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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. イップ・マン 序章 《ネタバレ》 純粋なカンフーエンタテイメントとは言い難いが、葉問という興味深い人物を映画にするという試みは大成功と言えるでしょう。 蛇足ですが、日本人としては複雑な日本人描写の鬼畜っぷりですが、真の反日映画を撮るつもりならミウラを「ただの極悪人」に仕立てたはず。[DVD(字幕)] 7点(2012-04-17 00:58:02)《改行有》 2. ICHI 《ネタバレ》 これでもかっ!と言わんばかりに、ずぶずぶ盛り下がるラストの対決シーンには、正直驚いた。 この死に体にトドメを刺すだけ、という、主人公としての扱いって一体…案の定、首魁の火傷を隠していた眼帯を切ってオシマイという安易さに、正直呆れた。 中途の殺陣シーンは北村龍平作品の75倍は良かったのに、勿体無い。[DVD(邦画)] 2点(2009-09-28 03:44:23)《改行有》 3. いのちの食べかた 《ネタバレ》 文明の庇護の下でしか生活できない「ほぼ大多数」の人類が、食に纏わる、高度で、貴重な「社会見学」を、お茶の間やリビングで出来てしまうという稀有な作品。 音楽も字幕も、説明すらないという、その作品スタイルの潔さも素晴らしい。 個人的な意見としては、以前に読んだ「畑とは、人類が初めて作った工場である」という某作家の意見を、より実感できたという事。と、食べるために奪った命は、キチンと食して供養すべし、という事。 後、「人類の隣人たる【動物】を、私は食べることが出来ない」といった某有名ベジタリアン・ミュージシャンの、浅墓きわまりない意見には賛同できない、という事。 そして、蛇足ながら書かせて頂くなら、コンベアで運ばれていたヒヨコのシーンで爆笑してしまったという私の浅墓さも、ついでに恥じておきたい。ヒヨコ・オン・ザ・ベルトコンベア、ちょっと可愛い過ぎ。[DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2009-07-16 23:55:44)《改行有》 4. 犬神家の一族(2006) いい所が無かった訳ではないが、市川昆が晩節を汚したとしか思えない凡庸な作品。蛮勇というよりか、年寄りの冷や水というべきか。過去に描きあげた「犬神家の一族」という見事な「蛇」にワザワザ足を描き加えてしまった感じ。言葉のとおり、蛇足としか思えない。[DVD(邦画)] 3点(2007-10-25 18:39:12)(良:2票) 5. イントゥ・ザ・サン セガール作品はファッションセンス皆無の主人公が自由奔放に独自の正義感をぶっ放す所と、合気道経験者特有の足捌きと徒手空拳でブンブン投げる・打つのが見所。任侠、銃刀法、日本刀、観光気分、が、それらの見所を完璧に邪魔した感じ。ブラックレイン(駄作)ほど「どこの日本やねん!」と突っ込むこともなかった日本の描写があったにもかかわらずに、このテイタラク。それだけに、残念。セガールの日本語はあと70%は脚本から削るべき。[DVD(字幕)] 2点(2007-08-30 20:45:12) 6. 頭文字(イニシャル)D THE MOVIE 全く期待していなかった為か、そこそこ頑張ってるクオリティの及第さ、原作から大胆に相違したワリにさして感じなかった違和感の無さに驚いた。アリです。これは。そして個人的には一番の問題点だった音楽。ダサいユーロミュージックを排除してヒップホップ・テクノで構成してきた音楽にホッとした。ギリギリ、セーフだった。しかし、レースシーンや日常生活のシーンにすら多用された「止め」の演出が正直ウザかったのと、ヒロインが平凡なビッチに成り下がった所(腐った女子が喜びそうな要素では、あるが)が残念。ラストの駆け足っぷりとアッサリっぷりにも、残念。まぁ、青春スポコンものとしては、及第なんじゃないでしょうか。[DVD(吹替)] 5点(2007-08-29 00:29:13) 7. 頭文字D Third Stage クルマにステッカー貼ってウットリしてる走り屋という人種が苦手で、こういうレース漫画、正直シンドイんだよなぁと思って観てましたが、そういうセンスの無いナルシズム的な何かを持たない主人公や、臨場感溢れるレースシーンが好印象。が、やっぱりTVシリーズを観ていなきゃついていけない業界の不親切さが、この手のアニメ作品の致命的な難しさ。そのへんの問題点をフォローするわけでもなく「お得意様専用作品」に成り下がっているところが凡庸。折角レースシーンは格好イイのに。そして終始に流れる拷問のような薄っぺらで偏差値低めのユーロ・ミュージックがキツイ。こんな産廃みたいな三文ユーロ(というか私、ユーロミュージック自体苦手なんですけど)が、以外にハマッてるハイセンスな映像というのも、不憫。[DVD(邦画)] 3点(2007-08-29 00:13:33) 8. イン・ザ・プール 小コント集的になってしまいがちな脚本ですけど、退屈せずに楽しめました。松尾スズキの適当で毒のある雰囲気や、オダギリジョーの股間の●や、市川実和子(ラブ!)のヒョロヒョロ具合だとかが、グー。細かいところを挙げれば看護士のかなりな妙さと校門の前で糸こんにゃくを踏みつける女王様が秀逸。ラストシーンの無駄な爽やかさが本当に馬鹿馬鹿しくて、イイ。あ、「髑髏」が書けるようになったので、+1点だなぁ。[DVD(邦画)] 8点(2007-03-13 01:05:53) 9. インサイド・マン 人質感覚で「犯人は天才だ」と単純に鑑賞していました。ありそうでない発想が面白く、無血(とも言いにくいが)計画でトントン拍子に遂行されていく仕事っぷりが心地よく格好イイ。犯人・人質・交渉人・弁護士・頭取それぞれの思惑が、なんともヤヤコしくなく、スッキリと楽しめました。S・リーって、こういうエンタテイメントも撮れる監督なんですねぇ。[DVD(字幕)] 7点(2006-12-03 13:31:16) 10. インプラント 《ネタバレ》 ローラ・レーガンの可愛さだけで10点付けてしまいそうになるほど個人的には好みのド真ん中なんですが、内容はというと…伏線の張り方や着眼点、「形容し難い意味不明な何か」に襲われる恐怖はわかるんですが、説明不足というか…。その場の環境を暗くさせることが出来る「they」の能力なんかにはちょっとした「無理矢理感」を感じたりもするしね。何といっても見た後に「大の大人も夜中にトイレに行けないほど」の怖さがない。DVD特典の「もうひとつのエンディング」は、いいな。こっちならプラス1・2点って所かも。[DVD(字幕)] 4点(2006-03-15 01:19:47) 11. イノセンス 攻殻機動隊のアナザーストーリー(と言うか、続編)だと言うことで観る人の選別をしてしまっている作品と言うことと、難解(人それぞれですが)なセリフ回しや、世界観の複雑さが、如何に贔屓目に見ても失点では、ある。しかし、現実と夢想の境界が希薄になっていく感覚は、サスガ押井守監督のお家芸と言ったところ。音楽、色彩美、小道具、云々の美しさも、眩むような圧倒的。そして一点の、小粒ではあるが硬質で揺るぎのない、そして切ないラブストーリーのエッセンスが、コ憎い。失点を補うに余りある・・・けど、一応失点扱い。惜しい!押井。(あ!駄洒落オチ!)8点(2004-10-04 18:51:16) 12. 1980(イチキューハチマル) 妙にビッチなともさかりえの「あんたら大人になったら勝手に大人になれると思ってんでしょ?~」のあの台詞に、必要以上に感情移入しちゃいました。ケラリーノ・サンドロビッチ座長(以下ケラ)率いるナイロン100℃の舞台を、映画にしたら、こんなんです。個人的にはすっごいスキ。ともさかりえ筆頭に、キャストが、私的にはごっつい豪華。コミックっぽい台詞回しも、ケラ特有のいいかげんさで、スキ。7点(2004-07-21 00:04:38) 13. 池袋ウエストゲートパーク スープの回<TVM> 長距離走者のクールダウン的な作品…と言うには疲れの落ちない怠惰なユルさ?キャストの豪華さが逆にアダになってんのかなぁ。巨人の打線(2004年4月現在)みたいな、豪華ゆえの緊張感の無さ、とでも言っとく。3点(2004-04-14 01:40:51) 14. 狗神 映画の中の話なんだろうけど、田舎の怖さって、ありますよね~。でも、渡部篤朗を見たかっただけの映画だったんで、まぁこんなもんかな?な、内容でした。4点(2003-05-04 23:11:36)
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