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1. コーリング
シックス・センスを思い出させる展開でホラーの要素もありますが、夫婦の絆とは時空を越える事を訴えるラブロマンスでもあり。
やはりケビン・コスナーはタフガイよりも感動作で勝負する方が光ると思います。
弁護士役で登場するジョーの友人は名女優キャシー・ベイツ。
他を喰わないように控えめにコントロールした存在感がたまりません。彼女に免じて7点。7点(2004-06-03 18:48:15)《改行有》
2. 恋におちたシェイクスピア
《ネタバレ》 数々の悪評、低評価も星の数ほど聞く映画です。
が、私は稀に見る傑作だと思います。
シェイクスピアがあの「ロミオとジュリエット」を創作するに至るまでと、世に送り出すに至るまでの両プロセスが、実に真実味のある推理で再現されていると思います。
原書のセリフが頭に残っている人にはたまらない一品となるかも知れません。
矛盾点は捨てて鑑賞すれば良く、全編がかなり正攻法で仕立てられていると思うので問題にはなりません。
原書のセリフが生まれた理由は「恐らくこれであろう」と推理した脚本が大胆に流れ続け、名作に仕上がったと思います。
この時代、芝居小屋を守り、演劇を楽しんだ人々の感受性、庶民の感覚を大事な題材にした文豪の才能。それが氷山の一角であるかの様に、物語は「十二夜」の執筆へと導かれて終わります。
どなたか仰るように決してハッピーエンドでは終わらないのに鑑賞後清々しさの残る良質の作品です。[DVD(字幕)] 8点(2004-06-03 18:38:22)《改行有》
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