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1. 生きない(1998)
《ネタバレ》 ローカルテレビでやっていた東京サギまがいの舞台劇「生きない1999」を見て、
オリジナル映画を見たくなってみました。劇の方は表面上はドタバタ喜劇っぽくって、
お風呂場のシーンとかバスの中でのカラオケやゲームなどギャグ連発、はちゃめちゃ
なんですけど、映画の方は結構リアルで暗いんですね。重いテーマなんで
あそこまでリアルだとちょっとしゃれにならない気分になってしまいます。
こんな時代でもありますしね。ストーリー設定のユニークさや、カンケリ遊びを
効果的に挿入するなど、なかなか考えていたと思うのですけど、とにかく
気分が暗くなってしまいました。
ちなみに死んだ人数はバスが跳ね飛ばした人も含まれるはずなので全部で13名
でなくてはならないと思うのですけど(少なくともバスの中には死体が13体あったはず。
ダンカンはバスから降りて自分で飛び降り自殺したので含まれない)
バスガイドさんがなんで死ぬのかの説明がなされていなかったような。劇では
歌手目指して上京したけど、歌手の夢は叶わず借金重ねて死にたくなったとか
なんとかだったと思いますけど。
6点(2004-08-23 18:14:39)《改行有》
2. 依頼人(1994)
《ネタバレ》 ここでの評価が結構高かったので期待したのですが・・・・
「グローリア」みたいなハードなテンポの良いお話かと思ったらなんかまったりとした感じで
全編イライラさせられました。
世間知らずで無軌道で弁護士を振り回す少年や生活力の無い母親にあまり共感が感じられず、
いわば自業自得なんだからさっさと消されてしまったらどうなの、とか思ってしまいました。
マフィアもエレベータの中でさっさと刺殺しておけばよいものを何度もドジ踏んで怖さが
感じられませんでした。
結局マフィアとつるんでいた悪徳議員の死体は見つかったけど、剃刀にいさんも
組織内で処刑されてしまって、結局FBIは何をしたかったのかさっぱりでした。[地上波(吹替)] 4点(2019-06-11 16:33:35)《改行有》
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