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1. イカリエ‐XB1
《ネタバレ》 チェコの映画。1963年の映画。
2001年(68)やソラリス(72)よりも前である。
スタートレックのヒントになった映画でもある。
チェコの国立映画学校出身の人材が60年代より活躍はじめる。
チェコヌーヴェルバーグである。
この映画もそのひとつである。
ストーリーは宇宙に人類以外の生命体があり、ダークスターやなぞの星雲の
宇宙の未知の脅威より、イカリエを救ってくれることで、新たな生命体との
遭遇を果たすという話である。
最後のその生命体の惑星の都市は、まるで広島の焼け跡のようであったことは、
僕の考えすぎか・・[DVD(字幕)] 7点(2020-04-19 20:51:17)《改行有》
2. いつも心に太陽を
《ネタバレ》 ど直球の映画。シドニーポアチエ演じる、こんな先生、いいよね~。でもこんな完璧じゃなくても、生徒は不完全な先生からでも、たっくさん教えられてます。そして今では、教えられる側より、教える側になりたい。先生を困らせた生徒だったからこそ、そんな生徒にド直球で挑んできてくれた先生がいたからこそ、自分もそういう人たちになりたい。そういう大人になりたい。そんな自分の気持ちを再認識させてくれる映画だった。この映画、素敵です。このような問題児を教える先生の映画の、嚆矢だね、これは。ここから「天使にラブソングを」とか「スクールオブロック」とかの映画が後に生まれるんだ。ラストの生徒の歌う歌詞の内容にホロリと来ました。[ビデオ(字幕)] 8点(2016-06-04 21:38:04)
3. イグアナの夜
《ネタバレ》 良いです。観終わった後、感動来ました。エヴァガードナーが良いんだ!あの詩の出来栄えが分かれば、もっと良かったんじゃないかな?詩を味わう気持ちを持っていればなぁ・・・ただ作家としては大胆だと思った。一人の老人が人生を終える時に歌う詩というものを、実際披露してみせるその作家としての自信。普通じゃ無理だよね。「美しき諍い女」のように完成された絵を我々に見せないのも一つの手じゃなかったかなぁ。あの詩が本当にいいものか、どうか、気になって仕方がない。まだ観てないが韓国の「ポエトリー アグネスの詩」もそう。最後にどんな詩を歌うかが気になって是非観たくてしょうがない。韓国は割とそういう冒険をやるよね。「ファンジニ」も最後、完成された芸を披露してみせた。でも人生終わるときの詩なんてものを、才人とはいえ、まだ50歳の作家が披露してみせる、その自信に恐れ入っちゃう。でも、この詩を控えとこうっと。またこのDVDに一緒に入ってたメイキングを見て、ジョンヒューストンにこだわりたいと思ったもんだ。[DVD(字幕)] 8点(2013-04-01 16:33:19)
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