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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 化粧 渡辺淳一、同名小説の映画化。 京都の老舗料亭を舞台に、女の業を描いた作品で、長女役の松坂慶子と、次女役の池上季実子が中心のストーリーです。 三女役の和由布子は、刺身のつま程度の出演。 物語のおよそ半分が東京のシーン、背景が80年代半ば、二人の女優の雰囲気がけばけばしいということもあり、あまり文芸色が濃いという印象は受けませんでした。 映像もやや暗く、内容が内容だけに、総体的には重苦しいといった感の映画です。 母親役・京マチ子の存在感だけは、さすがでしたが……。[ビデオ(邦画)] 4点(2015-05-11 14:57:15)《改行有》 2. 刑事物語2 りんごの詩 シナリオはあくまで二の次、猪突猛進型の主人公のキャラが魅力のシリーズ作品。 本作では二人のヒロインを要して、前半と後半で二回楽しめる。 主人公が見せる蟷螂拳とハンガーヌンチャクは、相変わらず愉快で楽しかった。 刑事ものというよりは、人情ものに近い娯楽作。[地上波(邦画)] 3点(2013-07-19 02:03:06)《改行有》 3. 刑事物語 くろしおの詩 武田鉄矢のキャラが、相変わらず安定感のある人情刑事物。 シナリオがかなり破天荒になり、コメディー要素が多くなってきたが、主人公のキャラありきの作品なのであまり気にはならない。 ヒロインの設定に魅力がなかったのと、うまくストーリーに絡んでいなかったのが残念。 アクションシーンはやや多めだが、本格的な立ち回りを求めてしまうのは、ちょっと酷かな。[地上波(邦画)] 3点(2013-05-22 05:30:30)《改行有》 4. 刑事ジョン・ブック/目撃者 普通の刑事サスペンス物と思ったら、途中からロマンスを含んだ人間ドラマへと変化する、 一風変わった作りの作品。その流れがとても自然で、設定にも妙味があって面白い。 都会暮らしの主人公が、片田舎の村の人々と心を通い合わせる様がよく描かれていた。 呑気すぎるのではという感もなきにしもあらずだが、ついほっくりとしてしまう。映像もきれい。 役者の前に大工さんをしていたハリソン・フォードは、その片鱗を見せてくれるシーンもあり、 生き生きとしていて、いかにも楽しそう。嫌みのない爽やかなラストがいい、お薦め作品。[DVD(字幕)] 6点(2011-12-18 11:32:37)《改行有》 5. 刑事物語5 やまびこの詩 武田鉄矢のキャラで見せる人情刑事ドラマ。 一応美人姉妹の出演が華ということで、ジャンルとしては寅さん系。 彼のキャラが好きなら楽しめるし、そうでなければ楽しめない。 主人公の蟷螂拳使い、ハンガーをヌンチャク代わりという設定は相変わらず面白い。 暇な時に鑑賞するには手頃な作品。[地上波(邦画)] 3点(2011-08-20 08:39:24)《改行有》 6. 刑事物語 序盤は主人公の描写が丁寧に描かれていて、いい印象を持てたんだけど、 金八先生のようなシーンが出てきてからは、彼のキャラが妙にくどくて暑苦しくなった。 思い込みが激しい猪突猛進型の人間は、現実の世界でも苦手なんで。 物語の核となる事件に関してはかなり浅薄で、TVの刑事ものの1エピソードと同じようなもの。 キャラで見せるタイプの映画なので、この主人公に好感を持てれば楽しめるんじゃないかと。 蟷螂拳の使い手という設定は面白かった。[DVD(邦画)] 3点(2011-08-16 07:14:16)《改行有》 7. 化身(1986) 渡辺淳一の同名小説の映画化。 クラブで出会ったホステスを、自分好みの女に変えようとする中年男の姿を描いたドラマ。 相変わらずしょーもない設定だが、不変的な男のロマンでもあるのだろう。 不倫という設定ではないので、もうお好きなようにしてくれという感じだが、 相手は着せ替え人形ではないので、ストーリーの展開は察しがついてしまう。 黒木瞳は痩せてギスギスしすぎ。個人的にはこの役がハマっていたとは思えない。 終始暗い映像と雰囲気で、センスの悪さがやたら目立つ作品だが、 阿木燿子絡みのエピソード以外は筋が通っており、中年男の悲哀さも表現できていたと思う。[地上波(邦画)] 3点(2011-07-25 17:35:48)《改行有》
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