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プロフィール |
コメント数 |
1907 |
性別 |
男性 |
年齢 |
62歳 |
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1. ゴジラ(1954)
記念すべき、「ゴジラ」の第1作目。
怪獣映画なのに、おちゃらけたシーンがほとんどないのがいい。
上映時間が短いためか、序盤はバタバタしていて、脚本にも甘さは見られるけど、
ゴジラが東京に上陸してからはじっくりと見せてくれた。
とにかくこの作品のゴジラは非常にカッコいい。動きも雄大でどっしりとしており、
モノクロ映像が幸か不幸か、ゴジラにゾッとさせるような不気味さを与えている。
反戦のテーマという、強烈なメッセージが織り込まれている点もポイントが高い。
ということで、ちょっと甘めだけど8点をつけさせていただきます。[DVD(邦画)] 8点(2011-07-25 05:13:36)《改行有》
2. 恋の手ほどき(1958)
20世紀初頭のパリが舞台、貴婦人教育を受けた少女の社交界デビューと恋模様を描いた作品。
ミュージカルと言ってもダンスシーンは皆無に等しく、出演者達がしゃべるように歌う形式で、
楽曲がみな同じに聞こえてしまった。設定自体が日本人に受けにくいという事もあるのだろうが、
上流階級特有の見栄や妬み、いやらしさばかりが目立ってしまう。
本来ならおてんばなヒロインが、それらを上回る魅力を出して成立する内容であるはずなのに、
残念ながらヒロインのキャラが立っておらず、お話自体もヒネリがなくてつまらない。
映像はきれいなので、当時のファッションや世相を垣間みれるという部分だけが見所。
これがアカデミー賞で10個のオスカーを受賞した作品なのか、どうにも首を捻るばかり。[DVD(字幕)] 3点(2011-07-28 05:10:07)《改行有》
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