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プロフィール |
コメント数 |
14 |
性別 |
男性 |
年齢 |
38歳 |
自己紹介 |
映画に限らず自分にとって何かを体験した時の感動(その逆も然り)は短い時間で忘却に至ります。レビューを書くことで少しでもその瞬間(とき)の感性(きもち)を忘れないように拙い投稿をさせて頂きます。評価基準→8点以上 全面的に面白い作品、7~6点 面白さと不満がイコールぐらいの作品(または客観的に見れば面白いんだろうけど自分にとっては受け付けない作品)、5~4点 不満の方が大きい。3~2点 不満しか無いが何か1つぐらいは良いところ有り。1~0点 これをつけたときは相当怒ってると思います。 |
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1. 告白(2010)
《ネタバレ》 長文失礼。巧みな構成・演出と松たか子を始めとした俳優陣の問題ない演技に加えて小耳に挟んでいた前評判のお陰で飽きることなく短い上映時間を突っ切ることができた。ここからはマイナス要素。初め自分はこの映画に対しテーマ性のようなものを求めていたが結局この映画にテーマ性のようなものは見当たらなかった。一番それらしいのは「命の重さ」うんぬんだがそうだとしたら設定やテーマのリアルさに反し画のリアリティが薄く、内容的にも我が子を失った親(一番命の尊さを知ってるはずの人)が復讐の一環で間接的に幾人の命を奪うよう仕向けた救いようの無い結末に違和感を禁じえない。最もリアリティの薄さ=作り物を感じたのはあの無秩序な中学校で特に全校集会のあの騒乱と元教師の侵入を許し決めゼリフを吐かせるまで他教師が出動しない様子はまさにエンターテイメントの映し方そのものだった。そう考えたら頻繁に切り替わる画面やスローを多用しアクセントで音楽を挟む作りは全てエンターテイメントに通ずるものがあり、狙い通り飽きずに見終わり「え、もう終わったの?」と思わされたことも頷けた。結論としてはこの映画は色んな奇抜さで隠されてはいるが技巧の妙で成り立っている痛快なエンターテイメントだと受け止めることにした。もちろんその種の映画としはこれ以上なく成功していると感じる。最後の「なんてね」は結局爆弾は解体されて爆破は起きなかったという意味だったと受け取ったが? とここまで書いてレビューを遡ると同じような考えの人が結構いて嬉しくなった。この作品はまぎれもなくエンターテイメントです!p.s.じゃあなんで7点かと言うと何でだろうね笑 全てを認めたくない何かが残ってるのでしょう。[DVD(邦画)] 7点(2012-11-12 01:45:21)
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