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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 小早川家の秋 実に美しく整えられた構図で、いくらでも眺めていられそう。京都の町家、風に揺らぐ簾、大小並べられた丸桶、開け放たれた襖越しの景色など等堪りません。造り酒屋の大旦那、女好きで競輪好きのデタラメ親父であっても一家をそれなりにまとめて束ねていたのはこの親父であり、彼の死と共に一家はそれぞれの方向へと進んでいく。その前途をなんとも重厚で重苦しい音楽が現している。7点(2004-10-17 16:46:17) 2. 絞死刑 小松川事件を下敷きに朝鮮人差別問題、死刑制度、国家と個人などの難解なテーマをシニカルな笑いに包み、ほぼ全編を死刑場の中でのワンシュチュエーションで見せる低予算な映画。7点(2004-06-08 12:19:01) 3. 殺しの烙印 【すぺるま】さん、ありがとうそんな経緯のある曰く付きの作品だったんですねえ。ピストルオペラの元ネタかあ、位の気持ちで見ていたんですが、もう一度本作と清順監督、木村威夫の組んでいる「ピストルオペラ」と見比べて見たくなりました。パロマはあからさまで絶対タイアップだと思いました。7点(2004-03-01 13:02:58) 4. 荒野の用心棒 見事にオリジナルを真似てますねえ。オリジナル見るまでは面白いじゃんと思っていたが、見たときにすごいショックを受けた。 7点(2003-10-29 09:53:39) 5. 荒野の七人 キャストの派手な分見栄えはこちらの方があるのでしょうが、あまりにストーリーが一緒ですし、そのくせ百姓の辛気臭さや狡さなどがなく、この映画では勝ったのは7人であり百姓が勝ったのではない。7点(2003-08-10 21:54:31)
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