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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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評価順12
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1.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 オレははじめて見てからしばらくはこの映画の虜でした。だって話も面白いし感動もできるしハラハラもできるしとにかくよかったんやもん! 一番好きなシーンはラッセルがミサイルが故障して発射できなくなった時に、日本人顔負けの神風アタックを見せてくれたシーン。不覚にもちょっと泣き入りました。だってめちゃめちゃかっこええもん!正直、「それ一発で船全部沈むんかい!」とも思いましたが、彼の勇敢さをたたえてそれは黙認しました。誰かに好きな映画を聞かれたら俺の中で常にこれはリストアップされてます。10点(2003-12-12 16:11:27)(良:3票) 《改行有》

2.  イーオン・フラックス(2005) 《ネタバレ》 短い映画ながらも詰め込み要素は感じられず、しっかりまとまったストーリーとアクションで楽しむことができました。 健康サプリとか皮膚や目のレーザー治療とか、一昔前では「なんじゃそら!?」っていう技術や薬がいっぱい出てきている近年で、いつかこの映画のように不妊が蔓延したり人間をクローンする社会になったりとかあるかもしれませんね。描写はとても未来的な感じで、現在の社会からは遠い存在のように思うんですが、壁に囲まれた閉鎖的なコミュニティであるとか、その中にもレジスタンス的に抵抗勢力があったりとか、妙に現実的に感じるところも多くありました。 あとは風景描写がすごく綺麗!!とてもクリアな映像で、特に屋外のシーンはどこか清涼感も漂う。終盤の桜咲く庭園での銃撃戦も、そんな風に思うシーンじゃないのにどこか華麗な雰囲気を感じました。 設定もまさに近未来SF!口笛で球体になる鉄のかたまりとか、外的を感知して棘になる芝生とか、見ていて飽きない趣向が凝らされていました。自分自身のクローンに全く同じ人格になるように教育して、何世代も生きていくってのも面白い。実際はそんな都合良く同じ人格になってくれるとは思いませんが(苦笑) エンターテイメントとしても未来に思いを馳せてみる材料としても面白い映画でした☆映画自体に8点、シャーリーズ・セロンさんに+1点♪[DVD(字幕)] 9点(2010-01-13 13:04:59)(良:1票) 《改行有》

3.  インセプション 《ネタバレ》 鑑賞前の事前段階において、この映画は私の中で「世界観がわかりにくいだろう映画」という印象を持っていました。CMなど宣伝を見てるだけでもそういう風に見えていたので、鑑賞は本当にたまたま時間が空いたのでダメモトで観に行った、という感じです。 しかしいざ鑑賞してみると「人の夢に入り込む」というコンセプトを大変わかりやすく、かつ面白く描いてありとても驚きました。「夢の中に入って対象者の秘密を盗み出す」なんてとても面白そうですよね。「対象者にある考えを植え付ける(インセプション)」というのも発想としては斬新で、上述の「人の夢に入り込む」というコンセプトがうまく表現されていたと思いました。私も実際に経験のある「夢の中の夢」という世界も、この映画なりの解釈でしっかりルール設定され構成されていたので、ストレス無く楽しむことが出来ました。 ストーリーの方は、個人的には少々派手にやりすぎた印象を受けます。表向きに堂々と関わることを避けたいがための「夢に入り込む」技術なのに、ターゲットに接触するために飛行機会社を買い取ったり、すれ違いざまにスリをしたり・・・とあまりに派手な演出は夢の中でのシーンに留めて欲しかったと思います。一つの会社を潰すために飛行機会社をまんま買い取ると言うのもさすがに荒唐無稽すぎる気もしますし。 コブ(レオナルド・ディカプリオさん)の奥さんのシーンは初め蛇足に感じていましたが、ラストシーンへの伏線とわかって「やられた」と思いました(笑) アリアドネ(エレン・ペイジさん)が初めて夢に入ったシーンは『マトリックス』でネオが初めてマトリックス世界に入ったときを彷彿とさせました。初めての世界で色んな事を試してみたくなるアリアドネの心境が観ている側にも伝わり、こちらの想像力も刺激されました。 鑑賞前の危惧は杞憂に終わり、とても深みのある筋書きでそれをストレス無く観ることができる、端的に言って良作だと思います。映画慣れしている方で、斬新な作品を探しておられる方などにオススメの映画です。[映画館(字幕)] 8点(2010-08-27 16:42:39)《改行有》

4.  インサイダー 《ネタバレ》 よくあるスポーツ的「男」映画ではなく、なんつーか社会的「男」でしたね。ローウェル(アル・パチーノ)はこの映画で初めて見ましたけどかっこいいですね。ワイガンド(ラッセル・クロウ)が法廷に行く直前に海で決心を固めるシーンはめっちゃしぶかった。ってゆーか海きれいでした。その後車に乗ってるワイガンドのシーンがすごいコントラストだった。ワイガンドの横に乗ってる人の背景にはすごくきれいな海が写ってるのにワイガンド自身の背景にはなんか墓みたいな物が写ってて、これから法廷に行くワイガンドの運命を表してるような雰囲気が見てるこっちまで伝わってきました。あと、おもわずラッセル・クロウの日本語が聞けて感動でした☆8点(2004-03-23 14:12:23)

5.  インビジブル(2000) 名セリフ、「姿が見えなくなるとモラルも消えるらしい」は確かにいい。でも実際はそんなことを言っていないことが英語をちゃんと聞くとわかる。あれは字幕を作った人の腕がよかったということでしょう。しかしこういう近未来の世界を描いた映画ってのはほんと考えさせられることが多い。映画、「6-d」や「マトリックス」もしかり。ヒトクローン問題もいつ実際に起きるかわからない。今世界に公表されてる産業技術なんてほんの氷山の一角でしかないとも言われてるしひょっとしたらすでにクローン人間の一人や二人そのへんにいるかもしれない。こういう映画を見て思うことはつまるところどんなにすぐれた素晴らしい技術があったとしても、それを扱う人側のほうに問題があれば簡単にこの映画みたいな事件は起こる。そう思います。それを実感させてくれた評価として8点を。8点(2003-11-20 01:09:07)

6.  いのちの停車場 《ネタバレ》  命の質、quality of lifeについて見せられる映画だった。病院の規定や国の法律なんかはさておき、患者にとって大事なものは何か、最優先すべきものはなんなのか、それらを考える良いきっかけになる映画だと感じた。  しかしそれとは別に、まほろば診療所のようなやり方は賛否ありそうだなとは感じます。医者でありながら医療行為は最優先とならない現場。在宅医療ってこういうもんなんだと誤解させる危うさはあると思います。ただこういう、可能な限り患者のこと、その意思を優先して治療にあたってくれる先生がいることは純粋にありがたいと思うし貴重な存在だ。ある意味現在の医療では、死の瞬間まで病院のベッドに横たわり機械に繋がれただただいのちの時を永らえさせることのみを目的とされているように思う。そして確かに、自分はそんなふうに生かされたいとは思えない。個人的に、もう自由に動けなくなった時点で死を選びたいと思っていますしそういう意味では安楽死に賛成派であるし。冗談めいたような雰囲気の中の他人との雑談でも似たようなことを言う人はいるが、実際本気でそう思ってる人とかどれくらいいるんだろう。なぜかそんなことを考えた。  面白い映画だとは言えない。咲和子先生や野呂青年の役柄がなんというか、極端に「映画!」って感じで逆に現実味がなかったこととか、病気の女の子と海に入るとか、美談にするにしても少しやり過ぎ感を感じる。だが社会のテーマのひとつとして勉強になったり考えを深める映画だとも思える。特に、治験での治療に文字通り命を賭けその甲斐もなく亡くなったプロ棋士の女性のエピソードは言葉を失い、泣いてしまった。そういう力がある映画だと思いました。  最後にもうひとつ。この映画はコロナ後の映画であるにもかかわらず、作中に登場したIT社長のエピソードは秀逸と感じた。彼はIT畑バリバリの凄腕社長であるにもかかわらず、決してリモートでの就業を是とはしない。あくまで直接現場に立つことを熱望する。その熱量のためか正直傲慢な面もあるが、どうやら社員からの信頼は厚いようだ。治療の見通しが立ちそのことを社員と共有しながら「すぐにそっちに乗り込んでやるから待ってろ」と檄を飛ばし社員たちは喝采で応える。。。胸が熱くなったシーンでした。[インターネット(邦画)] 7点(2022-10-23 12:51:23)《改行有》

7.  犬部! 《ネタバレ》 実話ベースと言うことだが、現実にここまで自分の持つ理想通りに行動できる人がいたらそれはすごいな。昔よく、「口の付いたものは家に持って帰ってくるな」ということを家で言われたり誰かが言ってるのを聞いたりしましたが、命あるものを抱えるっていうのは本当に大変なことですよね。それが犬であれ猫であれ、金魚であれ人間であったとしても。 実際近所にも猫屋敷みたいになって家の周囲猫だらけでおそらく中では繁殖しすぎた猫たちがあふれてるんだろうなという家があります。その猫が外でよその家の庭に糞をしたり、車の下に隠れてたりボンネットに乗ってたり・・・。この映画を見て、中で死んでる猫とかもいるんではないかとか想像してしまいました。もし責任を持って動物を多頭飼育できる人がいるとしたらこの颯太先生みたいな人でないと無理なんでしょうね。仕事があり、家族がある人にはこんなまねは出来ない。 颯太先生は作中で持ち込まれた動物を全て無償で避妊・去勢手術していましたが、ちゃんと飼い主のある人からはお金を取ってたんでしょうか。それともどちらも無償でしていたんでしょうか。個人的にはどちらもきちんと正当な手術代は受け取って欲しいと思う。かかっている薬や器具のお金、設備のメンテナンス、手術代、それらを行う人材全てにお金がかかっている。本当はこういう颯太先生のような人に正当な報酬が流れるべきで、そうでない獣医にあまり報酬が出ないような形になれば理想なのだが。でもそんな制度を作ると今度はやたらと犬猫を繁殖させて避妊手術ばかりで儲けようとするような人が出てきたりするのかな。理想として制度がこうあって欲しいというのはあるのだが、それを悪用するケースまで考えねばならない行政の人も難しいだろうな。 エンディングテーマがとても良く、この映画のために作ったのかと思うほどの歌詞のピッタリ感。自宅でエンドロールまでしっかり見たのは久しぶりでした。[インターネット(邦画)] 7点(2021-12-16 17:05:35)《改行有》

8.  いぬやしき 《ネタバレ》 原作のマンガはまだ読んだことありません。今まで何となく手に取らなかったマンガですが、逆にこれを機に読んでみようという気になりました。タイトルであまり中身が想像しにくいマンガだったので…。 なかなか面白かったです。こういうSFテイストは好きなほうなので。原作を知らないので、どこまでそれに忠実に作ってあるのかはわかりませんが、『いぬやしき』なんてタイトル付ける割にはハナコのくだりは完全に蛇足だったかな。犬に何の意味もなかった…。ある意味タイトルから不安を感じてマンガを読まなかった忌避感は当たっていた。あと、娘はともかく息子のいじめ問題などはどうなった。など、なんか焦って製作しました感を感じました。 あと、ロボ化したこの二人の能力はもっとあっても良かったかな。なんというか、もっと想像を掻き立てて欲しかった。攻撃と言えばほぼほぼ「バン!!」ばかりで驚きが少なかったかな。飛行能力、通信能力、治癒能力とか色々あるのに。というか、獅子神のあの精神状態なら一人ずつ「バン」じゃ足りないと思うと思うんですよね。それより、例えば携帯電話を爆弾にするとか、これもありきたりですが原発を狙うとか、人類滅ぼしたい割にはけっこうチミチミ進めるなあと思って見てしまった。 あと木梨憲武さんも、個人的にはもっと芸達者な人だと思っていたのですが、映画で主演を張っているのは初めて見ました。イマイチでしたね。いかにも「演技」でした。仮面ノリダーは面白かったのになぁ。 そう言ったところでもっと納得感のあるストーリーや流れがあればもっと楽しめたと思います。 て言いながら、そんなことを考えなければ単純にけっこう楽しめますけどね。あと、佐藤健さんファンにはたまらない映画なんだろうな。そう言ったニーズも感じました。[インターネット(邦画)] 7点(2021-09-02 23:22:33)《改行有》

9.  家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 《ネタバレ》 これは、、、こんな良い旦那さんじゃなければ、もっと言えば映画じゃなければ成立しにくいお話だろうなあ。物語はもうタイトルそのまま、家に帰ると妻が死んだフリ、のみならず様々な出落ちトラップを仕掛けて待ち構えています。はじめこそ本気で妻を心配していた旦那さんも、やがて妻が何かのメッセージを送ってるんではないか、オレに何か言いたいことがあってそれを遠回しに伝えたくてこんなことしてるんではないかと疑心暗鬼になりイライラが溜まっていきます。そりゃそうだ(苦笑) 結婚三年目で夫婦生活を再考するという約束をしていた夫婦、その時期から急にこんなことをやりだしたのは、期日が迫ってきて日に日に元気をなくしていく夫の姿が、ちえの母を亡くして元気を失っていた父と重なり、同じように元気付けようとしたのかもしれません。まあ逆効果だったわけですが。 自分はもっとシンプルに感情を伝えるし、伝えて欲しい人なので、「月が綺麗ですね」もそうですがそこまで婉曲に伝えられてあげく自分が気付くまでずっと放置されるのはなかなか耐えられないなあ。これがきっかけでまた離婚することになったらどうするんだろうか。自分だったら、仮に何度か過ぎた悪ふざけや過ちをしてしまったとしても、何が一番大事なのかもう一回振り返って、一番が好きな相手ならそのために行動したいと思います。相手より、自分の死んだフリや「月が綺麗ですね」を優先する気にはならない。そもそもなぜそこまでして旦那にストレートに『愛してる』と言いたくないの?込められた意味はわかりましたが、何故そこまでわかりにくい形に込めなければいけなかったのかがわかりませんでした。 でも世の中にはいろんな夫婦がいますもんね。加賀美夫妻もそうですし、同僚の佐野さん夫婦もそうでした。何か一つの形が正解というわけではなく、「こんな夫婦像もあるんだ」と参考として自分や周りを振り返るきっかけとなる映画だったのではと思います。自分にも、良いきっかけになりました。[インターネット(邦画)] 7点(2021-01-28 00:24:16)《改行有》

10.  生きてるだけで、愛。 《ネタバレ》 自分の中で、映画『劇場』とかぶりました。主人公が恐ろしく自分勝手で、そしてそのパートナーの器がとても広くて、でも徐々にパートナーも主人公の毒に蝕まれていく。そんな様子が『劇場』とかぶってしまいました。 そんなある意味自由奔放に生きているように見える寧子(=趣里さん)ですが、「あたしはあたしと別れられない。」「津奈木はいいね、あたしと別れられて。」というセリフがとても印象的です。過眠症、鬱、躁などあらゆる適応障害を持ちながら毎日を過ごす寧子。はた目から見ている分にははっきり言って異様に見えるし自分でも基本的にこんな人に近づかないと思うのですが、終盤のセリフで、「分かり合えた瞬間は一瞬だけど、そのほんの一瞬であたしは生きていける」とか、津奈木(=菅田将暉さん)が彼女を美しいと思った瞬間があってそれを理由に一緒にいたいと思ったという感覚は、共感できるしきっと自分にもそんなところがあると強く思いました。 本の原作もあるんですね。鑑賞を終えるまで気づきませんでした。そちらのほうなら津奈木の会社の様子とか、安堂さんのバックグラウンドとかもっと詳しく描写されてるんですかね。ただ、良い、というか興味深い話でしたが、そんなに何度も振り返りたいストーリーでもないので、原作が読みたくなるかどうかは不明です。 躁鬱などの適応障害に理解を深めるための映画というふうにも見えるし、単にこういうヒューマンドラマだと言えばそれっきりなのですが、少なくとも男女の在り方について考えるきっかけにすることはできました。[インターネット(邦画)] 7点(2020-12-31 03:01:46)《改行有》

11.  インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 《ネタバレ》 実は自分、インディ・ジョーンズシリーズはこれが初体験なのですが、それでも観ていて不可解なところが出てこないのがとても嬉しかったです。こういう続きものの最新作って大抵それまでの作品を一通り観てないと面白くないじゃないですか。某海賊映画の二作目なんてそういう意味ではほんっと最低だと思いましたし。 個人的にも「続編作るならそれ単品でも楽しめるものにしろ!!」ってのは常々思ってたことなので、この映画はその点で十分良かったです☆☆ インディシリーズ未見だったので、『JAWS』とか『A.I』とか『宇宙戦争』の印象で、スピルバーグさんは真面目な映画しか作らないと思ってたので、この映画の笑える演出でちょっと印象かわりました(笑)「それは3度落ちる」っていやいや別に落ちなくても他に方法あるだろ(笑)とか思いながら心で爆笑してましたw 『スピードレーサー』と迷っててどっちにしようかジャンケンで決めて観た映画でしたが、いやジャンケン負けてよかった(笑) 映像は近年の最新作としてはかなり古ぼけて感じましたがやっぱり舞台背景に合わせたんですかね。まあ、どっちでもいいです。面白かったので。[映画館(字幕)] 7点(2008-07-14 01:18:15)《改行有》

12.  イナフ 《ネタバレ》 もっと場当たり的に解決してしまう映画だと、途中まで観ててそう思ってた。よくある、ドタバタ暴れまわってるうちにはずみで相手は死んでしまってハイめでたしめでたし、みたいな。 でもそうじゃなかった。ママさんチョーつえぇよΣ( ̄□ ̄;) あんたどんだけヤル気なんだよ!?ってぐらいの気合の入れ方は凄まじかった。そんだけの覚悟をしてるのに最後情けをかけるのはいただけなかったケド。 ストーリーは一言で言えばDV夫から逃げ出す母娘の話。でもこのDV夫がまた、蛇よりしつこい。逃げた母娘が住処を変えても、姿を変えても、名前を変えても見つけ出す。 人間って独占欲の塊なんだな。それは人間の一側面に過ぎないけど、それでもやっぱ側面の一つではあるんだ。欲してる相手に逃げられたら何をしてでも取り返したくなるんだろうし、その相手が別の男といたりすればそれは腹が立つだろう。 でもそれはもう「愛」ではないんだろうな。彼は「愛」があるから追いかけるって主張してたけど。 ほんとは6点くらいだけど、ママさんの変身っぷりに1点プラス! [DVD(字幕)] 7点(2006-11-14 00:38:03)《改行有》

13.  インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア 《ネタバレ》 面白かった感はあったんだけど、何が面白かったと聞かれるとうまく言葉に出来ない。 レスタト(=トム・クルーズ)は結局人間をどんな風に見てたんだろう。一見すると食料としか見てないように見えるけどそれだとルイ(=ブラッド・ピット)を仲間にしたという理由が説明できない…。う~ん。 てかおまえは不死身かレスタト。でも今まで馬鹿にしてたねずみ食いを生き残る為とはいえレスタトもやってしまったことにとても皮肉を感じましたね。 話のスタイルとしては「スパイ・ゲーム」と同じ、冒頭すぐに回想シーンが始まりそれに終始する映画なんですけどこっちはきちんと映画としても楽しめた。インタビューって言う独特の雰囲気もうまく話をナレーション調にすることができてよかった。 個人的にはヴァンパイアのあの卓越した身体能力を使ったアクションシーンとかあったらもっと評価高かったんすけどね。 7点(2004-08-08 20:50:07)《改行有》

14.  いなくなれ、群青 《ネタバレ》 舞台は人口2000人程度という階段島。何らかの理由でその島に集められた人たちが生活している。人口2000人というわりには学校のひとつのクラスにけっこう人数いるなあとか思ってみたり。2000人の内訳はほとんど学生とか若者なのかなあとか思ってみたり。最後まで見て、どういう人たちが島に集められるのかがわかるとそんな気がしてきました。 「自分が捨てた自分の居場所=階段島」という設定は面白かったと思います。ただ、例えば自分のすごく暴力的な面を捨てたような人がいたとしたら、あんな平和な島にはならないはずで、みんながみんなあんなに穏やかな面だけを捨てて島に来たのかという点は不自然と思いました。また魔女の家への階段についても、その程度の規模の島なら見える範囲でも標高なんてしれてるし、てっぺんが見えないような階段なんて物理的にあるのかという点もとても疑問。なのに島の住人たちの間で「絶対に頂上につけない階段」なんて都市伝説のように語り継がれている点も同様に不自然と感じました。実際カメラでも上まで延々と続く階段の画は見せられなかったようで。別に「島」ということにこだわらなくても良かったのかなとか思いました。 七草は悲観的な自分、真辺はまっすぐな自分、佐々岡は怠惰な自分、委員長はいい子ちゃんである自分、豊川さんは困難から逃げ出す自分、、、などがそれぞれ島に捨てた「自分」なのかな?そしてそれを乗り越えたり解決してしまうと島から出ることになるという。 少しストーリーには詩的な部分があり、良くも悪くも婉曲的な話の展開や流れには個人的には少しまどろっこしさを覚えました。もっとストレートに言えばいいのに、行動すればいいのに、と。そういう意味では真辺や佐々岡の行動には共感させられました。七草の真辺に対する、群青の空に存在する見えない星のような距離感で離れていたいという気持ちは一ミリも理解できませんでした。ましてや『いなくなれ、群青』だなんて口が裂けても言えない。島に捨てた人格の一面だったとしてもひねくれすぎていると思いましたが、そう思うのは私だけなのかな。 佐々岡や委員長、堀さんなど、あの島で新たに恋愛をしたり人を好きになってしまって、またはぜんぜん違う事情でうまくいかなくて、また捨てたい自分ができてしまった人たちはどうなるんでしょうか。 それが作品の魅力なのでしょうが、少し謎が多いままというか、ヴェールがたくさんかかったまま話が進んで終わってしまったという感じで、消化不良感がある作品でした。嫌いではないです。[インターネット(邦画)] 6点(2023-01-20 15:15:15)《改行有》

15.  イン・ザ・プール 《ネタバレ》 たまたまですが原作を以前に読んでいました。本と映画でキャラクターのイメージが異なるということはよくありますが、松尾スズキさんはほぼ伊良部先生のイメージどおりでしたね。どっちかというと本と比べて違和感があったのは看護師のまゆみちゃんでした。本ではもっと美人を想像していたのですが(失礼)。まあ映画という時間制限の中、まゆみちゃんがクローズアップされること自体ほとんどなかったわけですが。 さて内容はというと;(1)勃起がおさまらない男性。(2)ガス・電気・鍵の締め忘れなどが気になる強迫観念にとらわれ、なかなか物事に集中できない女性。(3)一日1時間はプールで泳がないと落ち着かない男性。 の三者三様の物語が進行していきます。 どの話も「伊良部先生」という共通点以外はほぼ独立しており(プールの男性などは伊良部との関わりもほぼゼロ)、本でショートストーリーとして読むならともかく、一本の映画としてはどうだろうという印象です。 しかし映画そのものの雰囲気としては、私は好きです。派手なBGMやどんでん返しなどを多用せず、ただキャラクターたちの葛藤を粛々と見せていく過程は、何故だかボーっと見入ってしまっていました。そのへんは邦画の良さなのかな~とか勝手に思っています。 あとは強迫神経症の女性が好感を持って見られました。ちょっと不思議ちゃんな様子とか「ガビ~ン」とか言ってるのがちっとも不自然でなくて、むしろ普段からあんなんなんじゃないかと思うほど役柄にはまっていたと思います。ナイスキャスティング!どちらかというと、オダギリジョーさんのほうが本人とキャラクターとの設定が乖離していた気がしますね。よくTVに出る方なのでなおさらかもしれませんが。[地上波(邦画)] 6点(2012-11-01 17:03:54)《改行有》

16.  イーグル・アイ 《ネタバレ》 どこに行ってもコンピュータに監視されてると言うところは『エネミー・オブ・アメリカ』、そのコンピュータが人間に牙を剥き始めるところは『マトリックス』『2001年宇宙の旅』、コンピュータの描写がどことなく『マイノリティ・レポート』に似てるのは製作に同じ人が関わってるせいもあるんでしょうか(=スピルバーグ氏)。いずれにせよ、国家的な陰謀に巻き込まれるというアクションストーリーが個人的に既視感を覚えます。 ですがその度に高度情報化社会というものの恐ろしさ・その可能性を目の当たりにしている気がして、寒気がします。 この話とは少し違いますが、例えば最近は家中オール電化というものが流行っていますが、停電のとき何も出来なくなるんじゃという不安から、個人的にはオール電化は将来的にもしたくありません。で何が怖いと言うと、そんな停電が東京とかコンピュータが無いとにっちもさっちもいかないような都会で起こったら、そこの人たちどうするんだろうとかそういうのがけっこう怖かったりします。 同じように昨今のようなコンピュータ社会に対する不安を、何もかもコンピュータ任せにすることによる将来的な不安を映画で体現したのが今作であり、上記のような歴代の映画達なんだと思います。 個人的には、どこかコンピュータが自我を持ってしまっているような描写はあまり好きではないです。どうせなら、コンピュータに組み込まれたルールどおりに徹底的に無機質に描かれたコンピュータであったほうが面白かったと思いましたが。[DVD(字幕)] 6点(2011-01-05 16:41:38)(良:1票) 《改行有》

17.  インベージョン 《ネタバレ》 宇宙にも共産主義があったんだwww 「無感情でみな同一であること」そうすれば争いも起こらず安全で平和な世界になるという思想のもと、感染者たちは(ひいてはウィルスが)次々と人々を自分たちの仲間にしていきます。 ここからは映画の感想というか、それを観た後で個人的に思ったことになるんですが、確かにこういう世界になれば争い事は無くなるんだろうなとまず素直にそう思いました。全員が一つの思考で動いていることになるわけだし、ある意味人類補完計画(笑) しかしそれを望むのかと問われればやっぱりNOですね。その思想は突き詰めればロボットと変わらないものだし、生きる意味というものが見出せない。全員で同じ思想のもと何かをやり遂げるというものに生きる意味を見出せるかもしれませんが、やり遂げたことに対して人それぞれに一喜一憂も出来ない社会ならごめんです。まあ、民主主義の国で育った私にしてみたらという話なんであって、異なる文化圏の人ならまた違った意見が聞けるかもしれませんが。 職場でもよく仲間同士で意見の対立や言い争いなど、「なんでこんなに意思疎通がうまくいかないんだろう」「なんでわかってもらえないんだろう」ということが起きますが、こういう映画を観るとそんなことでもしっかり感情を出してコミュニケーションを取るってのが大事なことなんだなと改めて思います。極端な気持ちのアップダウン(すぐキレたり泣いたりとか)があればいいって言う意味ではありませんが。 大事なことは自分の意志。それがなければただの機械です。[DVD(字幕)] 6点(2010-01-14 14:43:14)《改行有》

18.  頭文字(イニシャル)D THE MOVIE まだ他の人のレビュー内容は未見ですが、これはかなり批判食らってそう・・・(汗)。鑑賞後の意見としては、この映画は実写でのドリドリカーバトルを実現できただけですごいんだから、『頭文字D』の名前を使わずにまた別物の物語として作ったほうが鑑賞後の評価はグッと上がると思う。なまじこれを『頭文字D』として観ようとするから観た後に原作とのギャップというか誤差に「あーあ、やっちゃった」感が出て来るんだと思う。そりゃあ確かに『頭文字D』のネームバリューのおかげでここまでの商業効果は出たんでしょうが、きっとそれに乗せられた人の大半は鑑賞後に何らかの拭いきれないものがまとわりついていると思います。本当に、それを抜きにすればすごくいい映画だと思うんです。だからもうオレはこれと原作の『頭文字D』とはもう切り離して鑑賞することにしています。 さて、ここからのレビューはなるべく原作『頭文字D』とは関係ないものとして進めていきたいと思いますが、まずキャラクター陣にあまり魅力がありませんね。いや、決してキャストが悪いと言ってるわけではないんです。ただ物語上のキャラ達が、親にたかって夢ばかり見るバカ息子や、相手を事故らせて勝とうとする走り屋だったり、肝心の主人公・拓海にも物語の最初と最後であまり成長したような印象も受けず、「はて、ところでこいつらは何がしたいんだろう?」と思ってしまった自分がそこにいました。「CGを一切使わない」といううたい文句も現物を観た後ではかなりの語弊があるな・・・、と思わずにはいられませんでした。上述のように、原作のネームバリューでかなりの大もうけをしたであろうこの映画。それを考えると、「映画館が入場料と鑑賞料を別にして、気に入らなかった、あるいはだまされたと感じた映画にはその鑑賞料を払わなくてもいい」、というルールがいつか出来てくれないかと思います。。。 [DVD(吹替)] 6点(2006-03-25 22:22:36)《改行有》

19.  インソムニア 《ネタバレ》 オレも不眠症だったときがあったんで、ドーマー(=アル・パチーノ)がベッドの中でごろごろしながら布団をかぶったり、時計を隠したり、とにかく部屋を暗くしようとしたりしてとにかく寝ようとしているのに強烈に共感しました!ほんっとあれってつらいんですよね。さすがに白夜の経験はありませんが、何時間もベッドでおとなしく横になってるのに、それでも寝れないってものすごく苦痛ですよ、しかもそれが何日も続くんですから。味わった事がある人ならこのつらさはわかると思います。 でも映画全体としては、どれだけ不眠症がつらいかっていうより、ひょんなことからゴタゴタのあった同僚を殺してしまったことをひた隠しにするちょっと見苦しい刑事さんの物語って感じですよね。まぁそれが引き金で不眠症になったってことですが、ちょっとタイトルに持ってくるほどInsomnia(不眠症)ってメッセージは伝わってこなかったなぁ。どっちかっていうと火サスの雰囲気。協力しようって決めたそばから取調室でガキみたいな皮肉アンド暴き合いが始まって、「あーあーもう」って感じでした。ヒラリー・スワンクも別に何がどうってことはなかったし、ふっつーですかね。しいて言えば、ちょっと『クリムゾン・リバー』みたいな雰囲気もありました。雪景色は雄大で綺麗だったし、そこは評価できると思います。 不眠症なんてマジでなるもんじゃありませんよ。経験した事ない人はできれば一生ならないように気をつけましょう 6点(2005-02-21 11:45:43)《改行有》

20.  インファナル・アフェア 《ネタバレ》 「えっ、こっちが警官で実はマフィアの手先で・・・えっ、こっちはマフィアで実は警官で・・・えっ、警官が警察の中のマフィアを探して・・・えっ、マフィアが警察の・・・(リピート)」 疲れました、正直(--;  もっとちゃんと理解しようと思ったらまた何回か観ないとだめかな。 一つだけ言えるのは、ラストが気に食わない。結局生きてるうちに自分の人生を取り戻せなかったヤン(=トニー・レオン)はとても救いようが無かった。愛する人も残し、ただの潜入で終わるはずだったマフィアとして人生を終えてしまい、彼は間違い無く無間地獄を味わってしまっているだろう。だがラウ(=アンディ・ラウ)の方はどうだったろうか。事件が解決し、おそらく昇進もしたのだろう。彼女は失ったかもしれないが彼にはまだまだ未来が残っている。よく世の中で言われてることが、「生きてさえいれば良い事がある」。まさにその通りだろうとこの映画を観た後率直に思った。そして同時にやりきれなさも感じる。物語を観ながら、一番オレが感情移入できたのはヤンだった。理由は、彼が一番人間らしさを魅せてくれたからである。長年マフィアとして潜入捜査してきたヤンが、唯一警官に戻れる所であったウォン警視。彼の死を目の前にした時のヤンは、とても共感するものがありました。それだけに、ラストでの彼の死が悔やまれる。立場こそ逆だったが、同じように生きてきた二人の漢が、ラストで全く別のものになってしまった、そう感じました。6点(2004-10-13 01:13:51)(笑:1票) 《改行有》

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