みんなのシネマレビュー |
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1. こねこ 猫好きにはたまらない。猫達が本当にいい演技をしてる。撮影には凄い手間と苦労を要したことだろう。たまらなくなって見ている最中に、飼い猫をつれてきて一緒に見た。[DVD(字幕)] 8点(2007-06-22 20:13:24) 2. コーカサスの虜 《ネタバレ》 最後のワーニャの行動と独白部分にやられた。ロシア人の捕虜2人とチェチェン人たちの心の交流。個人レベルでは和解への可能性を探ることができても、集団になったときはもうどうにもならないのが辛い。憎しみの連鎖を断ち切ることの困難さを知った。[ビデオ(字幕)] 8点(2007-03-28 14:17:05) 3. コーリャ 愛のプラハ 冷戦終結前夜のチェコスロバキアを舞台にした作品。子供嫌いな大人と子供が歩み寄り本当の親子のようになっていく映画はけっこうある。最近だとフランスの「バティニョールおじさん」「パピヨンの贈り物」、トルコの「少女ヘジャル」、ブラジルの「セントラルステーション」あたりがそうだろうか。この映画も前述した作品同様、ハートウォーミングな作品である。この作品の特徴は何と言っても共産主義の最後の時代を描いた点にある。1989年当時のチェコスロバキアはソ連の衛星国だったわけだが、「プラハの春」に代表されるように独立志向が強く、弾圧と武力侵攻の経緯からも市民レベルではソ連に好意的ではない。(ソ連を支持する人々もいただろうしあくまで監督の視点なのかもしれないが)このあたり、現在事実上アメリカの衛星国になっているわが国と対比してしまった。日本人は比較的アメリカに好意的であるように思うが、対等な戦略的パートナーとして日米関係が構築されているかといえば甚だ疑問である。民族的アイデンテティの問題として、この映画で描かれたチェコ人のソ連への感情と、日本人のアメリカへの感情は随分異なるように思える。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-02-16 22:36:12) 4. 子供たちの王様 文化大革命期は「共産主義」と「毛沢東主義」の称揚だけが「教育」だったといってもいい時代だった。そんな中で主人公の先生は子供達に従来の「教育」に縛られない多様な価値観を許容する教育をしていく。文革期を描いた中国の小説を以前読んだが、いかに文革が当時の子供たちを洗脳し騙してきたか、子供の心に与えた傷の深さがいかほどのものかが理解できた。この映画もそうした時代を描いたもの、そしてそうした時代を否定的に描いたものとして貴重だと思う。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-31 10:29:01) 5. 殺し屋1 《ネタバレ》 「うお!お、お、すげェェェェェェ!お、すげェェェェェェェ!!」グシャ・・・・という垣原さんの転落シーンが印象的で一時口真似がマイブームになっていた(恥)。[ビデオ(字幕)] 1点(2006-12-28 23:04:44)(笑:1票) 6. コルチャック先生 《ネタバレ》 白黒の映像がリアルさを引き立てているように思う。ナチス体制側についたユダヤ人富裕層やドイツ人将校の中には先生を助けようとするものもいたが、それを固辞し子供達と共にガス室の犠牲になる先生は優しく立派な人だと思う。ただ肌が白く金髪の子供を何人か助けるチャンスがあった際に先生は子供を選別することはできないとこれを拒否した点には、自分の信念を押し通す先生のエゴのようなものを感じてしまった。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-25 17:34:31) 7. コーラス 《ネタバレ》 途中までは非行少年たちを歌で更正させていくイイ話だなぁと思って観ていたら、 どんどん話しが違う方向に・・・・ 先生が不純な動機で子供たちを教えているようなのであのロマンス話はいらない。あの問題児も歌の才能がありそうだったし、校長先生も更正しかけたのだからまとめてハッピーエンドにしてほしかった。 ああいう展開がヨーロッパ映画なのかもしれないけど、個人的に不満だった。前半は10点満点、後半は2点で平均で6点とさせていただきます。[DVD(字幕)] 6点(2006-12-25 09:04:50)《改行有》
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