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プロフィール |
コメント数 |
768 |
性別 |
男性 |
年齢 |
56歳 |
自己紹介 |
観た映画はできるだけ褒めたい。 |
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1. 原爆の子
《ネタバレ》 8月6日に広島の映画館にて鑑賞。
この日は広島にとっては特別な日。広島に生まれて暮らす私にとっても特別な日。
夏のこの時期には、広島市内のミニシアター系の映画館で、原爆にまつわる映画が毎年上演されている。
「原爆の子」は、広島のその後を描いた物語だが、復興半ばの広島と、傷を抱えたまま生きていく人々の姿は、言葉にすることが難しい哀しみをたたえている。
哀しみと怒り。
その怒りを飲み込んで、過ちを二度と繰り返さぬことを願い、訴える被爆者の方々の祈りが届くことを願う。[映画館(邦画)] 8点(2024-10-10 18:01:29)(良:2票) 《改行有》
2. 刑事物語
《ネタバレ》 演出がちょっと過剰な割に、筋立てはさほど凝らない。
映画って、だいたいこんなもんだったよなあ。
ワクワクして、時々笑えて、ちょっと哀しくて。
で、エンディングの歌が心にしみる。
映画って、それでいいんじゃないの。[インターネット(邦画)] 7点(2022-01-20 23:01:40)《改行有》
3. 毛皮のヴィーナス(2013)
《ネタバレ》 仕方無しに始めるオーデイションだが、演じ始めた女優の豹変振りに息を飲む脚色家の流れは、鳥肌が立つようだった。
ただ、その後の展開は潮が引いたり満ち足りで、その波に乗ることができず、延々と時間が過ぎていくという絶望的な時間を過ごした。
フランス語でなければ成立しない映画かな。
そして攻守を繰り返すSとMの世界は、境界線がわかんなくて焦れてしまった。あれを楽しむのも醍醐味なのかしらん。[インターネット(字幕)] 6点(2020-03-18 00:19:05)《改行有》
4. K-19
《ネタバレ》 キャスリーン・ビグローの作品は、ハートロッカーにしても、ゼロ・ダーク・サーティにしても、骨太で現実をこれでもかとばかりに観るものに突きつけてくる。それでも、原子炉に入って修理する悲壮さは、きっと映画の比ではなかっただろう。
国家の尊厳のために兵士を駒としてしか見ない上層部と、仲間や祖国のために命を賭けた兵士を英雄だと訴える現場の指揮官と、その差はどの世界でも埋まりようがないのかもしれない。
「父上と同じく収容所送りになりますよ」
「それが我が家の伝統かもしれん」
その一言で全員離艦を決める艦長の決断。
その決断を聞いた乗組員たちの表情が素晴らしく、艦長に対する信頼があふれていた。
いや、いい映画。[インターネット(字幕)] 9点(2019-05-13 17:15:26)《改行有》
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