みんなのシネマレビュー |
|
21. コーラス 《ネタバレ》 音楽って素晴らしい!そう思わせてくれる映画です。モランジュ少年(本当に美声です!)を初めとする少年達の合唱は素晴らしかったです。 それと、先生役のジェラール・ジュニョがいいですね。音楽家崩れのしがない中年教師が奮闘努力していく姿は非常に身近に感じられて親しみを覚えました。 ストーリーについては、非常に現実的です。特にコンクールに出て賞を取ったとかそういう結末ではありません。ただ、そういった予定調和的なハッピーエンドが無い分、静かな感動を呼び起こしてくれる作品でした。 [DVD(字幕)] 8点(2006-04-16 22:22:16)《改行有》 22. この素晴らしき世界 《ネタバレ》 非常に感動しました。正直、途中で「いくら生きるためとは言え、それは・・・・」と思うところもありましたが、それでもやはり生き抜くことが大事なんだと痛感しました。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 21:49:11)《改行有》 23. 恋は雨上がりのように 《ネタバレ》 原作を読んでから映画を観ましたが、小松菜奈は「橘あきら」そのものになっていましたね。 ラストも、原作版よりも爽やかで、これはこれで良いなと思いました。ただ、原作を読み終わった後の「あああああ」という何とも言えない感情は湧きあがらなかったですが。[DVD(邦画)] 7点(2019-12-15 22:51:55)《改行有》 24. コレクター(1965) 《ネタバレ》 ザ・スミスのシングルジャケットにこの作品のテレンス・スタンプが使われていますが、実際に作品を観て、この映画の写真をセレクトした意味が良くわかりました。 まあ、おそらく多くの人が「ドン引き」してしまうような怪しく下種な内容の映画なのですが、とにかくテレンス・スタンプが醸し出す圧倒的な孤独感(ひきこもり感)と怪しさ全開の変態演技がすさまじく、半世紀以上経った今でも引き込まれてしまいます。[地上波(吹替)] 7点(2018-08-31 00:42:31)(良:1票) 《改行有》 25. こまどり姉妹がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! 《ネタバレ》 戦後の文化・芸能史を描くだけにとどまらず、 こまどり姉妹を通じて、戦前・戦後日本人はどう生きてきたかについても描いたドキュメンタリー[DVD(邦画)] 7点(2014-05-01 21:07:44)《改行有》 26. コマンドー 《ネタバレ》 冷静に見るとしょうもないクソ映画なんですが、なぜか心が高まり引き込まれてしまう魅力を持った作品です。 ある意味男の理想をそのまんま映像化したような感じです。 それにしても、なぜベネットは銃を捨ててしまったのか・・・・・[地上波(吹替)] 7点(2014-04-14 00:06:40)《改行有》 27. GO NOW 《ネタバレ》 難病ものではあるが、綺麗ごとだけでないリアルな情景も描かれていて考えさせられますね。正解のない、何をすれば良いのかも見えない状況に置かれた中での、家族や恋人、仲間達の支えが心を打ちました。 ロバート・カーライルはやはり見事な演技でした。 [ビデオ(吹替)] 7点(2013-09-28 09:34:12)《改行有》 28. ゴモラ 《ネタバレ》 なんと言うか、マフィアがその土地に根付いている(というかその土地を支配している)難しさを感じましたね。そして、先進国と言われるイタリアでこのような現実があることに衝撃を受けました。イタリアの南北格差は話には聞いていましたが、その一端にこういうマフィアの影響力の問題が少なからず影響しているのかなと感じましたね。 [DVD(字幕)] 7点(2012-07-25 23:22:33)《改行有》 29. GOAL!2 《ネタバレ》 「ゴール2」というよりはドラマ版「レアル ザ・ムービー」と言った方がしっくりときますね。華やかな日常を過ごしているように思われている銀河系集団も実は厳しい環境の中に置かれていることが良くわかりました。 ストーリーはややテキトーな感じになっていてイマイチですが、FIFA公認だけあって全体的にリアルな作りで面白かったです。[地上波(吹替)] 7点(2010-06-26 21:16:36)《改行有》 30. コルチャック先生 《ネタバレ》 多くの人から尊敬されており、一人生き延びることも可能な立場でありながら、自分を頼っている孤児たちのために運命を共にしたコルチャックという人間の生き様そして人間が人間を選別する行為を愚かなものとして否定する彼の信念に感銘を受けました。それだけに、ラストの字幕が胸に突き刺さってきますね・・・・。 [ビデオ(字幕)] 7点(2009-10-30 00:14:06)《改行有》 31. コントロール(2007) 《ネタバレ》 自殺という結末はわかっているだけに、そこに至るまでの道程を見ていくのは辛いものがありました。ただ、好きなバンドの話だけに、知ることができてよかったですが・・・・。 しかしこの映画、ジョイ・ディビジョンやニュー・オーダーを知らない人が見ても重苦しさを感じるだけではないでしょうかね。伝説のロッカーであるイアン・カーティスを一人の悩める若者として等身大に描いているところに意味があるわけですから。 [DVD(字幕)] 7点(2008-11-11 18:36:37)《改行有》 32. コウノトリの歌 《ネタバレ》 ベトナム(北ベトナム)側からベトナム戦争を描いた作品は、あまり見る機会が無かったので非常に新鮮でした。 ベトコンの兵士達もアメリカ映画ではショッカーの戦闘員のような描かれ方しかされていませんが、この映画を見る限り恋の悩みを抱えていたり、戦闘への恐怖を感じていたりするような普通の若者たちなんですよね・・・・(まあ、当たり前なのかも知れませんが)。 また、この作品では内戦としてのベトナム戦争のエピソードも描かれていてそれも興味深かったです。 [地上波(字幕)] 7点(2008-03-15 21:25:37)(良:1票) 《改行有》 33. コマンダンテ 《ネタバレ》 アメリカでは上映禁止になったようですが、まあ当然でしょうね・・・。これだけ、敵国の親分を魅力的に映し出しているんですから。ただ、人間的な魅力だけでなく、オリバー・ストーンの直球勝負的な質問の投げかけのあしらい方などを見ていると非常にしたたかさも感じられましたね。 アメリカとキューバの関係の裏話的なものも聞けて非常に興味深い作品でしたね。大国アメリカと対峙する小国であるキューバでなぜ50年近くも革命政権を維持し続けることが出来たのか、ほんの少しですが理解できたような気がしました。 [DVD(字幕)] 7点(2008-02-15 19:13:07)《改行有》 34. こわれゆく世界の中で 《ネタバレ》 派手さもなく淡々とした映画ですが、じんわりと心に染みる佳作です。現代の世知辛い社会の中での人間関係のあり方についていろいろと考えさせられるところがありました。音楽も非常に良かったです。 しかしまあ、ジュード・ロウ演じる主人公の行動はちょっとどうなんだ?と思うところはありましたけど・・・・。最後も背中を押されてからじゃなくて自分の意思で助けに行けよ!と言いたいですね。 [DVD(字幕)] 7点(2007-12-22 16:30:54)《改行有》 35. ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR まあ、暴走族の是否は置いといて、70年代の不良を上手く描いているドキュメンタリーだと思います。 とにかく、流れる音楽がとても格好良いですね(サントラあったら絶対買います。)。 [DVD(邦画)] 7点(2007-09-12 19:22:48)《改行有》 36. connie & carla コニー&カーラ ニア・ヴァルダロスは本当に魅力ありますね。もうストーリーはドタバタコメディーそのものですが、「エビータ」や「キャバレー」等の有名なミュージカルナンバーがたくさん出てきて楽しかったです。 [DVD(字幕)] 7点(2006-09-03 00:39:23)《改行有》 37. コーヒー&シガレッツ 《ネタバレ》 見ているだけで、コーヒーとタバコが欲しくなる作品でした。喫茶店で、他の客の会話を聞いているような感覚で見ることのできる作品です。で、白黒の画面とコーヒーがすごくマッチしてとても洒落てます。(本当に美味しそうです。) で、それだけだったら、別にDVDで見なくても喫茶店に行けばいいじゃん・・・ということになるんですが、この作品は出演者がまた、魅力的なんです。隣にイギー・ポップとトム・ウェイツが座って取り留めのない話をしてたり、ビル・マーレイがウェイターをしていたりしてるんですから・・・。ケイト・ブランシェットの1人芝居も良かったです。 この作品は、コーヒーとタバコを用意して、自分もその店に居るという感覚で見るととてもリラックスした時間をすごせます。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-13 18:46:02)《改行有》 38. コーカサスの虜 《ネタバレ》 非常に哀しいストーリーです。今も続いているチェチェン紛争。対立する者同士の憎しみの連鎖は途切れることはありません。見終わった後、非常に荒涼とした気分に包まれました。 コーカサスの大自然と音楽が見事に混ざりあう中、物語は淡々と進んでいき、非常に美しい作品になっています。(「ビフォア・ザ・レイン」という作品も、雰囲気が近いのでこの作品に魅かれた方にお勧めします。) [DVD(字幕)] 7点(2006-04-16 22:02:38)《改行有》 39. 恋の罪 《ネタバレ》 昭和後期の日本映画の雰囲気で、バブル崩壊後の退廃的で享楽的な90年代の姿を園監督独特の淫靡でエログロ満載な作風で描いた作品です。 ただ興味本位なだけではなくて、この作品もやはり園監督作品の継続的なテーマであろう「現代日本の家族関係」が中心にあって挑発的な映像とともに伝わってきました。そして、相変わらず園監督のファザコンぶりも垣間見えます。 ただ、内容的には中々見応えのある作品だったのですが、「東電OL事件」のインスパイアという面がやや強調されているのは何だかなあという感じですね。確かにそれはわかるんですけど・・・・。 [DVD(邦画)] 6点(2012-09-23 11:13:16)《改行有》 40. 恋するショコラ 《ネタバレ》 メリル・ストリープ主演の「恋するベーカリー」に便乗して出されたとしか思えない邦題になっています。おまけにジャケットには登場人物の女性の写真だけが出ていて、説明も彼女が主役のラブ・ストーリーであるかのように書かれています。 しかし!実際の内容は全然違っていて、彼女はあくまでも脇役で主役は金のためなら何でもやる建設会社の経営者の男性です。しかも、いろいろな事があってエジプト人の中年パティシエの代わりにチョコレート作りの学校へ通わなくてはならなくなったことで様々な問題が起きる・・・・という結構コテコテなコメディ映画です。 恋愛を描いたと言うよりは、移民に扮してチョコレートの学校へ通う中で起こるいろいろな出来事を通して一人の男性が成長していく姿を描いていく中のひとつのエピソードの中の一つとして恋愛があるという感じでしたね。 まあ、騙されるのも映画の醍醐味の一つではありますので、個人的にはこういう商法は嫌いではないです。 [DVD(字幕)] 6点(2010-11-28 15:03:57)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS