事コロンボ/黄金のバックル<TVM> 今回の犯人は美術館の女性館長。男性ばかりの犯人が多い中で女性というのは目立つし、 女には女なりの殺人動機があるので、ドラマとして見ればそれなりに楽しめる。 ただコロンボ・シリーズという観点から見ると、面白味としては今一つの内容。 コロンボの仕掛けらしい仕掛けもなく、普通の刑事ドラマに近い作りのエピソードだった。[DVD(吹替)] 4点(2012-09-03 02:02:18)《改行有》 10. 刑事コロンボ/二枚のドガの絵<TVM> シリーズの中でも屈指の出来映え、かつ一番好きな作品。 コロンボのとぼけっぷりとしつこさは、キャラの魅力を大いに感じさせてくれるし、 犯人側のイライラ感もよく伝わってくる。殺人計画は少し無茶というか、犯人がやや動きすぎ という感もなきにしもあらずだが、それが結果的にコロンボの告発をより際立たせてます。 まさに意表をつくラストで、よく出来た面白いエピソードだった。[DVD(吹替)] 7点(2012-08-27 05:25:49)《改行有》 11. 刑事コロンボ/秒読みの殺人<TVM> 今回の犯人は女性、愛情のもつれから激情のうえに殺人と、とても怖い展開です。 アリバイ作りはちょっと苦しいけど、計画的に殺人を遂行するしたたかな一面もあり。 でもコロンボは相手が女性だろうと、捜査の手は決して緩めず、ちょっと意地の悪い、 小業の仕掛けがあったりと、こちらも安定感のある内容に仕上がってます。[DVD(吹替)] 5点(2012-08-20 05:59:35)《改行有》 12. 刑事コロンボ/闘牛士の栄光<TVM> 闘牛士としての誇りをテーマにした今回のエピソード。 一番重要な殺人の動機がセリフだけの説明なので、ラストの仕掛けが今ひとつピンとこない。 理屈ではわかっても、「え? これで逮捕できちゃうの?」と首を捻ることに。 コロンボは相変わらず面白いけど、ちょっと消化不良ぎみの感は否めなかった。[DVD(吹替)] 3点(2012-08-16 01:50:21)《改行有》 13. 刑事コロンボ/野望の果て<TVM> シリーズの中でも、わりとオーソドックスな作りの部類に入るエピソードかと。 アリバイ工作は決して目を惹くものではないが、入門編としてなら悪くもない。 コロンボのキャラと、しつこいシーンは相変わらず笑えた。ラストは今一つだったけど、 これもコロンボに追いつめられた犯人側の心理を思えば、それなりに楽しめるかな。[DVD(吹替)] 5点(2012-08-10 11:34:08)《改行有》 14. 刑事コロンボ/死者のメッセージ<TVM> 女流推理作家との対決と相成れど、犯人役がチャーミングなおばあちゃんということで、 キャラを生かした内容に。お年寄りなので、当然ながらコロンボのどぎつい仕掛けはなし。 その代わり、密室、ダイニングメッセージなど、一つ一つの断片を繋ぎ合わせて、 パズルを解くような展開を見せてくれます。いかにも犯人が推理作家といったエピソードで、 これはこれで面白かった。[DVD(吹替)] 5点(2012-08-06 07:44:19)《改行有》 15. 刑事コロンボ/悪の温室<TVM> 今回のエピソードではコロンボの仕掛けらしい仕掛けはなく、 刑事らしい緻密な捜査で犯人を追いつめていく展開。ちょっと物足りなさは感じるけど、 コロンボのキャラは楽しめるし、ストーリーそのものはそんなに悪くはないです。 どちらかといえば、普通の刑事ドラマの1エピソードに近い内容の作品だった。[DVD(吹替)] 4点(2012-08-01 10:28:40)《改行有》 16. 刑事コロンボ/殺しの序曲<TVM> 知能指数の高い犯人ということで、凝ったトリックに見応えあり。 クラブハウスでのシーンが多く、あまり場面が切り変わらないのも観やすい。 コロンボも閃きと洞察力で犯人を追いつめるが、ラストは天才らしくない凡ミス。 まあここはコロンボのファインプレーということで、全般的には面白いエピソードだった。[DVD(吹替)] 5点(2012-07-27 05:48:58)《改行有》 17. 刑事コロンボ/攻撃命令<TVM> 殺害方法に妙味はないが、そこに映画マニアというキーポイントが絡んでくるエピソード。 心理学者でもある犯人が、軽率にもかなりの証拠を残しちゃってるのが玉にキズで、 少々物足りなさ感じてしまう。ラストの仕掛けは予想できるし、ストーリーも今イチだけど、 コロンボらしいお話の流れで普通には楽しめた。映画好きの人には多少評価があがる・・・かも。[DVD(吹替)] 5点(2012-07-23 07:31:54)《改行有》 18. 刑事コロンボ/黒のエチュード<TVM> コロンボの名推理で、犯人のアリバイを崩していく過程は、やはり観ていて面白い。 でも犯人のあまりにも重大なミスを、初動捜査で警察側が誰も気づかないのはありえない。 今では当たり前の、ある物がアリバイ崩しの決め手となるんだけど、 この頃はまだ珍しかったんだろうな。時代を感じさせてくれるエピソードだった。[DVD(吹替)] 5点(2012-07-19 03:41:47)《改行有》 19. 刑事コロンボ/指輪の爪あと<TVM> 本作では激情に駆られての突発的な殺人ということで、 最初から完全犯罪を狙ったわけではなく、そのぶん犯人側の魅力としては今ひとつ。 それでもシナリオの出来はもちろん、ストーリーの流れが面白く、事件の小さな手がかりから、 コロンボが大きな仕掛けを試みる終盤の展開は痛快。内容としては小粒な作品だが、 コロンボの魅力がよく描かれているエピソード。[DVD(吹替)] 5点(2012-07-13 04:01:35)《改行有》 20. 刑事コロンボ/偶像のレクイエム<TVM> 本エピソードは殺人の動機がわからず、最後に謎が明らかにされるという変わった展開。 鑑賞者の緊張の糸を途切れさせないよう、シナリオ作りには懸命な工夫が見られるが、 元売れっ子女優という設定で犯人役を演ずる、「イヴの総て」の主演アン・バクスターも、 実際にこの時期はTV中心の仕事をしていたらしく、中々妙味のあるキャスティングだった。 コロンボの仕掛けはなく、犯人の目星をつける過程にも疑問符はあるが、これはこれで面白かった。[DVD(吹替)] 6点(2012-07-10 04:25:34)《改行有》
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