みんなのシネマレビュー |
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21. インベージョン 《ネタバレ》 ホラー映画の王道を行く快作。敢えて不満を挙げれば、「バッドエンドではない」「クライマックスがあっさりしている」くらいでしょうか。 戦争が終結すると云う事は、人間性の様なものを捨てることでしか成り得ないんですかねぇ。厳しい現実ですけど、この映画が言っている事は正しい気がしました。 それにしてもニコール・キッドマンがこれほどにホラーに合う女優とは思いませんでした![地上波(字幕)] 7点(2009-09-22 13:35:59)《改行有》 22. 硫黄島からの手紙 《ネタバレ》 相手は鬼畜米兵だから問答無用で殺せ!と教えられていた日本兵たちが、彼らにも自分たちと同じように祖国があり、故郷があり、家族があり、負けられない理由がある事を知る。そこで戦争が正しいことなのか?と悩んだところに敵国からの一斉射撃が始まる。そして殺し合いをせざるを得なくなる。このシーンにクリント・イーストウッドが伝えたかった全てがあると感じました。言葉を超えた繋がりを容易く引き裂いてしまう戦争の恐ろしさが非常に伝わってきます。 始めの一時間は「この映画、こんなにキャラクターを散りばめて大丈夫か?」と思いましたが、後半に全ての要素をキッチリ回収するのは流石でした。 ただ二宮くんの演技だけが少し不満かな。どうも彼が出てくると話し方が現代らしいせいか画面が「映画だな」という印象になってしまう。役柄のせいでもあるのでしょうが。[DVD(字幕)] 7点(2009-07-21 07:42:04)《改行有》 23. イーグル・アイ 《ネタバレ》 まあハリウッドにありきたりな、大して何も考えずに観れる一本です。映画を見慣れている人には直ぐにオチというか、主人公二人に奇妙な指示を事細かに与えてくる人物が誰なのかが分かってしまうのですが、もし分かってもアクションシーンは相当迫力があるので退屈せずに観れるかと思います。それにしてもスピルバーグは、現代のサイバー時代を危惧してこの映画を作ろうとしたらしいですが、そういう危機感はイマイチ感じれませんでした。 空港のベルトコンベアのシーンを観て、相変わらずスピルバーグはアクションシーンの舞台の演出が上手いと思いました。[映画館(字幕)] 7点(2008-10-20 00:28:16)(良:1票) 《改行有》 24. インクレディブル・ハルク(2008) 《ネタバレ》 あの前作のダメさ加減をここまで昇華出来たのはすごいです。その要因としては、明確な敵キャラを作った事と、脚本が安易にハルクに変身させるばかりに頼らなかった事ではないでしょうか。ブラジルでブルースが軍隊に追われている場面は、別にハルクになっているわけでも無いけど十分スリルを楽しめました。なんか色々とボーン・アルティメイタムにそっくりでしたけど。 ティム・ロスが悪役なのはイメージと違ってて少し違和感を感じました。といっても最後には俳優の顔とか関係無くなってましたけど。 [映画館(字幕)] 7点(2008-08-08 01:17:40)《改行有》 25. インテリア 《ネタバレ》 母親のいつ崩壊するか分からないダムの様な精神状態が、家族それぞれを描き出していく様は面白かったです。三姉妹全員が母親の呪縛に囚われているのではなく、一人一人が様々なスタンスで母親に接し接されている辺りが上手いなあと。個人的にウディ・アレンの映画はおちゃらけている作品より、シリアス一辺倒の作風の方が好みです。[DVD(字幕)] 6点(2012-10-27 07:36:52) 26. 幾つもの頭を持つ男 《ネタバレ》 当時の人からするととんでもない衝撃だったのではないでしょうか。人を楽しませることを追求したメリエス偉大だー。[インターネット(字幕)] 6点(2012-03-10 22:34:38) 27. インデペンデンス・デイ 友人とギャハギャハ騒ぎながら観るとすると、この映画ほどおあつらえ向きな映画も無いですね。素晴らしいボンクラお馬鹿映画。[地上波(吹替)] 6点(2009-12-01 00:43:35) 28. イン・ディス・ワールド 世界の現実を知ると云う意味では教育効果もあり、価値のある映画だったと思います。ただ観終わったあと、振り返ると少し冗長過ぎた点も無視できません。もし上映時間が二時間を超えていたらキツかったかも。[地上波(字幕)] 6点(2009-11-20 15:16:32) 29. イレイザー(1996) レールガンっていうの?あんな危険な兵器が本当にあるんでしょうか。そっちには全く詳しくないので何とも言えませんが。 [地上波(吹替)] 6点(2008-08-18 00:55:22)《改行有》 30. インシディアス 《ネタバレ》 大ヒットした傑作スリラー『ソウ』のジェームズ・ワンとリー・ワネルのコンビと聞くと誰もが「あのソウを作った監督の映画!?」と期待値が高くなってしまうのも分かりますが、この二人、どちらかと言うと『ソウ』が出世作にして異色作であり、その後のホラー映画では本作と同じ様な簡単に言ってしまうとアホらしい作風が地の持ち味です。 『デッド・サイレンス』でもジャパニーズ・ホラーらしい展開を期待させておいて、終盤では死人を登場させて「オバケだぞー!」ってやってました。本作はそれに『シャイニング』らしいホラー表現を足したってところでしょうか。"彼方の世界"でアックマンみたいな悪魔が出てくるから更にアホ度は高くなっていると言って良いかも知れません。加えて突っ込ませて貰うならば、この悪魔、劇中では「世の中で最も邪悪な存在」とまで言われながらやる事といえばチンケな嫌がらせ行為のみ。やっすい悪魔ですなぁ。 本気で怖がる気で観ると間違いなく肩透かしを喰らうと思いますが、監督のアホな驚かせ方が素直に楽しめるなら満足度は高いでしょう。[DVD(字幕)] 5点(2014-01-15 22:47:28)《改行有》 31. インモータルズ/神々の戦い 《ネタバレ》 前情報を全く入れずに観に行ったので、エンドクレジットで監督:ターセム・シンの名が出て驚きました。確かに「ザ・セル」の様な異形の怪物描写や無駄に登場するファラリスの雄牛(巫女が入れられてた拷問具)など彼らしさを感じる部分もありましたが、どうしてもアクションシーン満載のバイオレンス・ムービーには不向きな気がしてしまいます。勿論新しい境地に踏み込もうとした姿勢は良いのですが、個人的には「落下の王国」の様な徹底した映像美に戻ってきてほしい気がします。あとこんな突っ込みはいちいち野暮だとは思うのですが、ヒロインの巫女の姉妹達の人種がバラバラってのは無いでしょ。どんな人種なんだ。先祖返りでもしたのか。ギリシアの神々の外見がそれぞれ異なる人種なのも「タイタンの戦い」「マイティ・ソー」と同じく凄い違和感です。現在のビッグバジェットを掛けた映画では主要登場人物に色々な系統の人種を起用する必要があるから起こることでしょうが、本作の舞台は紀元前1000年前のギリシアです。もう少し違和感を感じさせない程度の配慮が欲しかった。[映画館(字幕)] 5点(2011-12-11 07:33:23) 32. イノセンス 《ネタバレ》 あの長ったらしい台詞回しは前作を見ていれば我慢できる範囲でした。我慢出来なかったのは、あのキャラクターと背景のタッチが余りにも違う事。小道具にCG処理を少しする位ならいいんですが、あれだけ背景をCG処理しちゃったので完璧にキャラが背景から浮いていました。素人の意見ですが、あれは受け付けられません! 話の内容は結構良かったです。テーマも前作のそれを引き継いでいていい感じ。[映画館(邦画)] 5点(2008-08-21 21:50:25)《改行有》 33. インビジブル(2000) 《ネタバレ》 一番力を入れているシーンが「透明人間が同僚の乳を揉む」場面っていうのがいかにもポール・ヴァーホーヴェンらしい。お色気作品としてはありかも。[地上波(吹替)] 5点(2008-08-12 01:11:28) 34. 頭文字(イニシャル)D THE MOVIE 内容は本当にスッカスカですが、カーレースシーンは迫力満点で満足でした。[映画館(邦画)] 5点(2008-08-09 11:32:12) 35. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 《ネタバレ》 前三作と比較しては駄目と思い、本作についてだけ書こうと思います。 ジョーンズ博士は歳にも負けず、結構頑張ってアクションシーンを演じていたと思います。 彼が登場早々に軍隊相手に倉庫で大暴れ、バックではレイダース・マーチが流れるとなれば興奮せずにはいられません。 上記の様にアクションシーンには全体的に良かったのですが、問題はやっぱり脇を固めるキャラ達かなぁと。 ジョーンズの血統を追うのは楽しいですが、どーも三世はいらなかったと感じてしまいました。ただの助手でも充分だったのでは?あと三世のターザンごっこは流石にギャグに走りすぎと思います。 極めつけは最後のオチ。グレイみたいな宇宙人が唐突に出てくる展開には最早呆れてしまった。時空の狭間ってなんだい。 [映画館(字幕)] 5点(2008-07-28 11:25:13)《改行有》 36. インソムニア 《ネタバレ》 キャラの魅力は十分引き出されていると思いましたが、ミステリとしてはつまらなく感じてしまいました。[地上波(吹替)] 4点(2008-09-02 12:50:47)
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