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プロフィール |
コメント数 |
1907 |
性別 |
男性 |
年齢 |
62歳 |
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1. イヴの総て
傲慢で自己顕示欲が強い女優のイメージを題材に、人間の業を描いたストーリー映画。
大物と新進女優の二人のヒロインを軸に、周りの人間たちの複雑な思いが絡みながらのストーリー展開はとても見応えがあり、オチもいい。
見所はやはり二人の女優が見せる演技で、アン・バクスターはもちろん、大物女優役のベティ・デイヴィスが抜群の存在感を放っている。ただシーンによっては、役柄の年齢より老けて見えてしまうのが少々残念だった。
ちなみに無名時代のマリリン・モンローがチョイ役で出ていて、作品内容を考えると、また別の楽しみ方もできるのではないかと。
アカデミー賞で6つのオスカー獲得は伊達ではない、看板に偽りなしの作品。[DVD(字幕)] 7点(2013-02-24 02:57:19)《改行有》
2. 稲妻(1952)
女を描かせたら日本一、複雑な家庭環境で育った末っ子の心情を成瀬監督が巧みに描写、
ストーリーは特別何があるというわけではないけれど、ヒロインの不満や鬱憤など、
心の内がしっかりと伝わるホームドラマに仕上がってます。高峰秀子のヒロイン役はもちろん、
母親役の浦辺粂子が飄々としていて面白く、ラストへの流れもよかった。
タイトル「稲妻」は劇中で演出効果として使われており、その意味は十分理解できるも、
ちょっと当てつけがましく、個人的には今一つピンとこなかった。[DVD(邦画)] 6点(2012-01-21 20:55:57)《改行有》
3. 生きる
前半は主人公の苦悩が丁寧に描かれていて、思わずグッとくるも、
後半はテーマの難しさがそのまま出てしまったようだ。
個人的には志村喬という素晴らしい役者を通して、格好悪くてもいいから「生」に執着する
徹底的なリアリズムを追求して欲しかったのだが、まったく違う観点からお話をまとめた展開は、
これはこれで実にうまいなと感心してしまった。ちょっと不自然なシーンもあるけど、
結果的には重厚かつ完成度の高い人間ドラマに仕上がっている。[DVD(字幕)] 8点(2011-08-15 09:45:10)《改行有》
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