|
プロフィール |
コメント数 |
47 |
性別 |
男性 |
年齢 |
50歳 |
自己紹介 |
敬愛するマルクス兄弟の次男 (僕も次男です) にして、知る人ぞ知る屈指の男性ハープ奏者、ハーポ・マルクスよりハンドルネームを拝借。彼と同年代のチャップリンに始まり、同じく同年代のキートン、ロイド、そしてサイレント期を含めた「クラシック」映画を、喜劇を中心に邦画・洋画問わず、こよなく愛しています。 |
|
1. 国士無双(1986)
衛星映画劇場で放映されていた時に、30分経った辺りから何気なく点けて観たのですが、中井貴一さんが原田美枝子さん (終了後に、ネットで調べて彼女だと判りました) をおんぶしようとしたり、フランキー堺さん扮する伊勢守 (本物) との対話・その後の決闘など、終始一貫している脱力感と間抜けっぷりには、ハマりました。いや、今もずっとそうです (←現在完了形) 。
それにしても、特定の台詞の可笑しみを、さらに強調するべく瞬間的にインサートされる映像 (にゃ~んと鳴く猫の顔のクロースアップや、鰻の蒲焼を焼く模様) の数々には、大笑いしました。もし、今度放映されたら絶対に録画しますぞ![CS・衛星(邦画)] 9点(2005-06-30 20:27:51)《改行有》
2. 御冗談でショ
舞台での長い芸歴を引っ提げて、『ココナッツ』 (1929) で映画デビューしたマルクス兄弟が、舞台を離れて本格的に映画に出演するようになった第2本目の作品。今の日本の大学生に対しても、グルーチョ学長の皮肉は十分な切れ味を発揮するでしょう。チコとハーポの公然たる間抜けっぷりには、敬意さえ表したくなるほどです。この映画では、ライトモチーフとして全編を通して至る所で4人の兄弟に歌われる (ハーポは、口笛で馬に聞かせて、得意のハープでも絶品の演奏を聞かせてくれます) 、『Everyone Says I Love You』という歌が素晴らしいです。これは後年、グルーチョを師と仰ぐウッディ・アレンの『世界中がアイラブユー』 (1996) の原題名に使われ、その劇中でも、マルクス兄弟へのオマージュとしてやはりライトモチーフとして聞かせてくれます。[映画館(字幕)] 8点(2004-03-05 11:50:53)
3. 荒野の七人
あの傑作『七人の侍』を、ユル・ブリンナーが観て惚れ込み、リメイク権を買い取って作られたということで、どうしてもご本家と比較されてしまいますが、僕はどちらも大好き大満足!素材と俳優、音楽、演出が優れていれば、洋の東西を問わず素晴らしい作品になる好例だと思います。まず、何と言ってもバーンスタインの、あの胸躍り高鳴るテーマ曲。これを聞くといつも、アメリカ西部劇の陽光降り注ぐ広大な「荒野」が目に浮かびます。そして、全身黒尽くめの出で立ちで、すっと背筋を伸ばして歩き、鷹のように鋭い眼光を放つ、ユル・ブリンナー。『七人の侍』での志村喬さん同様、まさに「名将」そのもの。
そして、7人の個性的なガンマンの中でも、ジェイムス・コバーン演じるブリットは、まさにいぶし銀。銃とナイフの両刀使いという練達の士、という設定ですが、何と言っても列車を背景にした、電光石火のナイフ投げのシーン。初めて観た時の興奮が、まだ忘れられない映画です。[地上波(吹替)] 10点(2004-02-04 10:06:16)(良:1票) 《改行有》
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 0 | 0.00% |
|
4 | 0 | 0.00% |
|
5 | 1 | 2.13% |
|
6 | 2 | 4.26% |
|
7 | 3 | 6.38% |
|
8 | 5 | 10.64% |
|
9 | 10 | 21.28% |
|
10 | 26 | 55.32% |
|
|
|