みんなのシネマレビュー |
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81. 殺し屋1 クセのある出演陣が皆、いい味出しまくり。ポーリン・スンのボケボケぶりがいい。松尾スズキが二人いるのは怖すぎ。暴力を誇大して見せることで虚構性が強調されているというか、漫画チックで、それはそれで良かったのですが、拷問シーンは妙にリアルで見ていて辛かったです。基本的に“切る”とか“刺す”とかって苦手でして、乳首スパ-ン!は叫びましたよ。スプラッター系を楽しめない私には向かない作品でした。究極のMが究極のSに求めるものが味わったこともないような絶望。そしてその求めに応じずに、絶望を与えないという究極の絶望を与える。なるほど、理解できない世界です(笑)。面白いと思える部分は多いんですが、“切る”とか“刺す”とかがやっぱきついっす。あと、垣原の死体から額の傷が消えていたのはなんで?[DVD(字幕)] 4点(2005-07-26 13:05:52) 82. 告発の行方 ジョディー・フォスター のレイプシーンを売りにしただけの作品という印象。レイプは弱い者いじめであり、その後の人生に大きくダメージを受けさす卑劣な犯罪行為であり、絶対やってはいけない事であることは大半の人は解かっていること。解かっていない人がこの映画を見たところで何も伝わらんでしょう。性犯罪における裁判の難しさも然り。では、ストーリーが面白いのかと言えばいたって普通。では、見所はどこか?ジョディー・フォスター のレイプシーンしか無い。4点(2003-10-30 18:16:46) 83. 孤高のメス 家の前の小さな道を挟んですぐに海がある。大きな湖かもしれないけど。で、なんと見た目、ほぼ海抜0m。なんとも絶好の漁村ロケーションだ。にもかかわらず、何故に標準語よ。ちょっとだけ田舎っぽい響きのようにも聞こえるが。そもそもこの作品は、都市部に比べて設備の整わない地方の病院が抱える問題をテーマにしている。だからこそここはしっかりと「地方」を強調すべき「方言」の出番でしょ。絶好のロケーションにしたって一瞬映されるだけで、なんとしてもこの画が欲しいといった類のものではない。リアルでキレイな手術シーンにいくら力を入れても、こういうところをないがしろにしちゃいけない。[DVD(邦画)] 3点(2011-09-26 17:01:32)(良:1票) 84. コレクター(1997) 「犯人はコレクターだ」早っ!「約束事を破ったから殺されたんだ」正解!恐るべきプロファイリング!!一方、犯人も一切の証拠を残さないプロ中のプロ。なぜ自筆のメッセージを残したのかは、我々凡人には考えも及ばないほどの考察があったに違いない。「犯人は二人いる」早っ!即決!!凄すぎる!!そりゃ、FBIが探せなかったアジトも簡単に見つけるはずだ。とてつもなく頭のキレる犯人が、どう見てもただのエロ親父にしか見えないラストシーンは、それほどにアシュレイが魅力的だったということに違いない。そうに決まってる、、そうに、、、。書いててむなしくなってきた。[DVD(字幕)] 3点(2005-10-25 15:43:43)(笑:1票) (良:1票) 85. コール 完璧な計画と称する父と母と子を別々に拘束する誘拐方法は、3つのドラマを同時進行させ、観客を緊迫感のあるスリルとサスペンスの世界へと誘う、、はず、、だったんですが。たしかに前半はいわゆるクロスカッティング手法で得られる恩恵によって、そこそこの緊迫感を持って進んでゆく。しかし犯人有利のはずの3つの場所それぞれで、ことごとく弱き被害者たちがあり得ない強さを発揮して、さらにはどこに計画性があるのかわからないような犯人達の行動が見事にスリルとサスペンスの世界を消し去ってくれる。ひとつ思ったのですが、今回はこの親子が異常に強かったわけですが、3人を別々に拘束する誘拐方法のメリットは、母を拘束した者がエッチなことをできる、ということにつきるのではなかろうか。もしかしたらこれこそが犯人の最大の目的か!だからリーダー格の犯人が母の担当なんだ!その辺りを掘り下げて描いてくれると私的には満足できたのですが、、、ってそれじゃポルノですよね。暴走しすぎました。[DVD(字幕)] 3点(2005-10-24 17:07:05) 86. ゴースト・オブ・ミシシッピー うっ..どうしよう..ココまで平均点8.67点ッスかー...ごめんなさい。ホンマごめん。内容は黒人差別問題、しかも実話ということなんですが、もちろん真摯に受け止めるべきテーマで実際の裁判とその結果には大いに感動もします。この映画がこの問題に真面目に取り組んだことも評価したいです。でもなー...はっきり言ってテレビドラマみたいだった。登場人物の顔のアップばっかりだし、その顔は不自然に一定のライトを浴びてるし、怖さや緊迫感も無いし、素晴らしい南部の情景も無いし、家族ドラマも希薄だし...。テレビでよくある再現ドラマって感じ。ホンマにごめん。3点(2004-09-09 14:12:47) 87. 光州5・18 (評価低いです。この映画を好きな人、気を悪くなされませんように・・。)弟想いの兄と兄想いの弟の気持ち悪いほどの平和な日常は後の非人道的事件をより非人道的に見せるための演出なのかもしれないが、くさすぎる。兄の女性に対する漫画のような不器用さは「ほのぼの」を超えてコメディのラインを超えている。実際、兄の先輩にあたるタクシー運転手なんかは完璧にお笑い担当で、ゆえにコメディ色はあえて入れているということになるのだろうけど、平和を描くのにコメディという発想がそもそも安易すぎる。残酷な史実をエンターテイメントとして見せるためということであったとしてもやっぱり安易。しかもコメディと言ったって人格で笑わせているだけという浅はかさ。後半のシリアスな展開もいちいち兄弟親子のドラマが大袈裟に乱入してきてむやみに感動を煽ってくるのがうっとうしい。俳優たちが一生懸命に泣いたり笑ってたりさせられてるのを見て哀れに思った。[DVD(字幕)] 1点(2010-08-18 16:05:43)
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