みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 恋人までの距離(ディスタンス) 《ネタバレ》 「愛してる」と一度も言わないのがイイ!明日になったら別れることが分かっているので、「愛してる」と言えないのがイイ!冒頭のアプローチの会話の中で「普通の人の一日を追う番組なんてつまらないじゃない」とセリーヌが言いますが、この映画自体がその「普通の人たちの一日を追う」映画でした。「好きだ」とか「愛してる」とか連呼するのではなく、終始、自分が思っている価値観を知り合い、また認め合うために質問しあったりしている。最初からセックスに結び付けない、相手への興味と敬意を、この映画の何気ない会話の中に感じました。恋愛について、良い勉強をさせていただきました(笑)。[DVD(吹替)] 9点(2005-06-17 15:43:11)(良:1票) 2. 恋するための3つのルール いやぁ、面白いよコレ! コメディというよりも、とことんマヌケなのが非常に良い。テンポの遅れた笑いというのは、斬新で楽しくってしょうがない。無理してマフィアを演じるマイケルと、仕事はキッチリやりとげるマフィアの面々が滑稽でたまんない。ジェームズ・カーンを起用しているところといい、『ゴッド・ファーザー3』を踏襲するところといい、…て、チャールズ・マルヴェヒルってひと、『ゴッド~3』の製作に関わってますがな。納得。この映画は、我が家の棚のマフィア系ジャンルのDVDでは、燦然と輝くコメディとして君臨しております。平均点が低い理由は、”3つのルール”の3つにこだわる必然性が全く無かったこと。これだけが残念に尽きます。タイトルで損していて非常にもったいない。ヒュー・グラントが演じているだけあって、アメリカン・コメディというよりも、ブリティッシュ・コメディの要素が強いです。[DVD(吹替)] 8点(2005-09-12 23:42:46) 3. 心の旅 感動しました。仕事をすることについて考えさせられました。よく新聞でも、談合や賄賂など、自分の仕事が原因で逮捕されたりする人の記事をみます。あそこまで出世したのに捕まるとは、なんてバカなやつ!と思って、いつもニュースを見ています。ヘンリーは、記憶を失って初めて、自分がやっていた仕事の闇の部分を知り、いかに嫌な人間であったかに打ちのめされます。娘は、祖父から聞いた父ヘンリーの少年時代のエピソードから、父が勤勉だからダメだったと言っています。本当は良い人間だったろうに。僕自身も弁護士が一般的に立派な職業であるとは思っていますが、本当の自分を失ってまで、尊敬できる仕事をしてきたのか?というヘンリーの後悔を目の当たりにすると、立派な職業の尺度って、なんなんだろなと思ってしまいます。仕事をとるか家族をとるかという図式ではなく、これまでの人生を振り返り、結果として、家族への時間を取り戻す決断をしたヘンリーに、大変、感動しました。[DVD(吹替)] 8点(2005-06-22 20:01:17) 4. コン・エアー いい知らせとわるい知らせのくだりに、イラッときます。[ビデオ(吹替)] 7点(2013-03-03 23:02:25) 5. 恋におぼれて メグ・ライアンがぶっ飛んでて可愛い。目がクリクリしているので、美人ではないけど魅力的。やはりラブコメの女王って感じ。イタズラが悪質だけど何だか許してしまうほのぼの感があります。とくに公園で子供たちを仕込むシーンには大いにウケました。みんなハッピーエンドで終わるから安心して観れます。[DVD(吹替)] 7点(2007-04-16 22:05:05)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS