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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. インティマシー/親密 前半はセックスシーンがやたら多いし長い。それだけ必要なのだろうか。また後半は後半で主人公男女の心理状態がどうもよくわからない。映画祭では評価されているようだが、私にはその価値が理解できない。[DVD(字幕)] 4点(2015-04-14 19:04:40) 2. インビクタス/負けざる者たち 立派すぎる内容とうまくいきすぎる展開に少々気味悪く気持ち悪いほど。しかしそれはそれ、実話だからこそ意味があるのだろう。モーガン・フリーマンのネルソン・マンデラは文句ないし、アパルトヘイトやラグビーワールドカップなどについても大変勉強になった。ただマンデラがどうして離婚したのか疑問が生じたのは事実、家庭的な面はどうだったのだろう。[DVD(字幕)] 7点(2013-12-07 23:03:49) 3. イタリア的、恋愛マニュアル 《ネタバレ》 オムニバスの形式ながら時間と空間は同じ、見事につながっている。それぞれがまるでリレーのバトンタッチのようだ。そして第四話の海岸の家まで来て、もしやと思ってみてDVDを第一話に戻してみると、そうあのレストラン?なのだ。ということは・・・。 この見事な作りに拍手、そしてイタリア的恋愛マニュアルにも。[DVD(字幕)] 7点(2012-10-06 21:31:46)《改行有》 4. 石内尋常高等小学校 花は散れども 《ネタバレ》 良人、三吉、みどりの3人の子供たちと市川先生夫妻を中心にした前半の物語は非常におもしろい。これが90を過ぎた映画監督の作だろうかと疑いたくなるほど実に若々しい。中盤は30年ぶりの同窓会、戦争を挟んでいることと広島ということもあり、戦争の痛々しさを感じずにはおれない。ここまでは高得点、だが市川先生が倒れて亡くなるまでがどうも冗長に思う。ここで老監督らしいゆっくりとした時の移り変わりを感じなければならないのかもしれないが、私には不向きだ。特に言語障害でものが言えないと言いながら「やーまーざーきー、こーいーのーはーつーたーびー」と一語一語はっきり言うのには参った。これじゃ通訳も何もいらずにわかるじゃないか。それから良人に関して、ぐずで決断力がないままうじうじするのも好きじゃない。[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-09-05 21:33:35) 5. いつかA列車に乗って 《ネタバレ》 雰囲気がとても良い。「実は・・・」「うそ!」「ばれたかあ」は最高、特にラストがこの会話で終わるのが何と言ってもほほえましい。こういった群像劇は好きだし、シーンのひとつひとつに情感がこもる。音楽も良さそうなのだが、ジャズが苦手の私にはちょっと・・・。もしジャズが好きだったら、満点になる映画かもしれない。 [DVD(邦画)] 8点(2012-07-30 06:13:23)《改行有》 6. いま、会いにゆきます 見ているときは、突っ込みどころがたくさんあるような映画に思えた。しかし見終わった後はそれがすべて消えていた。それは決して理屈で解消されたわけではなかったのに・・・。 後半どんどん感情が高まっていって最後は涙ぼろぼろだった。でもそれは切ないとか悲しいという涙ではなかった。究極の愛というか、何か心に響くものを感じたからだった。 結子さんに惚れてしまった。佑司くんがとてもかわいかった。獅童さんがとてもうらやましかった。 自分でもまさか10点をつけるとは信じられない映画だった。 [DVD(邦画)] 10点(2012-05-25 16:25:40)《改行有》 7. 愛しのローズマリー 《ネタバレ》 少々品のないスタートだったけど、徐々に映画の魅力にはまってしまった。最初のうち笑ってばかりいた自分も、途中から笑えなくなってしまった。人を外見で判断してはいけないと誰もが知ってはいるが、実際となるとむずかしい。映画はあっさりとやってのけたし、ラストも良い。 やせた美しいローズマリーも太ったローズマリーも同一人物(特殊メイク)と知り、大変驚いた。[DVD(字幕)] 7点(2012-04-21 22:46:24)《改行有》 8. いつか読書する日 ラジオで美奈子の葉書が読まれ、リクエスト曲がかかる。「雨の日と月曜日は」だ。一般にはカーペンターズの歌として有名だが、元はといえばポール・ウィリアムズの作った曲であり、彼自身の歌が聞こえてくる。それが美奈子さんの心境と重なってくるようでもあり大変懐かしい。 映画は主役の二人とその周辺の人たちの心遣いが感じられ雰囲気がとてもいい。坂の長崎、長崎の雨という雰囲気も・・・。[DVD(邦画)] 7点(2012-04-04 19:41:44)《改行有》 9. 愛しのサガジ 韓国映画はおおげさというかとても派手だ。この映画もど派手でまいるが、とてもおもしろい。 ホラーにコメディに大活躍のハ・ジウォン、若いのに今までたくさんの賞をとっているだけにさすがに演技がうまい。[DVD(字幕)] 6点(2011-12-11 11:46:17)《改行有》 10. いぬのえいが 《ネタバレ》 かわいいアニメーションから始まり、びっくりするようなミュージカル、とんでもないCMと続いて、山田君とタローの話、途中いろいろあって、最初のアニメーションに戻ってくるがここまでで精一杯。「ねぇ、マリモ」の字幕が出てきてからは涙でかすんでよく見えなかった。 この最後の「マリモ」の話だが、どなたかが言われてたように、これだけで見ればなんてない話だ。ところがそれまでのシーンで、ほぼ限界状態に来ているので、ボディーブローとなってとどめをさすのだろう。反則とか何とかいろいろ言われるけれど、私はこれでよいと思う。[DVD(邦画)] 8点(2011-11-30 10:40:52)《改行有》 11. イルマーレ(2000) 《ネタバレ》 2000年の彼女はいくら待っても彼は現れないし、1998年の彼は彼女を見つけても彼女は気づかない、何というもどかしさ。触れ合えそうで触れ合えない、2年間の時を超えた愛が、私の胸を打つ。 また双方に登場する小犬がかわいく存在が大きい。あたかも二人を結びつけるキューピッドのようにも思えるくらいだ。 「さて結末は・・・」が大変気になったが、あっさりしすぎというか、少し「?」である。 「猟奇的な彼女」で韓国映画、特にチョン・ジヒョンに興味を覚えて見た映画。しかしこの映画には圧倒された。ストーリーだけでなく、映像美や音楽ともにすばらしい、何と言って表現すればよいだろう。この映画以降、韓国映画に惹かれ立て続けに見ることになってしまった。 [DVD(字幕)] 8点(2011-06-12 10:01:57)《改行有》 12. イングロリアス・バスターズ アカデミー賞の候補にも挙がっていたし、予告編を見てナチスドイツのレジスタンス映画と勝手に思いこんで見てしまった映画。 どえらく残酷な殺戮シーンが続くと思って監督名を見て納得した。見るべきではなかった。[DVD(字幕)] 1点(2011-05-20 17:26:26)《改行有》
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