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プロフィール
コメント数 2272
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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21.  イップ・マン 序章 《ネタバレ》  カンフー映画と言えばジャッキー・チェンにリー・リンチェイ、この二人の作品が大好きなのですが、ドニー・イェン、この人も凄いですね。スピード感あふれるカンフーアクションはジェット・リーを彷彿とさせます。  聖人君主であるイップマンも、ひとたび拳を握れば鬼のような強さ。切れ味鋭いカンフーが炸裂。誠実な人柄と鬼神のような強さとのギャップがたまらないです。  実話がベースになっているらしく、ストーリーは超マジメ。ちょっと真面目すぎるくらい。戦争が始まってからはかなり暗いテンションで最後まで突っ走るので、お気楽なエンタメムービーとは言えないかもしれません。爽快感あふれる勧善懲悪ストーリーを期待していたので、その辺は鑑賞時の気分とソリが合わなかったです。  前半、道場破りが次々と武館の館長たちと戦っていくシークエンス。その道場破りをたたきのめすイップマン。この辺のノリが一番好きです。後半も見応えはあるんですケドね。その辺は好みの問題です。[DVD(吹替)] 7点(2018-01-08 12:45:03)(良:2票) 《改行有》

22.  インファナル・アフェア 無間序曲 《ネタバレ》  残念ながら、1作目の緊迫感と衝撃には敵わず。  一番の原因は、潜入をしている二人がメインではないからでしょう。  ウォン警部とルク警部。マフィアのほうではサムとハウ。そしてサムの妻マリー。  そういった人物たちを中心に物語は展開していきます。  よって、前作のような衝撃のラストが待っているわけではないので、サスペンス色は弱めに感じます。  ですがクライムムービー、マフィアものとしては素晴らしい完成度で、見所が多いのは確かでしょう。  ただ、クライマックスが中盤くらいでいっきに押し寄せるため、終盤からラストにかけては消化試合のような雰囲気に。  この後半でラウとヤンがそれぞれの潜入を活かしたあっと驚く展開ストーリーが待っているかと思いきや、何もなし。前作の説明書的役割に落ち着いちゃってますね。  まあそれでも、ハウの2年分の証拠をきっちり集めたヤンは評価しましょう。  その一方で警察内部に潜入しているラウは果たして何の役に立っているのか?  そもそもラウを警察官に仕立て上げなくても、サムはウォン警部から情報を仕入れられるのだから、ラウ潜入の必要性がほとんど感じられないのは残念ですね。  怒涛のごとく死者の山を築いていく中盤から後半は、その勢いに圧倒されること間違いありません。  バイオレンスギャングムービーとしては良作、なんでしょうが、そうなってくるとあまり好きなジャンルではないんですよねー、これが。[DVD(字幕)] 7点(2016-11-13 04:29:55)(良:1票) 《改行有》

23.  イレイザー(1996) 《ネタバレ》  シュワルツェネッガーものとして、アクションものとして、十分に楽しい良作だと思います。  ジョン・クルーガー(シュワルツェネッガー)は筋肉ばかりに目がいきがちですが、意外と頭脳プレーも頻繁に挟み込んでいて、その辺見ていて小気味良いですね。守られ係兼驚き係のリー・カレンも、そのべたな存在感がこの映画にはぴったり。  EM銃、ワニ、スカイダイビングなど、視覚効果で楽しませる演出がたくさん用意してあるのもとても嬉しい気配りです。  この手のタイプの娯楽映画は、遊園地に行くようなものです。何が出るかは、誰だってある程度の予想はつくわけです。なんとなく予想がついちゃうエンターテイメントだからこそ安心して楽しめるんですよね。超個人的な感想を言わせてもらうと、それがこの作品の最大の長所であり、最大の魅力だと思います。  まあでもね、仮にも連邦保安官達なんだから、さすがに裏切り者が多すぎるでしょうというところは気になりました(笑)それくらいかな。あとはつっこみありきのジャンルですから。それも込みで楽しんじゃいましょー。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-04-13 08:55:04)(良:1票) 《改行有》

24.  生きてこそ 《ネタバレ》  「生きる」ということは「食べる」ということなんですね。「生きる」=「食べる」。当たり前すぎて普段何も考えずに享受していることってたくさんあります。食べることなんて、その最たるものですよね。  飛行機が墜落。零下40度。食料は僅か。捜索の打ち切り。この絶望的な状況下で生きるために起こした行動は、きっとそのすべてが正解なのでしょう。  私は、70日間生きるために行動し続けたことが最早奇跡だと思います。この状況下で、70日間生きることをあきらめなかったことに、すごく、すごく、すご~く感銘を受けました。  一日食事を抜いたことがありますが、頭の回転は鈍くなり、力は入らず、気力がわきませんでした。飢餓状態で、最善の選択、最善の行動をとるということは、ほとんど不可能に近いことのはずなのです。にも関わらず、これだけの人数が生還できたということは、彼らはその極限状態の中で限りなく最善に近い選択をし最善に近い行動をとってきたのではないでしょうか。もしそうだとしたら、私が考えているより、人間ってもの凄く強く、そしてものすごく可能性を秘めた生命体なのかもしれないです。  ひとつだけ難を言うならば、どうしても役者さんたちの顔が、後半も生命力に満ちているように見えちゃうんです。時間の経過を感じづらかったです。そのため、臨場感?リアリティ?をやや損なってしまっている部分があるのがもったいない気がします。  最後に、この経験を映画化し、記録として後世に残す決断をくだされた関係者の方々に深い尊敬の念と感謝の気持ちを捧げたいと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2013-07-19 02:57:03)(良:2票) 《改行有》

25.  異人たちとの夏  ものすごい良い映画に出会えたと思ったのに~。  フランスのコース料理食べている途中で、何故か突然ラーメン食わされたような気分です。[DVD(字幕)] 7点(2012-04-21 02:16:17)《改行有》

26.  イーストウィックの魔女たち 《ネタバレ》  退屈極まりない前半の40分を我慢すれば、中盤以降はひたすら楽しめます。  悪魔はやたらと説得力のあること言っていますね。  言っていることがもっともすぎて、なんか肩入れしちゃいます。  まあスーキー(ミシェル・ファイファー)にしたことはやりすぎだと思いますが。  でもあまり真剣に見ずに、肩の力を抜いて気楽に鑑賞するのが良いのではないでしょうか。  あくまで娯楽作品ですから。 [DVD(字幕)] 7点(2012-04-16 04:30:24)《改行有》

27.  インナースペース 《ネタバレ》  良い意味で適度なテンポ、適度なコメディ、適度なSFで、2時間飽きることなく楽しませてもらいました。  一応コメディだと思いますが、実は人が撃たれて死んじゃっていたり、体内でチップ使ってもとの姿に戻させようとしたり、意外とシビアな内容が見え隠れしています。  特に、胃のシーンは迫力ありましたね。  まるで地獄のよう。  どこに視点を置くかで楽しさが変わるタイプの映画です。  ダイの大冒険のポップや、ワンピースのウソップのように、頼りないキャラがどんどん成長していって、周りから認められ頼りにされるのがたまらないという人にはおススメの映画です。  最初っから強い主人公では味わえない爽快感がここにあります。[DVD(字幕)] 7点(2012-04-15 03:53:47)(良:2票) 《改行有》

28.  硫黄島からの手紙 最初は戦争映画ということで、真面目な気持ちで見始めました。ですが見始めた後の少し軽めの雰囲気に、不謹慎ではありますが、フィクションの戦争アクション映画を見ていると気持ちを切り替えました。 個人的には、アクションシーンはとても良かったと思います。映像もきれいでした。また、アクション映像がない場面であっても、爆発音と振動、それから兵士と上官のやりとりで、十分にアクションシーンを演出してくれていました。2時間以上の映画ではありますが、面白かったので長さは感じません。 ただ、欲を言うならば、もう少し陰惨な内容になったとしても、リアリティを追求した映画にするか、いっそ史実をもとにせず、完全フィクションとしてのエンターテイメント映画にするか、どちらかにしてほしかったと思います。見終わったあとに、この映画を面白かったと思ってしまうと、すごい罪悪感に襲われてしまいます。[DVD(字幕)] 7点(2011-07-13 11:51:33)《改行有》

29.  妹の恋人 《ネタバレ》 「恋しくて」のメアリースチュアートマスターソンだ!このサイトを見るまで気付きませんでした。雰囲気が違いすぎて。アイロンでパンを焼くシーンが最高に面白い。しかも、最後その秘伝の技を教えていました。僕も教えてほしい。[DVD(字幕)] 7点(2011-07-06 21:20:36)

30.  イエスマン "YES"は人生のパスワード 《ネタバレ》 ジムキャリー目当てで鑑賞したのですが、主演女優のゾーイデシャネルさんもとても魅力あふれるキャラクターでした。このストーリーはジムキャリーにぴったりだと思います。すべての融資案件に「イエス」と答えた結果、業績が伸びて出世していったところが一番面白かったです。ただ元上司のコスプレイヤーが良い人だったのに、リストラされてしまったところだけが残念でした。最後はなんだか幸せそうではありましたが・・・。あとおばあさんとからむ下ネタのシーンはないほうが良かったです。[DVD(字幕)] 7点(2011-07-05 00:06:11)

31.  偽りなき者 《ネタバレ》  映画として非常に完成度が高く、見ごたえがあります。  相手が児童であれば、男女問わず誰にでも起こりうる事案。とても強いメッセージ性をはらむ作品。  犯罪というものは、たとえ無罪と司法が結論づけても、容疑をかけられただけで世間とは切り離されてしまうものなのですね。  しかも、いつ、どこで、自分に容疑がかかるのか。この映画を見る限り、交通事故より予測が難しいと思いました。  自然災害であれば、みんな人生が一変してしまいますが、冤罪は自分ひとりだけが人生を狂わされます。比較できるものではありませんが、よほど辛いかもしれません。  最後まで目が釘付けになったのは久しぶりです。本来であれば9点、もしくは10点の価値のある映画かもしれません。  ですが、私にとって映画は娯楽であり、エンターテイメント。やはり映画という媒体を使う以上、あやふやな結末はちょっと受け入れがたいものがあります。  ラスト10分、場面が切り替わり、突然の祝賀ムード。祝ってもらっているのはルーカスの息子ですが、ルーカスが住民から受け入れらているのが伝わってきます。あれ?容疑は晴れたのか?でもテオの奥さんはいないし。しかもあろうことか銃で狙撃されるルーカス。  ・・・・・もしかして住民たちのルーカスへの疑惑は晴れていないんじゃ・・・。月日が経ったようだから、そろそろ許してやるかみたいな?う~ん、わからん。その結論を見ている私たちのご想像にお任せしちゃっているのだとしたら、そーゆースタンスは好きじゃない。  事の発端となったクララ。先入観で住民を扇動した園長。誘導尋問をした園長の知人。おそらくクララの狂言であろうことに最後気付いたにもかかわらず、それを住民たちに打ち明けてはいないであろうテオ。その妻。犬を殺し、窓に石を投げた人間。スーパーの店長。スーパーでルーカスを蹴り、缶をぶつけルーカスに怪我をさせた若いにーちゃん。  このひとたちみーんなに、罰を与えるか、涙ながらの謝罪をさせないと、私のような人間は全然すっきりできないのです。  ルーカス、あんたも最初から全力で否定しなさいよ。  なにかってーと、『あなたはどう思う?』のスタンス。それやってる人のスタンスだから!自分から疑われるよーなことしなさんな。[DVD(字幕)] 6点(2023-06-08 04:14:26)《改行有》

32.  インモータルズ/神々の戦い 《ネタバレ》  序盤からわりとテンポ良くストーリーが進んでいきます。神話をベースにしているからって、もったいぶった感じを出していないのは好き。  ハイペリオンの軍勢はわかりやすいほど悪。残虐非道。この人たちが徹底的に過激でグロいから、映画がダレません。ただ、そーゆーとことん悪の限りを尽くすのが前半のストーリーなら、後半はそれを凌駕する逆襲のストーリーを用意してほしいものです。この監督さんがストーリーに拘らない監督なんてことは、こちらは知りません。私は映画を見たいのです。映像だけを見たいわけではないのです。  とにかくこの作品には逆襲、復讐のカタルシスがてんで足らないです。  テセウスは多少強いですがそれだけ。相手の数が多ければ結局やられてしまう。最初はそれでもかまいません。そこから成長してゆくのも映画の醍醐味だから。でも成長しない。テセウスも。その仲間たちも。  ピンチになれば神様がかけつけてくれる。そのシーン自体は見ごたえがあって楽しいのですが、それと同時に主人公たちも強くなってくれないと盛り上がらんのです。  伝説の武器を手に入れて強くなるのだってこの際OKです。実際に伝説の弓を手に入れて強くなった・・・・かと思ったらあっさりその弓を奪われて、ハイペリオンの最終目的のために弓は使われて消滅。いや、確かにそーゆー話ではあったけどさ。本当にその通りにしてどーすんのさ。敵の切り札であるはずの弓を主人公が手に入れて、逆にその弓で悪の軍勢を撃退して復讐を果たすっていうのが爽快なんじゃないの?わかってないなもう。なんか見たいものを絶妙にずらされて結局見れずじまいみたいなモヤモヤする映画でした。  ちなみに巫女役に立たなすぎ。この人の力で弓を見つけるのかと思ったら、なんか偶然みたいに見つけちゃってんじゃん。これじゃあ巫女はただおしり出すだけのお色気要員だよ。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-06-12 02:56:56)《改行有》

33.  インシテミル 7日間のデス・ゲーム 《ネタバレ》  こちらでの低評価に全く期待はしていなかったのですが、思っていたほど悪くありません。  謎解きはしょぼいですが、ミステリーな雰囲気が好奇心をずっと刺激してくれるのが良い感じです。  犯人を捜す面白さ、ではなく『次は何が起る?』といったワクワク感を楽しむ映画のようです。  最初の犠牲者西野を殺したのはガード。  片平なぎさを殺したのは石原さとみ。  大迫を吊り天井で殺したのはまさかの岩井(武田真治)。  殺す人と殺される人がバラバラで、犯人をすぐに教えてくれたり、秘密にしたり。その辺の匙加減はなかなか良かったように思います。  殺人の動画配信。平山あやの死に方雑すぎ。報酬の放棄。などなど、気に入らない点は多々あります。  ですが結果はともかく、そのプロセスが楽しめるので、エンターテイメント作品としては成功していると思います。[ブルーレイ(邦画)] 6点(2021-07-02 14:18:32)《改行有》

34.  インターンシップ 《ネタバレ》  お仕事ドラマが好き。グーグルのオフィスが気になる。以上の理由で鑑賞。  ニックはともかく、ビリーが苦手。  他のインターンシップの学生に比べ、あまりに無知な2人。後がない、必死さが伝わってくるならまだしも、ちょっとミーハーな気分の二人に引き気味。これはちょっと苦手なスタイルな作品だと思ったのが前半。特にファーストチャレンジのバグ発見で、何も知らないくせに適当なことを言いまくる二人がチームメイトにだまされて追い出されちゃうエピソードは痛々しすぎて見ていられない。まあ、この時点では2人が嫌いだったので同情はしませんでしたが。  ハリーポッターのクディッチで、チームがまとまりだすのは急すぎで不自然。  アプリ開発で再び無知をさらす二人。なんの力にもならないどころか、チャレンジに真剣に取り組んでいるチームメイトを飲みに連れ出そうとするところでは見るのをやめようと思ったくらいです。  そんな感じで中盤くらいまではまるで良いところがないのですが、ここから盛り返します。  ターニングポイントはアプリのアイデアをニックが思いつくシーン。酔っているかどうかを確認するクイズアプリ。単純ながら良いですね。  更にはニックとビリーが頑張って勉強しているシーンが矢継ぎ早に映し出され、二人への好感度は急上昇。  実は二人のインターンシップ採用に決定票を入れていたチェティ。意外な人が実は偉い人など、お約束満載の王道ストーリーに気分を良くし、中盤以降は結構楽しく見られました。  それにしてもグーグルは良い職場だなー。うらやましいです。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-05-14 12:55:42)《改行有》

35.  イーグル・アイ 《ネタバレ》  謎の女の正体・・・。それは・・・!。  よくあるプロットなのに、騙された。  『銀行口座』『電光掲示板』『信号』『配送先』『携帯』『ドアのロック』『無人戦闘機』、小さなものから大きなものまで、なんでもかんでも『乗っ取り』『操作』。『それは無理だろ』っていうのも結構あるけど、その勢いとアイデアが好き。  だから最初から最後まで手に汗握ら・・・ない。なんだろう、手に汗は握らないんですよね。  1つ1つの仕掛けはユーモアに富んでいて面白いのですが、それが一発芸で終わっちゃっている感じがしまして。点と点が結びついて線になり、それがストーリーとしての面白さにつながるというところまでいっていない気がするのです。  それに、追いかけてくるFBIと空軍女性士官、ちょっとジェリーを最初からテロリストと決めつけすぎじゃないですかね。  『アメリカ社会が報復テロの脅威にさらされたのは、現大統領と現政権のせいだ。』といって、テロリスト顔負けのテロ行為を繰り広げる最高頭脳コンピューター『アリア』。そんな矛盾にも気付かないとは、最高頭脳もたいしたことないな。  なーんてことを考えながら、最後まで目が離せなかったのは間違いないですね。  アイデアの映像化という点では成功していますし、無人戦闘機から逃げるアクションは凄い迫力なので、一見の価値はあるかと思います。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-04-18 04:01:54)(良:3票) 《改行有》

36.  インポッシブル 《ネタバレ》  どーゆー映画か全く知らずに見たので、なんか『感動の実話もの』とか思っていたので、衝撃のディザスタームービーに腰を抜かしそうでした。並のホラーやサスペンスよりよほど怖いです。  津波に飲み込まれるシーン。水中で何度ももがくシーン。どこまでが本物でどこからがCGなんでしょう。あまりにもリアル。あまりにも臨場感ありすぎで、本物の映像にしか見えません。  ホラー映画やスプラッタ映画を小さい頃から見ている私。グロ耐性はあるほうなのですが、水から上がった母親の脚を見たとき、血の気が引いて気を失いそうでした。母親が吐血と共に異物を吐き出すシーン。本当にもうやめてほしかったです。  母親はもう死んでしまうのだろうと思っていました。それくらい、衰弱していくシーンが恐ろしかったです。  この映画はあくまで主人公一家の一人称で物語が進むため、ドラマとしての色合いが強い。父親、弟たち、そしてルーカスがお互いを発見するまでのシークエンスなんてその最たるもの。  ですがその一方で、やはりこの映画はリアルなパニックムービーでもあると思います。  他の人物の名前を腕に書かれる母親。おそらくは無関係な人の遺品確認をされるルーカス。どこかに連れて行かれそうになる弟たち。何が正しい判断なのか、誰にもわからない。当時の混乱ぶりが細部に至るまで描写されています。  家族全員が生きて再会できたのはもはや奇跡なのかもしれません。そして、主人公一家のような例は稀有なのかもしれません。父親が出会ったある男性の、妻からの書置きメモ。『ビーチにいる』を見つめるシーン。母親が自分の腕に書かれた別の女性の名前を見つめるシーン。大切な人たちを失った大勢の人々がいることが痛いほどに伝わってきます。  こーゆー映画って大事だと思います。ただ、完全フィクションのパニックムービーはエンターテイメントとして楽しめるのですが、こーゆーノンフィクションものは、はっきり苦手だと悟ってしまった次第です。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-03-29 17:44:09)《改行有》

37.  インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 《ネタバレ》  前半はちょっとつまらない。アクションやらギミックやらは面白いんですが、ストーリーがいまいち。空想アドベンチャーなのに説明不足で、何を目的に動いているかがわかりづらいのです。オックスなどの登場人物の説明もいまひとつではないでしょうか。状況が整理できないまま、物語だけがばんばん進んでいく感じが正直自分と合わないです。  中盤。マリオンと再会。この辺からちょっと面白くなってきます。  『車上でのイリーナVSマットのフェンシングバトル』『軍隊アリ』『お猿ターザン』この辺結構好きです。  ディズニーシーに行ったので、遺跡が出てきたときはテンション上がります。  ラストのオチは意味不明。そこにあったものを元に戻しただけなのに、なぜ宇宙に行っちゃうの?厳密に言うと『宇宙と宇宙の狭間』らしいけど・・・いや、そこどーでもいいしね。  なんかもっと、爽快な冒険活劇にふさわしいハデなハッピーエンド、夢のあるクライマックスが見たいものです。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-11-19 01:06:04)《改行有》

38.  インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 《ネタバレ》  3作の中では一番好き。アドベンチャーあり。サプライズあり。謎解きあり。それでいてコメディテイストが自分好み。古い映画だけあって、あんまり『ハラハラ』とか『ドキドキ』とかもはや出来ないんだけど、見ている間は面白いんです。  特にクライマックスの『3つの試練』。これは良い。1作目の冒頭を思い出します。これぞアドベンチャーでしょうって感じの遺跡がアツイ。  ナチスの隠れ家からの脱出は完全にコメディ。でもこれはこれで面白かった。壁がぐるぐる回るのは相変わらずドリフのコントみたいだし。ただこのシリーズはそーゆー能天気なテイストだと思いながら見ていたので、今回はドリフすぎる演出もさして気にはならずに楽しめました。  ただこの内容に対し、『最後の聖戦』ってサブタイトルは完全に名前負けのような気もします。原題の『ラストクルセイド=最後の十字軍』のまんまで良かったのに。  最後にストーリーですが、インディ・ジョーンズに依頼した人物が黒幕っていうのが、正直ちょっと意味がわかりません。そもそも依頼する意味がないと思うのですが。そこだけはどうしてもひっかかりました。[DVD(字幕)] 6点(2019-11-05 04:58:08)(良:1票) 《改行有》

39.  イースタン・プロミス 《ネタバレ》  思い雰囲気。暗いトーン。ミステリアスな人々。『いきなり首を切られる人』『血だらけで助けを求める少女』断片的で衝撃的なオープニング。いったいどんな謎やドラマが隠されているのか。  いやいや、何てことはない、よくある潜入捜査ものでしたね。  日記に書かれた少女の秘密。その内容は悲惨なものでありますが、マフィアの性犯罪を立証するくらいの扱いで、『さもありなん』の域は出ていません。本格的なミステリーではないみたいです。  ボスの息子キリル、マフィアのボス、潜入捜査官、誰を見てもステレオタイプで、この映画ならではのキャラクターに昇華されてるわけではありません。既視感はあるものの、一人一人の人物描写は精巧で完成度は高いです。  ストーリー、真相は、雰囲気に騙されそうになりますが、結構浅い。とは言え、娯楽作品とも言い難い。でも深みのあるドラマではない。うーん。物語の着地点が気になっちゃうし、目を引くシーンは多くあります。ですので暇つぶしにはなりますが、それ以上にはならない映画です。[DVD(字幕)] 6点(2019-08-19 04:28:29)《改行有》

40.  インビクタス/負けざる者たち 《ネタバレ》  とても良い映画なんだってのは伝わってきます。しかし私はラグビーになじみがない。アパルトヘイトは義務教育で習った程度のことしか知らない。こーゆー映画を楽しもうと思ったら、最低限の予備知識というものが必要みたいですね。自身の勉強不足、知識不足により、物語に入り込めきれず。  この映画はきっと政治ドラマ。そしてスポーツもの。サクセスストーリの様相を呈しながら、伝記的意味合いも強い。そのどれもに均等に力を入れています。良く言えばバランスがとれていると言えます。めっちゃ悪く言っちゃうと、散漫。  映画が始まってすぐ、ネルソン・マンデラが全職員の前で演説をします。それを聞いただけで知りたくなる。『ネルソン・マンデラは祖国を変えるため、どんなことをやったのか。』でもそれは描かれません。マンデラがひたすらラグビーにのめりこむ人にしか映らないのです。アパルトヘイトの象徴であった白人主体のラグビーチームを国民全員で応援することで、黒人と白人の気持ちを一つに統一しようとする。それはそれで悪くない。でも他にどんな改革をしたのか。それが知りたくなっちゃうのです。  そしてラグビー。弱小国でスタート。となれば、当然強くなっていく過程が見たいじゃないですか。ありきたりな展開でも良いんです。サクセスはベタで良い。それが見たいのです。で、まずは大統領から激励。ふむふむ、それで。あれ?もう試合?しかも勝利。そこから先は全勝。そしてエンドロール。なぜそんなに強くなったのか。それが見たいのに。それが描かれていれば、もっと感動できたかもしれないのに。これでは精神論だけでワールドカップを制覇したように見えちゃいます。この作品ではラグビーが民族融和の媒体としてしか描かれていないのが物足りなかったですね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-04-10 08:27:20)《改行有》

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