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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. コンタクト 《ネタバレ》 311後にはアチコチで蘇り現象が見られ、NHK特集で放映される事態となった。それをバカバカしいと思うか?肯定的・好意的に見るのか?どちらでもないのか?どのタイプかによって、評価が分かれるのだろうが、科学と宗教の関係性に切り込んだ意欲作である事に間違いはない。現代版『遠野物語』であり、小林秀雄の「信じることと知ること」の世界観を映像表現しているとも言える。減点は相変わらずの日本の扱い・描写。ちなみにTV版は90分放映なので60分程度カットされており、それがよかったのか?悪かったのか?完全版もいつか見たいと思う。[地上波(字幕)] 9点(2015-07-16 09:58:28) 2. 恋はデジャ・ブ とても面白いファンタジーコメディー。主人公は当初は変わらぬ日常を嫌悪し「規則どおりに生きるのはお断りだ。自分で決めた事をやるのがイチバン」と言い放ち自由奔放に生きる。この辺りでは変わらぬ日常に疑問を持たない我々への皮肉か?と思った。ところが、次第に変わらぬ日常を愛するようになる。変わらぬ日常を愛し、人を愛する事によって新たな日常がスタートするというよくできた作品。ビルマーレーならではの笑いもあるし、これを2/2に放映するテレ東は粋だね!9点(2004-02-03 02:14:16) 3. 交渉人(1998) 最後の発砲では「マジで?」で、その後に「えっ!そうなの?」と声を上げてしまった。8点(2004-01-02 21:48:57) 4. この森で、天使はバスを降りた 刑務所あがりという設定でレ・ミゼラブル系の映画なのかな?と思ったらいきなりパーシーがカミングアウトしたので、オヤっと思った。(最後まで疑われるところは多少似てなくもないですが)これは「母性愛」がテーマかなあと思いました。ここにはいろんな母子が登場する。過去に流産で我が子を殺し、子供が生めない事を悔やむパーシー。(彼女は州の歴史である先住民の赤ん坊が溺死する話に母親が出てこないのが納得がいかない。)可愛い赤ん坊を育てるシェルビー。ヒーローである息子を戦場に送ったが(ベトナムで病んだと思われる)戻ってきた息子を陰ながら面倒を見るハナ。(パーシーはハナに向かって「生きてるだけマシよ」!と言い放つ)パーシーが命を賭けてハナの息子を救おうとしたのは、ハナの母性に共感したからではないだろうか?そして最後に息子のために応募してきて町にやってくるクレア。各々のいろんな形をした我が子への愛情が盛り込まれていると思いました。女性向けの映画ですね。7点(2004-02-11 04:33:26)(良:3票) 5. ゴースト/ニューヨークの幻 別に感動もしないし、泣きもしないんだけども、こういうファンタジーは見ていて楽しい。映画なんだから現実ではありえない設定でもっといろいろ楽しみたいものです。7点(2004-01-05 21:24:29) 6. 国会へ行こう! リアリティーの有無はわからないが、日本の政治映画として結構楽しめる。政治は権力と結果ですね。7点(2004-01-04 03:36:32) 7. コン・エアー 大概犯人役を応援してしまうのだが、このマルコビッチには特に肩入れしてしまった。7点(2003-12-30 23:21:29) 8. 心の旅 事件後も事務所が親切なのが意外。普通の会社員ではあれば、仕事に関係のない事故での長期休暇には限界があり、普通は解雇だろう。私は見ていて何時それが切り出されるのか?と思っていたが、最終的にそれはなかった。まあおそらく事務所経営なので、パートナー制度を採用していると思われ、ハリソンも共同経営者の一人なので、簡単には解雇にはできないのかもしれないが。それから事故前のハリソンは確かに傲慢な面もあるが、クライアントに不利な証拠は提示しないのは当たり前の事なので普通に仕事していたと思う。事故後に改心?して相手側に証拠提示をしてしまうが、これは職務上の倫理規定違反だろう。下手すれば、事務所から訴えられて、かなり厳しい状況になると思う。とまあ粗はいろいろあるが、事故や病気で人生が一変するという事態は他人事ではなく、ある程度の共感はできます。[ビデオ(吹替)] 6点(2006-05-07 22:49:58)(良:1票) 9. 恋するための3つのルール 《ネタバレ》 ジーン・トリプルホーンにはあまり魅力を感じないので、この2人でラブコメはキツイなあと思ってたら、女優の出番は少なく、ヒュー・グラント中心で展開し、ラブコメというよりはマフィアコメディーになっており結構楽しめた。ただし、最後はスティングもどきで、どう考えてもヤラセだろうなあというのが判りきっているので、最後のオチが弱くシマリが無くなってしまったのが残念。6点(2004-03-15 03:54:37) 10. 恋は舞い降りた。 まあアリガチなファンタジーストーリーですが、なかなかよかったです。ちょっと唐沢の演技がオーバーかな?逆に江角は自然体で良かったと思います。6点(2004-02-18 05:07:49) 11. ゴースト&ダークネス アフリカの雄大な自然も良かったし、ライオンも「ジョーズ」バリの恐怖感があってなかなか良かったです。単純に楽しめると思います。実話というのも驚きです。6点(2004-02-08 05:03:49) 12. 恋は嵐のように テンポがよいので飽きずに最後まで見られた。6点(2004-01-07 04:36:56) 13. 恋のためらい/フランキー&ジョニー いい年してずいぶん子供っぽいなあと思っていたのだが、設定は30代と40そこそこか。30年前の作品だが、昔の映画ってついつい時間がスライドしちゃっていつまでも役者と自分の年齢差が変わらないように思えてしまうんだが、当たり前だけど作品内の役者の年齢は永遠に固定されていて、いつのまにか自分が追い越しちゃうってことにあらためて気が付かされた。それにしても、もうちょっと成熟していてもいいようにも思えるが、吹替だと軽くなってしまうのかも。[CS・衛星(吹替)] 5点(2022-05-27 12:26:27) 14. 午後の遺言状 「生」と「死」を映像的に表現しようと試みたようだが、ややまとまりに欠ける。もっと堂々と「生」の喜びと「死」の苦しみに正面から向き合ってもよかったのではないか。死に際で重要なのは自分の人生を肯定できるか否かだろうな。[DVD(邦画)] 5点(2016-07-13 12:47:45) 15. コップランド 所謂警官不祥事モノで真面目な作品ではあるのだが、あまりサスペンスにはなっておらずストーリーは退屈。物静かなスタローンは初めちょっと違和感も感じたのだが、見ているうちにこれはこれで悪くはないかなと思えてくるようになる。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-01-22 10:40:59) 16. 極道の妻たち 最後の戦い 《ネタバレ》 女が見るヤクザ映画。男がしょうもないから女が立ち上がるというワンクッションがあるので、純粋な組同士の対立というよりは男女関係がメインになているような。また、これは実録なのか任侠なのかイマイチ判別がしにくい。女優4人の四者四様の生き様は際立っており、女性観客相手に女の生き様を提示はしている。不器用なかたせ梨乃、バカな夫に見切りをつけて筋を通す岩下志麻がメインではあるのだが、カネのために男の庇護狙いの石田ゆり子や岩下志麻に復讐する若きキムラ緑子の腹の座り具合・しぶとさも中々ではある。要するに、女の敵は女であるという事か。そして、高倉健で山口組を撮ってきた山下監督が、晩年近くでこのヘタレ四代目を撮る事になろうとは・・・。時代の変化を感じる作品でもある。[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-07-11 11:12:37) 17. 地上より何処かで 子供のことなんて平気で投げ出す親が多い中、この母親はまあよくやってるほうかと。[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-08-18 03:36:47) 18. 氷の接吻 次のボンド候補にもなっているユアンだが、一応最後までバレずに、がんばって諜報活動している???5点(2004-04-28 04:46:23) 19. 恋におちたシェイクスピア 予備知識全く無しでみたせいか、「こういう映画なの!?」という印象。シェイクスピアについては殆ど知らないので、知っていればもう少し楽しめるんだろうなあとは思います。5点(2004-03-04 03:48:22) 20. ゴッドファーザー PART Ⅲ 因果応報の殺戮が只管展開されていくだけなので、あとは「見せ方」が問題となるわけだが、ちょっと過剰演出かなという印象。[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-03-09 01:23:59)
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