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プロフィール |
コメント数 |
623 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
風刺的作品や史実物が好きだが批判されがちな単純なエンターテイメント映画も正当に評価したい。常用でない言葉を並び立てるのではなく単に日常会話程度の感覚の文章でレビューを行いたい。 無名作品には基本的に特攻しないのでハズレを引くことが少なく平均点が高くなっています。
目安 10 大傑作のうち、社会的に意味がある、圧倒的なオリジナリティ、何度見ても楽しめる等の要素がある傑作 9 上には及ばないが大傑作。ほか万人には勧められないが個人的に大好きな作品もここ 8,7 単純に傑作、佳作。8は万人に勧められる傑作、7は個人的に好きな作品が多い。 6 面白いが傑作というほどでもない。面白いが万人ウケはしそうにない 5 そこそこは楽しめるが2度は見ない 4,3 まあ見れるが面白くはない 2,1 つまらない、見る価値なし 0 もはや伝説的な糞 |
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1. ゴッドファーザー PART Ⅱ
前作の続きであるマイケルのドン就任以後のストーリーと、マイケルの父ビト・コルレオーネの物語をクロスさせながら描いた大作。この映画の魅力は前作のレビューに書いたので割愛。[DVD(字幕)] 10点(2005-08-24 21:16:51)
2. ゴッドファーザー
長編小説の映画化であるが「ストーリーテリング」が全て。天才的な巧さ。
例えば初めの葬儀屋アメリゴ・ボナセーラの懇願シーンだけでドンの権力、性格、ファミリーの構造全てがわかってしまう。
一見華やかな結婚式シーンの中だけでソニー、フレドの性格、トムの仕事、マイケルの立場といった重要な事柄を説明じみること無く華やかなままに全て伝えてしまう。
そして華やかな結婚式のシーンの後にジャック・ウォルツの恐怖のシーンを挟みファミリーのやり方を衝撃的に実践して見せてくれる。
全てのシーンが「ストーリーテリング」の役割を果たし、しかも無駄が無く面白い。
セリフの無い「間」であってもそれはただの間ではなく何かを意味しているのである。
だからこそ長い映画でも全く長さを感じさせない。
小説の映画化とはこうやるのだという完成度で、小説を超え、そして映画という枠組すらも超えているとすら思わされる歴史的な作品。[DVD(字幕)] 10点(2005-08-24 21:16:05)《改行有》
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