みんなのシネマレビュー |
|
1. 後妻業の女 現実の事件をモデルにした原作(未読)はシリアスタッチだそうだが、コメディタッチで描いた映画はそれなりに楽しめた。しかしラストが尻切れトンボの感がして、何より悪い奴らが裁かれないのは納得いかん。闇に葬られた事件も実際に多いのでは…。[映画館(邦画)] 7点(2016-09-01 16:58:52) 2. GONIN 石井監督らしい典型的バイオレンス・アクション。それ以上でもそれ以下でもない。[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-10-25 17:11:45) 3. ゴジラ(1954) リアルタイムで映画館の大画面で見てたらそれなりの迫力だったろうな。ただ宝田明と河内桃子、平田明彦の三角関係など人間ドラマの部分は全部不要。オープニングで海上保安庁賛助のテロップがあったが、それよりも『この映画の製作において、動物に危害は加えられていません』のエンドクレジットが必要。それほどラストシーンはゴジラが可哀想だった。[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-07-10 15:18:08) 4. ゴッドファーザー ビトーの勇気がソニーの短気に、ビトーの優しさがフレッドの気弱に、ビトーの理性がソニーの冷たさに遺伝。勇気と優しさと理性を備えたビトーはやはり偉大なドンだったと言うことか。[映画館(字幕)] 10点(2014-02-02 14:39:08) 5. 告白(2010) 一言で言うと凄い映画。前評判の高さからか平日のレイトショーにもかかわらず30人以上の観客がいたが、エンドロールが終わるまで誰も席を立たなかった。ただ中島監督の「下妻物語」「嫌われ松子の一生」「パコと魔法の絵本」はDVDを買ったが、これはコレクションしようとは思わないかも。[映画館(邦画)] 8点(2010-06-22 10:44:33) 6. ゴールデンスランバー(2009) 散弾銃警官とキルオ、カローラの話し、花火シーンなど突っ込み所はいっぱいあるが、最後まで楽しめた。リアル感はもうひとつだが、ファンタジーとして観ればいいのでは。時間軸をうまくさばいたいつもどおりの伊坂スタイルが快感。ただビートルズファンとしてはオリジナル音源を使ってほしかった。[映画館(邦画)] 7点(2010-02-16 15:00:27) 7. ゴッドファーザー 1901-1959/特別完全版<TVM> 《ネタバレ》 何と言っても時間にして約1時間、60ものシークエンスが追加された特別完全版ということで、7時間の長さも気にならず一気に見られるはず。特に、カーマイン・コッポラの子供時代のマフィアとのエピソードシーン、シシリーでドン・チッチオの子分二人を殺すビトー、初めてゴッド・ファーザー(名付け親)となったハイマン・ロスとの出会い、ファブリツィオを爆殺してアポロニアの仇を討つマイケルなど、カットされたのが不思議なくらいの名シーンがてんこ盛り。ただ、年代順になっているため、PARTⅡの現代部分(1959年)はちょっとダルかったかな。 全編を通じて感じるのは、ビトーの勇気がソニーの短気に、ビトーの優しさがフレドの気弱に、ビトーの理性がソニーの冷たさに遺伝して、それぞれを破滅に導いたのでは。そしてPARTⅢに続くのが、気性の激しさ、弱者へのいたわり、計算高さを合わせ持つミニ・ビトーとも言うべき孫ヴィンセントというわけで、コルレオーネファミリーの一大叙事詩が完結。一時噂のあったアンディ・ガルシア、レオナルド・ディカプリオ競演によるPARTⅣもぜひとも観たいもの。[レーザーディスク(字幕)] 9点(2008-02-11 20:56:17)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS