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【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 偉大なるアンバーソン家の人々 『市民ケ-ン』とはある意味正反対の人生を送った男の孤独を描く。アンバーソン家の繁栄と衰退の歴史を、自動車の登場という時代の流れとともにスムースに見せてゆきます。破産後からラストシーンまでのあっさりとした展開とあっけない幕切れ、、もしかしてこれがいじられた個所なのでしょうか。だとしたら、登場人物の描写から時代背景まで実に丁寧に描かれていただけに残念です。時代が動くことを暗示させるダンスシーン、わがままし放題だった主人公の行く末を見届ける気持ちが時の流れとともに薄れゆく様の無情さ、大きな時の流れの中で人間の小ささが際立つ。、、うーん、やっぱりラストが、、。オリジナル版が見たい![ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-26 19:00:27) 2. 怒りの葡萄 夜のシーンが真っ暗です(笑)。この徹底的なリアルな描写が貧しさからくる悲壮感をより一層悲観的に映し出す。その中で途中に寄った店で子供に菓子を買ってやるときの店員の応対がひとときのの清涼水のごとく心を和ませる。こういう一種の救いの描写を入れて怒り一辺倒にしないところがなんともフォードらしい。 アメリカ資本主義がもたらす弊害をもろに受けた人々の悲劇でありますが、家族愛と改革精神にあふれるエンディングがこれぞ”アメリカ映画”と思わせてくれる。もちろん良い意味で。7点(2004-12-20 11:27:24)(良:1票) 3. 錨を上げて 「典型的ミュージカルが苦手な方」←ハイ、私です。すんません。苦手と言いながらいろいろ見ちゃってます。食わず嫌いはいけないと。前半のシナトラ演じるクラレンスにイライラさせられ、やっぱりダメだと諦めかけたとき、ジェリ-が救ってくれました。あのシーンはホント良かった。アニメの動物達が出てきたとき、バンビの出来損ないみたいなのがでっかい涙を流してるのは笑っちゃいましたけど。ジーン・ケリーのタップは控えめに、そのかわり子供との優しいダンス、シナトラの歌、キャサリン・グレイソンの美声、そしてイタ-ビのピアノと見所聴き所はたくさん用意してくれています。強引なハッピーエンドは清清しくて良かったです。でも点数は『雨に唄えば』と同じ6点。ミュージカルの良さを理解してないバカモノのコメント&点数と思ってください。ゴメンチャイ。6点(2004-04-14 12:39:14)(良:1票) 4. 生きるべきか死ぬべきか うわ~!10点しか無い!!どこぞの天邪鬼さんに10点以外を付けてもらわねばレビューしづらいではないですか~。そう言う私もそうとう天邪鬼なんですけど面白いから仕方ない。完璧と言ってもいい。旦那さん、面白すぎ!「生きるべきか死ぬべきか..」このセリフの時の表情、最高です。思い出すだけで顔がにやけてしまう。 未見の皆さーん!10点以外付けても怒らないから是非是非見てください。 //追記(2003-12-26 )も、もちろんいいですよ。全然いいです。ユウヒさん!120%の勇気、しかと見届けました! //さらに追記(2006-9-29)前の追記で記したユウヒさんは紅蓮天国さんです。それから、、私がこの映画を初めて観たときはルビッチのことも知らなければこの作品が名作であることも知りませんでした。当然製作過程も。ただたんに面白かった。それだけです。ヒットラーが仮にダースベイダーだってデスラー(古っ!)だっていいんです。純粋に作品自体が面白かった。純粋に完璧だと思った。[ビデオ(字幕)] 10点(2003-12-16 10:08:30)(笑:1票)
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