|
1. 居眠り磐音
原作は数冊読んで、後が続かず断念。NHKのドラマは観ていました。
さて、若手人気俳優の松坂磐音はいかがなものかと、楽しみにしていました。
原作はものすご~~~く長いので、まず導入部分だけと言うのは仕方がないと思います。が、坂崎磐音と言う人がなぜ江戸で浪人になった
のかと言うのは初見の人でもわかると思います。
国元で幼なじみを斬り、江戸に出奔した磐音を優しく見守る江戸の人々が短い時間でよく描かれていました。今津屋の主人が優しくて大らかで大好きなんですが、谷原さんがぴったりでした。
小林琴平役の柄本佑もすごく存在感がありました。柄本親子共演ですね。
品川さんも武村さんも、すごくいいキャラクターなので次回作ができるなら彼らの描写も見たいです。
惜しむらくは奈緒役の女優が下手過ぎたこと。ちなみに花魁道中で、花魁が自分の意志で勝手に立ち止まったり振り向いたりできないと思います。たぶん(笑)[映画館(邦画)] 5点(2019-06-27 17:24:58)《改行有》
2. 祈りの幕が下りる時
《ネタバレ》 原作は読了。そもそも加賀恭一郎役が阿部寛と言うのが適役ではないと思っていたのですが、東野作品は好きなので見てしまいました。
マイナス点:とにかく阿部寛の滑舌が悪く、セリフが満足に聞き取れない。母親が伊藤蘭。なぜ?あの母親からあの息子が産まれる?と言うくらい顔面DNAに無理がある。無理があると言えば、若いはずの山崎努が若くない、老けているはずのミッチーが老けてない。この辺りが映像化の課題かと思います。それと、なぜ映像作品の加賀はあんなに軽いのでしょう?加賀さんは美女を見ても「超美人」とか言いません(笑)
松島菜々子は演技を頑張っていたと思いますが、ボトックスの打ちすぎでしょうか?常に能面のように表情が変わらずショービジネスの世界で生きている人には見えないんですよね。そもそも逃げ回った過去がある人が、人に注目される職業に就くのだろうか??
あのダメ母が夫の実印を使っていくら借金したのかわかりませんが、あの頃にはとうにサラ金規制法が成立しており、あのような取り立てはできないはずですし、お父さんも自己破産すればよかったのに。「白夜行」でも思ったのですが、東野作品はこの辺の詰めが甘い。よって「火車」のような身に迫る危機感を感じることができませんでした。
プラス点:14歳の博美役の女優さんがとても巧く「お父ちゃん!」だけでもらい泣きしそうになりました。泣かせようとするBGMがあざとかったけど。綜合すると2時間ドラマ枠で十分な作品かと思いました。[インターネット(邦画)] 4点(2019-03-25 01:16:11)(良:2票) 《改行有》
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 1 | 4.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 2 | 8.00% |
|
4 | 3 | 12.00% |
|
5 | 6 | 24.00% |
|
6 | 3 | 12.00% |
|
7 | 2 | 8.00% |
|
8 | 6 | 24.00% |
|
9 | 1 | 4.00% |
|
10 | 1 | 4.00% |
|
|
|