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プロフィール |
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731 |
性別 |
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自己紹介 |
奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。
好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。
どうぞよろしくお願いします。
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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。
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21. 119
個人的な好み(評価じゃなく)では8点献上したいところなんだけど、まあ、「つまらない」とおっしゃる方々の気持ちもよく分かるので…。でも、酷評するほどヒドクもないと思うのですが。竹中映画の魅力の大半はそのキャスティングにあり、今回も、実に絶妙。デクノボーにしか見えない赤井英和にしたって、気持ちをうまく外に出せない不器用な男のせつなさおかしさを、演技じゃなく表現し得ていたんじゃないでしょうか。ただ、役者としての竹中直人だけが、ミスキャストに見える。それは本作以降のすべての竹中監督作品に通じる問題で(『連弾』は、別)、ファンとしては気がかりです。6点(2003-10-08 18:21:27)
22. 犬神家の一族(1976)
金田一耕助は、やっぱり石坂浩二に限るなあ。何よりあの”軽さ”がいいです。とにかくタイトルがやたらカッチョイイし、細かいカットつなぎなど、映像的にもモダニスト市川崑ならではの趣味の良さ満点。TVで見るぶんには、まあ文句ないでしょう。ただ、劇場でカネ払って見たなら、このペラペラな薄っぺらい画面が、ただおしゃれっぽく連続する中身のなさに失望させられただろうなあ。1970年代以降の市川崑カントク作品は、『細雪』を除いて(いや、あれすらも)ほとんどすべてカラッポです。”見た目”がよければいいじゃん、とおっしゃる向きにはよろしいんでしょうけど。5点(2003-11-05 14:36:45)(良:1票)
23. イルカの日
皆さんおっしゃる通り、ぼくもこの映画はジョルジュ・ドルリューの音楽に惚れ込んだクチです。中坊の頃、ロードショー公開で期待しつつ見て、映画は正直失望したのだけど、あの音楽だけはサントラを買って毎日のように聴いてました。あれから再見していないんで、採点「5」は少々アンフェアなんだけど、yはりマイク・ニコルズにサスペンス映画は絶対合わんだろうと…。ジョージ・C・スコットの実生活でも奥さんだったトリッシュ・ヴァン・デバーの色香にちょっとクラッ(笑)ときたことも、今はなつかしい想い出です。5点(2003-10-09 16:22:01)
24. インドへの道
もともとデビッド・リーンの映画は好きになれないんだけど、これを見た時は、あまりの衰退ぶりにやはり感慨を禁じ得なかったな。ヒロインの錯乱と、それによって窮地に立つ誠実なインド人の法廷劇をまがりなりにも成立させるためには、インドの風土の”何”が彼女を狂わせたのかをもっと丁重に描くべきじゃないのか。おそらく体力的にインドロケを割愛したせいか、何だか舞台の中継でも見ているかのような「色気」のなさに、リーンも終わったな…と思ったものだった。そして案の定、これが遺作となってしまった。いまさらながら、合掌。4点(2003-10-09 16:42:59)
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5 | 59 | 8.07% |
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6 | 78 | 10.67% |
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7 | 92 | 12.59% |
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8 | 171 | 23.39% |
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10 | 185 | 25.31% |
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