|
1. GONIN
《ネタバレ》 オリジナルよりも10分長いリアルエディション版を見る 石井隆最高傑作 石井隆はあれこれ見たがやはりこれが最高 なによりも石井隆の描く純愛が今作は同性愛であることが大きい いつもの男女の恋愛は石井の場合必ず純愛であるが故に、持ち前の過剰演出と俳優のオーバーアクトがじゃまになって見ていられない時が有る しかし殺し屋と弟子の愛情まで(もち男同士w)、ことごとく愛情が純愛であるところは石井隆の真骨頂だ しかしその恋愛そのものはかなり屈折していて一筋縄じゃないところも哀しくて説得力が凄い たけしの抑えた芝居と、普通なら鼻につくオーバーアクトの本木雅弘の芝居がぴったりとはまった感がある 話の展開も読めないし竹中直人の自宅でのエピソードもギョッとした メインキャストの5人が殺されてゆく順番もかなり以外で自分的にはまったく読めなくて、そういう意味でも楽しめた キャラ作りが抜群でメインの5人だけじゃなくヤクザ達にもちゃんと見せ場があってすべてのキャラが立っている とくにたけしの登場シーンはぞくっとした 女が出ない石井隆も珍しいが男同士の恋愛映画としても抜群で、本木演じる三屋の美しい横顔で終わるエンディングも心に残った[DVD(邦画)] 8点(2014-06-09 16:45:35)(良:1票)
2. ゴジラVSデストロイア
《ネタバレ》 VSゴジラ完結編 ゴジラ香港に上陸するがすでにバーニング状態 今回のゴジラは最初から爆発寸前で常に調子が悪い感じでいまいち元気がない しかしメルトダウン寸前のバーニングゴジラはシリーズ屈指のかっこよさで今作をそれだけで引っぱる ストーリーは相変わらずぐだぐだでオキシジェン・デストロイヤーとか1954年に作られた造語を小難しい言葉としていまさら使うかなぁ? まぁバトルがかっこよければそれだけでいいんだけど 超能力者の女二人がけっこうウザイ この人達は何の為に居るのだろうか しかも顔がそっくりなのでどっちがどっちだかもよくわからずまぁどうでもいいや状態 失礼だが林泰文ていう役者をメインにすえたのは何故だ 高校生の自主制作のキャストにしか見えなかった ミスキャストという以前に制作ミスレベル ラストのメルトダウンゴジラだけは超クール ここだけでも見る価値がある スーパーXIII機長の高嶋政宏が過剰に淡々としていて沈着冷静を通り越して笑える もしかしてラリッてんのか(笑) スーパーXは積めるだけの冷凍エネルギーを使ったら今年の予算すべてなんだと、さらに笑った 序盤の香港とラストの羽田のバトルのみが見所だ[ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-12-24 12:39:11)
|