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1. コクリコ坂から
《ネタバレ》 5年でも10年でもかけていいから一度自分で原作を書いてみたらどうだろう。吾朗監督が描くシーンはどれもこれも父が以前使った演出手法ばかり。原作にはないオリジナル要素であるカルチェラタンの大改装も、こういうごちゃごちゃして薄汚れた秘密基地のような場所を見違えるほど綺麗に生まれ変わらせる。そういった盛り上げ方はすでにジブリでやり尽くされた演出である。
このジブリの呪縛から逃れるには、自分でオリジナルの原作を作るしかない。
誰にも邪魔されない自分だけの世界を作って見てそれでも父が作ったものの焼き直ししか作れなかったら吾朗監督はそれまでの男だったということ。
アニメ畑の叩き上げでもない男が駿の息子というだけで担ぎあげられ極限のプレッシャーの中、長編アニメーションを二作も逃げずに作り上げたあなたの度胸と根性には感服し尊敬します。それだけに今作もゲドよりは前進したがまだまだ落第点だと思う。[地上波(邦画)] 4点(2013-01-18 12:09:37)(良:2票) 《改行有》
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