みんなのシネマレビュー |
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1. ゴールデンカムイ 《ネタバレ》 原作のイメージを丁寧に再現していて、大変楽しめました。 それでいて、馬ぞりでの逃亡シーンなど、映画ならではの見せ場もしっかりあって好感度高です。 心配なのは、皆さんがすでに述べられている通りで、(ラストまで作るとして)いったい何作作るつもりなのかというところだけですね。 ある程度話を省略してでもよいから、多くても4作くらいにまとめてほしいところですが、これから続々と魅力あるキャラクターが出てきてしまうんですよねえ・・・脚本家の腕の見せ所でしょうね。[映画館(邦画)] 7点(2024-02-03 20:20:07)《改行有》 2. ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 少しオリジナルゴジラに回帰し、シン・ゴジラではほとんど描かれなかった、怪獣に蹂躙される一般の人たちにスポットを当てた本作。(とはいえ、ほとんど主人公周りだけしか描かれませんが) 「この題材はどう頑張ったって多少派手なディザスタームービーにしかならないよな」という鑑賞前の先入観を大きく覆してくれました。 多少のあざとさと、俳優陣のオーバーアクトがあったような気もしますが、それでもまあ、めちゃめちゃ泣かされました。ゴジラ映画でこんなに泣けるとは! 大規模に海外公開されるようですが、ぜひ海外の人にも受け入れてほしいですね。 次は、ゴジラvsものでも傑作をものにしてもらいたいです。[映画館(邦画)] 9点(2023-11-05 17:32:52)《改行有》 3. コーダ あいのうた 《ネタバレ》 主人公が聾啞者の両親を持つという設定以外は、とても王道の青春映画・ファミリードラマだったと思います。 エミリア・ジョーンズが眩しすぎて、見ていてちょっと気恥ずかしいくらいでした。 でも、かなり泣かされました。良作だと思います。 ベルルルルルルナルド先生も大変ナイスです。 ところで、CODAって、そういう単語があるんですね。知りませんでした。[映画館(字幕)] 8点(2022-04-16 18:17:25)(良:1票) 《改行有》 4. ゴジラvsコング 《ネタバレ》 書き込む人も少なくなってだいぶ寂しくなった当サイトだが、今でも私はここの評価を一番信頼している。 過去2作のハリウッドゴジラを酷評した私は、好みが合わないと判断し、今作は観るつもりはなかったのだが、多少の例外はあるにせよ信頼するレビュワー諸兄の比較的高い評価点の連打に強く興味を惹かれて鑑賞。 なるほど、三作目にして思い切りよく“子供向け”に舵を切ったわけですね。 この内容に、大人の目線であれこれ評論するのは野暮ってもんか。 小学生目線で見れば8~10点、中高生でも7点はあげられそう。 でも、だいぶオジサンになってしまった私はこの点数で。(それでも3作中では一番) しかし、CGもここまでくるといったい何を見せられているのかわからん感じですねえ。 これはもはや実写映画とは言えず、アニメーション映画ではなかろうか。[映画館(字幕)] 5点(2021-07-10 00:26:32)(良:2票) 《改行有》 5. ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 予算も人も一杯かけているんだろうにねえ・・・ 人間ドラマ部分の“不出来”具合は前作を上回り、かと言って、スペクタクルシーンも怪獣たちの足元で逃げ回る人間たちのクローズアップばかりが多用されて、見栄えのするシーンはごくわずか。はっきり言って予告編のほうが出来が良い。 芹沢博士も何がしたいんだかさっぱりわからんし。 初代のゴジラを米国でロードショー公開する際は、ドラマ部分をばっさりカットしてドキュメンタリー風に公開したと聞いています。今作は逆に同じことしてやればよかったのに。[映画館(字幕)] 1点(2019-06-01 17:28:24)《改行有》 6. コードネーム U.N.C.L.E. 《ネタバレ》 元々ナポレオン・ソロの映画化という企画ということでもあるし、時代設定からしても現代風のハイテク情報戦を期待できるわけでもなく、スパイ映画というよりはガイ・リッチーによるキレキレのアクションを楽しもうという極めて正しい心構えで鑑賞してきましたが・・・ちょっと大味すぎる出来でした。 敵のアジトに乗り込むという最大の見せ場を、キレキレ(切れ切れ)の編集ですっとばしてしまうのはどうなんだろう?そこはじっくり見せてほしかったなあ。2度ほど使われた、会話の一部を隠しておいて謎めかしておき、あとで種明かしするという編集もそれほどの効果があったとは思えなかったし。最後の見せ場も、ソロの話術で全てを解決なんて、あまりに肩透かし。 文句が増えましたが、主演二人とヒロインには存在感があったし、全体的な雰囲気は良かったと思います。特に、ヘンリー・カヴィルはスーパーマンよりこっちが合っています。続編を作るなら、たぶんまた観ます。[映画館(字幕)] 6点(2015-11-17 21:41:30)《改行有》 7. ゴーン・ガール 《ネタバレ》 なんでも全米興行収入では、過去のD.フィンチャー作品でNo.1の成績とのこと。この陰惨な映画が売れてしまうというのも道徳的にはどうかと思ってしまうが、観客に与える「不快さ」もまた映画の価値となりうるのも真であり、その意味では確かにこの映画は自分にとってセブンを超えている。エンドロールでかかる音楽も、私が今までに聴いた中で最も不安な気分にさせられる曲であった。率直に言って、映画が終わった時に「観るんじゃなかった」と思えた自分に少し安心した。[映画館(字幕)] 7点(2014-12-13 21:45:39) 8. GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 東日本震災、福島第一事故、スマトラ地震、911果てはカトリーナまで、過去の大災害大事故をどうしても思い出してしまう映像をこれでもかと流しておきながら、最後に破壊の象徴であるゴジラをして、怪獣王は救世主か?だと??製作陣は頭がイカれているとしか思えん。芹沢博士も、卵を燃やすくらいは試せ。一つわかったこと。アメリカ人のゴジラ好きは本当だったのね。日本ではさして評価の高くない70年代頃の一連の作品も含めて、いやまさかそちらの方がむしろ彼らの好みだったとは。[映画館(字幕)] 3点(2014-07-29 05:52:44)
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