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1. 恋はデジャ・ブ
《ネタバレ》 「自己中心」が最も際立つ個性・・・って、言われたくないなあ。そんな彼が、同じ日を繰り返すことを逆手にとった姑息な手段で彼女を落とそうとしても、やっぱりうまくいかない。ある出来事をきっかけに、自分以外の誰かのために行動できるようになり、気がつけば町中の人に慕われる人気者。いつの間にか彼女の気持ちをがっちり掴める人間性を得ていた!その過程の笑いあり絶望あり涙ありの展開が素晴らしかった。周りにすすめたくなる映画です。[DVD(字幕)] 8点(2011-10-27 08:46:19)
2. 告白(2010)
《ネタバレ》 レディースデーの劇場で鑑賞。周囲は、団体のおばちゃん達がたくさんで、「うるさかったら、やだな・・」と思いつつの鑑賞だったが、そんな心配は全く無用。周囲に人が居ることすら忘れるほどに、冒頭から映画の世界に吸い込まれ、そしてエンドロールが終わるまで、観客全員が息をのんだ状態だったような気がする。ずっと読みたかった原作だったが、未読のまま、先に映画を見ることになった。監督のこれまでの作品と比べてどうかとか、難しいことは一切わからないけど、単純に、すごい映画を見てしまった・・と思う。中学1,2年の頃の自分は、自意識過剰で自己中心的で、ものすごく打たれ弱くて、今の年齢になって考えると心底虫酸が走る嫌な人間だった。大人になって初めて見えてくる、あの年代特有の嫌な部分を、これでもかって程に見せつけられる不愉快さ。自分の子どものことにしか心が動かない、少年B母の狂気。愛するわが子を失ったことで、感情も失ってしまったような森口の顔(妙に眉毛が薄い、松たか子のメークが絶妙!)。さらに、個人的には、牛乳をこぼすと、何度も何度も拭いて、匂い残りをチェックせずには居られない方なので、牛乳のシーンには、かなり不快感を煽られた。そして、憎いはずの少年A
の「告白」シーンでは、少しだけ彼に同情してしまったり、森口の復讐行為に、「ちょっとやりすぎじゃ・・」と思う反面、実は胸のすく思いがあったりと、相当に感情を揺さぶられた。そして重苦しい空気に包まれた100分間だった。[映画館(邦画)] 10点(2010-06-16 22:11:37)《改行有》
3. この世の外へ クラブ進駐軍
《ネタバレ》 ちょっと長すぎて、間延びした感じはあったものの、ところどころ笑えるシーンが盛り込まれてたし、飽きずに観られたかな。エンドロールで登場するジャズ界の重鎮(?)の皆様方も、この映画の若者達のように、戦後を生き抜いてこられたのでしょうか・・・。[DVD(邦画)] 5点(2010-06-03 15:38:28)
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