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1. コララインとボタンの魔女
《ネタバレ》 アニメに全く興味のない自分でも、不思議なほど楽しめました。
物語の展開はありきたりな感じで、あちこちほつれはあるように思うのだけど、とても面白く観ていられました。ほかにどこにもない、いままで観たことのないようなオリジナルな映像の連続だからでしょうか。
アニメは、人形を使ったものにしろ、動画アニメにしろ、表現に関していろんなことが省略されるのが当然のようで、しばしばその表現不足さに、観賞中気が散ってしまったり気がそがれてしまうのが普通なのですが、この作品にはまったくそういう時間がなかった気がします。
作品への、物作りへの、ものすごい情熱、愛情があふれているという感じかなあ。
どう見てもかわいくない主人公が演じているのに、全然退屈しないのは何故なんだろうと考えたりしました。
いまどき風の親と冷静な子供、という構図には「千と千尋~」を思い出させるものがありましたが、こっちの方が先なのかな。もう一度、味わうように観てみたい映画です。[映画館(吹替)] 8点(2010-03-30 01:49:27)《改行有》
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